2017.07.19

閃輝暗点



閃輝暗点(センキアンテン)、まるで格闘ゲームの必殺技みたいな四字熟語ですが、病名です。

今日の夕方、これに罹ってしまいました。

18:00頃 事務所で立ち話してると、突然天井が眩しく見える…見回しても異常はなく、やり過ごす。
18:10頃 休憩所でスマホを見ようとしたら眩しくて見れない。
スマホを仕舞い周りを眺めると、世界がなんだかギザギザに見える。
18:30頃 事務所に戻ると、視野の左側がモザイクになってる。いよいよ、何かおかしい。鏡で眼球を見ても傷が付いているようには見えない。
GoogleMapで眼科を探す。パソコンを見るのは辛いが頑張って探す。
旧青梅街道ガードを通って新宿駅東口の眼科へ向かう。左半分の視界は先ほどより解像度が高くなってきて、ボヤけて見える程度まで回復するも、通行人との距離感が掴めず何度も人にぶつかりそうになりながら東口にたどり着く。
19:00頃 眼科で受付。視野はほぼ回復するも、頭が重い。
19:30頃 診察。視野の違和感は解消。頭の重さもかなりマシに。

この診察で「典型的なセンキアンテンの症状ですね。」と。あとで、医師にメモを書いてもらいました。




脳の毛細血管が痙攣を起こして発症するもので、30分〜2時間で回復、この症状から重大な疾患になることもないので、毎日発症するとかじゃないなら放置ですと。これからも定期的に発症するし、そのうち「これから発症する」のがわかってくるようになるからとのこと。う〜ん、この気持ち悪いのが今後も度々あるのは嫌だなあ。しかも、原因不明らしい。

この「閃輝暗点」をWikipedia で調べてみると、ページに貼ってある絵が僕が休憩所で見た光景と同じ。このイメージを絵にできる才能はすごいなと感心しちゃったり。

いま21:30くらい。もうスマホをいじれる程度まで回復しました。

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2017.07.18

『経済古典は役に立つ』


KindleUnlimitedにあったので、何となく読み始めた本。しかし、意外に奥深かった。

本書で取り上げる「経済古典」は以下の10冊
・アダム・スミス『国富論』(1776)
・マルサス『人口の原理』(1798)
・リカード『経済学および課税の原理』(1817)
・マルクス『資本論』(1867)
・ケインズ『雇用、利子および貨幣の一般理論』(1936)
・シュムペーター『経済発展の理論』(1912)『資本主義・社会主義・民主主義』(1942)
・フリードマン『資本主義と自由』(1962)
・ハイエク『隷属への道』(1944)
・ワグナー・ブキャナン『赤字財政への政治学』(1979)

いずれも、聞いたことはあるけど読んだことはないなという本ばかりでした。どの本も実際に読むのは難しすぎて、専門家向きだろと思っているものばかりです。
ただ、本書では「古典」を取り上げていると捉えるより、それぞれの経済学者の思想を捉えると考えたほうがいいと思います。書名および発行年は、その時代を明確に示す記号と捉えて読み進めます。時代背景が大切なので、いくつか関係しそうな世界史年表を少し。

1764 多軸紡績機の発明(産業革命)
1776 アメリカ独立宣言
1789 フランス革命
1846 イギリス穀物法廃止
1914-1918 第一次世界大戦
1917 ロシア革命
1929 暗黒の木曜日(世界大恐慌)
1939-1945 第二次世界大戦
(2001-2006 小泉内閣…著者が経済財政政策大臣)

この本で最初の方に強調されて書かれているのが、『偉大な先達が、それぞれ目の前にある問題を解決しようとした』ことです。アダム・スミスもケインズも「目の前の」問題の解決のための提案をしているということです。あくまでも「目の前の」。

アダム・スミスが国富論を書いた時の「目の前」はどういう状況だったか。
まず、本書で、『国富論』以前に経済学はなかったと書かれています。この時代以前は封建制・地主制の社会で、産業革命などで社会が変わっていてって、労働市場の成立や社会秩序の乱れなどが現れてきます。植民地を支配しなければいけないが戦費は嵩みます。この社会の状態をどのように理解すべきかという課題があった時に、アダムスミスが『国富論』を記したのです。国富論で取り上げた問題は①社会秩序②財政赤字③植民地④重商主義であり、重商主義(貿易黒字を目指す政策)を批判し、「見えざる手」(有名なフレーズですね)に委ねるべきだと説きます。

これを受けての18世紀末〜19世紀初頭のマルサスとリカード。このあたりになると産業革命後の経済で、資本家が台頭する社会。地主、資本家、労働者という3つの対立軸で経済が語られています。産業革命の進展により賃金が上昇し労働者が豊かになり、家族が増え、人口が増える。しかし農地がそれほど増えるわけではないので、食べ物がなくっちゃうのでどうする?という悲観論がマルサスの人口論。このままだったら農地を持つ地主が「差額地代」を得て地主だけが豊かになってしまう、なので穀物法(イギリスによる食料の輸入制限)反対!というのがリカードの主張。当時は工業が発達してきたとは言え、まだ農政が経済学の主な議題だったことが読み取れます。

で、時代は飛んでケインズ。僕らの時代の人間にとってケインズ経済学こそが経済学だと思い込んでいる部分が大きい。中学高校の社会の授業で「乗数理論」とか習ったし、経済学ってそれくらいしか習わなかったし。あたかも万能であるかのように日本人に浸透しているケインズ経済学を、著者はあくまでも特定の問題を解決するための理論でしかないと主張するのが、本書の最重要ポイントです。

『一般理論』(1936)前夜の世界経済は、1929年の大恐慌を受けて、とてもひどい状態。強引な政策をもってしてでも解決しなければいけない課題があったわけです。こんな経済状況を放置して自然に良くなることなんて待てないわけです。そこでケインズの登場。エリート中のエリート(であることを、かなりのページ数を割いて著者は主張)が、「正しい」経済政策として公共事業の拡大を推し進めるわけです。この「正しい」がハーベイロードの前提(エリートは常に正しい!)に基づく怪しい正しさだと、著者はブキャナンの公共選択に代弁させています。

さて、ケインズ後の経済論壇こそが、この本のハイライト。ハイエク、フリードマン、ブキャナンと、新自由主義(シカゴ学派)の登場です。彼らも、個々に問題を掲げ、解決を図ります。
ハイエクにとっての問題 = 集産主義
フリードマンにとっての問題 = スタグフレーション
ブキャナンにとっての問題 = 財政赤字

ハイエクは、自然な秩序への信頼によって問題解決を図ります。エリートによる社会工学的な解決方法に対立する考え方です。
フリードマンは、スタグフレーションのメカニズムを解明します。
ブキャナンは、ケインズ的処方は必然的な(財政の)偏りを生むと解きます。
ハイエクは『民主主義は自由において平等を求めようとする。社会主義は統制と隷属において平等を達成しようとする。」まで書き、ケインズ的な大きな政府による統制は隷属であるとまで言ってのけます。
この章は、ケインズ経済学に対する強烈な批判が込められています。

本書の著者である竹中平蔵は、「小泉改革」に際して経済財政政策大臣に就任し、民営化推進や公共事業の縮小などインパクトのある経済政策の先頭に立ってきました。この本が書かれたのが2010年。リーマンショック後に民主党が政権を取っていた時代です。財政赤字か急拡大し、自分がやってきた「改革」が水泡と帰す危機を感じていたのではないでしょうか。なので、ケインズ経済学は万能ではなく、今こそ自由主義に立ち返ってほしい思いが本書に現れているような気がします。

のちに、日本経済史において小泉改革はなんだったのかという評価がなされると思います。その時に、それぞれの内閣が解決しようとしてきた問題は、そして解決の手法はを考える時に、著者=政策立案者の思いを振り返ることができる面白い本なのではないでしょうか。


KIndleUnlimitedの本は変な自己啓発書かエロい本ばかりかと思っていましたが、本書のように読み応えのある本も探せばあるのですね。アンリミ、もう少し活用しなきゃ。

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2017.07.14

『そこのみにて光輝く』

佐藤泰志の小説が原作。

鉱山の仕事に失敗し、世の中から逃げて日々を過ごす達夫。仮出所し両親、姉とバラックで過ごす拓児。そして、拓児の姉の千夏。遁世を送る達也と、再貧困の生活を送る千夏・拓児姉弟の関わりが、重く描かれる映画でした。

鉱山の仕事で活躍する現実世界に戻ろうとする達夫と、再貧困の現実世界からの脱出が図れない千夏・拓児。この人間の組み合わせが、悲劇に悲劇が重なる重く暗いストーリーを織り成します。一縷の望みを描き、それを破壊する物語の酷さに胸が痛む。この世界に希望なんかない、幸福なんか絶対に訪れないという気分にさせられる。

最後のシーン、二人を照らす朝日が、人生の希望を連れてくる光だと信じて幕を閉じる。


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2017.07.05

『清須会議』

三谷幸喜の映画作品。Amazonプライムビデオにあったので、自宅で鑑賞。

織田信長が本能寺の変で亡くなったあと、織田家の跡取りをどうするかを決める「清須会議」が舞台。羽柴秀吉と柴田勝家の駆け引きが映画の主題です。

三谷映画だけあってコメディ仕立てですが、史実に沿う必要があるのが制約なのでしょうか、あまりコメディに突っ走ることもできず、だからと言って人間ドラマに徹することもできず、中途半端な位置付けに終わってしまってるかな、というのか印象。

歴史の主役に躍り出そうになりつつ権力闘争に敗れた柴田勝家が気になりますね。あとでWikipediaじっくり読もう。

清須会議(映画.com)

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2017.07.01

『組織戦略の考え方』

組織論の新書。Kindle版を購入して読みました。

文体が軽く、内容も系統立てて緻密に論理を組み立てるのではなく、感覚論が多い。タイトルに似つかわしくないなあ、組織論では有名な先生のはずなのに、と読み進めました。議論の緻密さはないものの、そのぶん平易な文章になっていて読み進めやすいですね。現実社会の組織について腑に落ちないところが、感覚的に納得できるようになります。

あとがきを見て、本書の文体に納得。雑誌「プレジデント」連載記事を主に単行本に仕立てたそうです。そりゃ、この軽い文体になるわ。

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ユネッサン

6月30日ははるひ野小学校の開校記念日で休み。せっかくなのでレジャーと、箱根のユネッサンに行くことに。

娘が「アレグラ号」(箱根登山鉄道の新型車両)に乗りたいと言うので事前に時刻を調べ、箱根湯本発9時5分の電車を目指して出発します。町田から特急ロマンスカー、箱根湯本からアラグラ号で小涌谷駅まで。

ちょうど箱根登山の線路沿いのアジサイが見頃でした。

偶然、子どもらの友だちが同じ狙いでユネッサンに。合流して遊びました。午前中は雨もちらつき、屋外のプールは寒かった…。

屋外ゾーンの先に、絶景プール(20mの競泳型)と、絶景露天風呂が新設されていました。渓谷を眺めながら、ノンビリできます。

ドクターフィッシュ、ようやく娘(小3)も落ち着いて楽しめるようになりました。前回は怖くて脚を入れることができなかったんですけどね。

午後になり風呂ゾーンでゆっくりし、帰路に就きました。

山を降りる箱根登山に女子小学生、女子中学生の集団がいました。座席に座っていた中学生が大平台で小学生に席を譲ります。なぜ?と聞いたら、そういうルールとのこと。そこで麓から山の上まで毎日通学しているの?と聞いてみると、学校は強羅にあり、自分は伊勢原から通ってるとのこと。別の小学生に聞いてみると、横浜から来ていると。その子は小田原でみんなと別れ、新幹線で新横浜まで行って横浜線で帰ります、と。うちの娘とほぼ同年代なのに、そんなに遠距離通学(しかも新幹線を含む)を毎日しているとは驚きでした。

こちらは観光のため、箱根湯本駅で駅弁を買い、特急で駅弁を食べながらの帰路。

それでも帰宅してヘトヘトでした。

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2017.06.24

将棋会館道場で6連勝

かなり久しぶりに千駄ヶ谷の将棋会館道場に。ダイニングに平成29年2月5日の息子の昇級認定証が貼ってあるので、たぶん4ヶ月ちょいぶり。

道場の中のレイアウトが少し変更になっていて、以前は待合スペースとしてイスを置いてあった場所に手荷物置き場として棚が設置されていました。「同伴のお母さんが待つ場所」が道場の室内になくなり、廊下のベンチで待たなくてはいけなくなったようです。

ここしばらくの藤井聡太ブームで道場も満員になっちゃうのか?と心配していたのですが、杞憂でした。10時過ぎに道場に着いたのですが、盤は3分の1くらいしか埋まってなく、昼頃にかけても半分くらい盤が埋まるくらいでした。この程度の入場客数がいないといい手合いがつかないので、ちょうどいいくらいでしょうか。

で、僕の対局結果。

1局目 対13級(小学校3〜4年生か) 平手先手。相手が2手目☖7四歩など無駄な手が多く、ジリジリと押していけば苦せず勝てた。

2局目 対級位未認定(幼稚園児か) 平手振り駒。王手放置など初歩的なミスのある初心者で、玉を囲うことも逃げ道を作ることもしないままこちらの飛車を成り込めたので、圧勝。

3局目 対級位未認定(小学校4年生くらい)平手振り駒。合い掛かり模様に進んで難しかったが、攻め合いで1手勝ちした。

4局目 対12級(小学校6年生くらいか)相手の香落ち。角交換のあと一直線の端攻めをされて、ひたすら受ける序盤。攻めが切れたスキに王手飛車で飛車角交換をしてこちらの飛車先を出動。相手の駒は1・2筋に集中していてあとは空っぽに近かったので、8筋は簡単に破れ、☖4六金と空中に金を打って挟撃態勢を作って詰み。端攻めは序盤から警戒していたので受け切ったが、のんびり囲いを作ったり攻め態勢を作ってたりしたら端を破られて速攻でゲーム終了だったかなと。この対局だけ簡単な感想戦がありました。

ここでめでたく13級に昇級。

昼飯は、ほそ島や。僕は昨夜に飲み過ぎたのでもりそばのみ。息子は藤井聡太にあやかってチャーシューメンを頼んだけど、チャーシューがたくさん入り過ぎていて食べ切れなかった…。

5局目 対15級(小学校3年生くらい)こちらの香落ち。こちらの棒銀で難なくクリア。

6局目 対7級(中学生か)相手の2枚(飛車角)落ち。矢倉棒銀で8筋に戦力を集中させて突破を狙うも、相手は金銀で上手く角を詰ませられた。結局角金交換ののちに飛車先を破り、取った金を使いながら詰ますことができました。

これで、6戦全勝!かなり調子がいい状態ですが近くで指してる息子が疲れている様子だったので、これで切り上げて帰ってきました。

息子は、対13級に勝ち、対13級に勝ち、対8級相手の飛香落ちに負けの2勝1敗でした。1局目が大人で長考する人だったので、対局数は少なかったです。

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2017.06.11

『あの会社はこうして潰れた』

信用調査会社の帝国データバンクのベテラン記者がまとめた、近年の企業倒産を類型別に集めて整理したもの。

過剰投資、営業不振など倒産事由はいろいろありますが、最近のトレンドは粉飾決算ではないでしょうか。本書でも、いくつかの事例が挙げられています。

気になるのが、じゃあ粉飾しなかったら倒産しなかったのだろうか?ということ。粉飾しなかったら問題なく経営継続できていた会社は少ないのではないだろうか?という疑問を持ってしまいました。実際には、粉飾により(ほんのちょっと)延命していた会社が多いのではと思ってしまいます。ただ、小さなキズだったものが、粉飾によりとんでもなく大きな致命傷になり、経営者は経営責任だけでなく刑事責任まで取らされるようになるというのはありますが。

いろんな倒産事例を見てて感じるのは、キチンと身の丈を知ることがいかに大事かということ。起業して回り始めれば経営者は成功体験で自信が付きますが、ここで勘違いせずに堅実な成長を目指すことが大事なのでしょう。

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2017.06.03

『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』


将棋ソフト「ポナンザ」開発者の山本一成による、将棋ソフト開発の考え方を平易に解説した本です。

評価値のパラメータ調整が人の手によるものから機械学習によるものに変わってきた変遷、チェス・将棋・囲碁のコンピュータ思考の各々の壁、囲碁におけるディープラーニングによるAIの適用など、開発者の視点ならではの説明が、なるほどと思わせる。AIについてはここ最近たくさんの解説本が出ていますが、学者によるそれらの本に加えて本書を読むことで、AI台頭の時代を立体的に捉えることができると思います。

「黒魔術」の記述が特に興味深かった。何であれいい結果が出るんだから適用しとこうという考え。理屈が伴わず結果が出るものに対し拒否反応を示す人も多いと思います。将棋ソフトの世界はそうでなく「黒魔術」をどんどん採用していくコミュニティが成り立ってるんですね。

将棋や囲碁という盤上だけの世界(いわゆるサンドボックス)だけでAIを動かしている著者でも、AIの暴走をかなり気にしている様子が後半の文章からうかがえます。人間をゴリラと誤認識したり悪意のあるツイートを垂れ流すAIが少し前に話題になりましたが、将棋や囲碁は盤上にしか影響が及ばないので、かなり「安全」なAI適用なはずです。なのに暴走が気になるというのは、裏返すとAIの活躍の可能性が相当に大きいと著者は考えているんだと思います。

急激に伸張するAI。そういう時代の目撃者に我々はなっているのかもしれません。

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2017.05.30

『求道心』



神武以来の天才と言われ中学生の頃から70歳くらいまでトップ棋士として君臨した「ひふみん」加藤一二三九段の随筆です。

最近になって将棋ファンになった僕などから見たら単なるカワイイおじいちゃんですが、昔からの将棋ファンにとっては神様のような存在のはずです。

60年以上も棋界にいることで、様々なことを見てきたんだなと、本書を読んで感じます。将棋を愛し、将棋に没頭して送る人生、ステキだなと。

文章のあちこちで、加藤九段は随分と自信家だなあと感じるところがあります。この自信家の部分に実力が追いついているから怖いんですけど。

加藤一二三九段は昨年度にC級2組から降級し、引退が決定してしまいました。引退してなお、将棋界に常に新しい風を吹き込んでくれる大棋士です。今後はより自由な立場で活躍してくださることを期待しています。

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