2017.03.23

『3月のライオン』(映画版 前編)



将棋を扱ったマンガ『3月のライオン』の映画版。コミックもアニメも見ているので、ストーリー的にはもともと知ってたところ。映画館に足を運ぶ半数程度は同様の状況だろうから、原作のストーリーのどこを取り上げて、どのように映像化するかが映画化の見せ所です。

舞台となる将棋の世界は勝負の世界であり、強い者が弱い者を蹴落とし勝ち残る、これだけの世界。身寄りがなく心配する者など誰もいないと嘯く主人公桐山零が、周囲を蹴落とし、あるいは蹴落とされというのが残酷な世界を描いています。

コミックやアニメはもう少しユルい場面で残酷さを中和していたのですが、映画版は2時間18分張り詰めっぱなしの構成でした。濃くまとめたとたいう印象でした、

3月のライオン

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2017.03.16

『言葉にできるは武器になる』



コピーライターのハウツーというか、そういうもの。

伝えなきゃいけないことを言葉として書き出すという作業はなかなか大変で、その辺の技術はバーバラミントの本がバイブル的に使われていますが、あの本の実践はなかなか手間がかかるのでライトなものがほしいところ。

本書はそんなライトさを売りにしているようですが、読み進めてみると内面やら正直やら、そこが一番難しいからクリアするノウハウを探しているんだよ!という僕の声が届いてほしいよなあ…そんなところで躓いている人の存在は、言語を仕事にする人には思いもよらないのかもしれません。

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2017.03.10

『バンコクナイツ』


バンコクの歓楽街の女と、東南アジアで怪しげな商売に手を染めながらフラフラと生きている日本人を3時間かけて描く。

どこか冷めた熱狂とでも言おうか。みんな生きるために必死なんだが、真摯さがなく流されているだけにも見える。貧しさゆえの困難と、アウトローな格好良さが同居した世界観。これを新宿や難波のような身近なところを舞台にするのではなくバンコクやラオスといった異世界で演じることにより、観客がどのような視点で観るのかを試されているようだ。

性、酒、薬、音楽、バス、メコン川と海。いっぱい詰め込まれているが空虚感で終わる、不思議な映画だった。



バンコクナイツ

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2017.03.05

『劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』


ライトノベルなどで展開している物語「ソードアートオンライン」の劇場版アニメです。なぜか息子が「観たい〜連れてって」と言うので、息子の友だち2人含め4人で新百合ヶ丘まで観に行ってきました。

なんだか知らない映画だし現地でチケット買えばいいだろうと思ってたのですが、家を出発するときに念のため混雑情報を確認したら「△」印で空き席わずか。ヤバイと思い慌ててスマホでチケットを買いました。

新百合ヶ丘の映画館に着いたら大混雑でしたが、これは銀魂のイベントが要因のよう。でも、ソードアートオンラインもほぼ満席。観客は中高生が多いのかな。

ライトノベルやアニメ番組のストーリーでは、VR(仮想現実)のゲームに1万人が閉じ込められた事件が描かれており、今回の劇場版はそのゲームの後の世界が描かれています。今回のゲームはAR(拡張現実)という比較的軽い仮想空間でのゲームが舞台。

現実世界/AR/VRの世界観を理解することが、ストーリーを楽しむための必須条件。しかし、世界観の概念が難しく、この世界観について無知な私は世界観を追いかけるだけで精一杯で、映画の世界に没頭することができませんでした。正直言って、映画を楽しむための予習が圧倒的に不足していました。

息子がずいぶんとストーリーに感動しながら観ているなと不思議に思ってたのですが、実はAMAZONプライムビデオにアニメ番組版が入っていて、きちんと予習済みだったようです。




ソードアートオンライン劇場版

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2017.03.04

1ヶ月振りに参宮橋公園

朝の通勤時、1本早い電車に乗って参宮橋で降り、職場のある新宿まで歩くってのをよくやる。

しかし、洗濯を自分の家事として引き受けてから「1本早い電車」になかなか乗れず、しばらく歩けてなかった。

昨日、久しぶりに1本早い電車に乗ることができたので、参宮橋駅で降りた。Runkeeperのログを見ると前回は2月3日だったようで、実に1ヶ月ぶり。

前回(2月3日)の参宮橋公園の河津桜はこんな感じ。咲き始め。




だが、昨日(3月3日)には、もうだいぶ散っている。



もう、一つの季節をまるまる飛ばしてしまったようだ。

西参道を歩いていると、なんだか風景が違う。




歩いていなかった1ヶ月のうちに、歩道橋の撤去工事が完了していたようだ。

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2017.02.27

『経済数学の直感的方法』


『物理数学の直感的方法』の著者が経済数学について書いた本の第2弾。正規分布の話から、ブラックショールズ理論と伊藤のレンマに展開します。

数学的な厳密さは置いておいて、数学の示す世界のイメージだけを掴んじゃおうという長沼氏の手法は確率統計の世界でも炸裂しています。

正直言って、この本を軽く通読しただけでは作者の言いたいことが全て理解できるわけではありませんが、
・ブラウン運動の拡散が√tに比例する数学的な理由
・連動性が曲線の場合に裁定可能なポートフォリオが作成可能
の2点を知っただけでも大満足です。

前書きにある「1〜2週間」しっかり読み込みつつ、巻末にある主要参考文献も手に取れば、ブラックショールズ理論も使いこなせるようになるのでしょうか。あとはテイラー展開を自分の手で計算してみると一番なんでしょうけどね。

今週の週刊ダイヤモンドがデータ分析の特集だったし、本書を土台にしてもう少しこの世界の本を読んでみましょうかね。

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『ラ・ラ・ランド』

ミュージカル映画。若干のノスタルジーを含ませながらの現代アメリカの表現を歌と踊りに乗せて。

作り自体を古臭いと見せかけて、意表を突いた所で音楽が入ったり静寂を差し込むやり方に驚く。アイテムとして気になるのがiPhoneとプリウス。この2つのアイテムが、舞台が80年代ではなく10年代であると主張する。クルマの発進シーンがプリウスのモーター音とかありえないと感じたのですが、みなさんどうなんでしょう。今後の映画の発進シーンはこうなるのか。

ミュージカル映画としてうまいなと思ったのがiPhoneの通知音。例えば通知音「マリンバ」が話の流れをぶった切るわけですよ。現代のあるあるを巧みにスクリーンに反映させつつ場面を切り替える。

ノスタルジー + プリウス + iPhone。ノスタルジーを醸し出すためのジャズ音楽なのか、現代においてジャズ音楽だけが時代に取り残されている表現なのか。とにかくプリウスとiPhoneだけが気になった128分でした。



ラ・ラ・ランド公式サイト

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2017.02.23

アンペアブレーカーのデジタル化

2011年の震災後、自宅での省電力を意識するように東京電力との契約を40Aから30Aに下げていました。

子ども部屋にもエアコンを付けエアコン4台体制になったので、さすがに30Aでは不足。で、契約を40Aに戻すことにしました。

アンペアブレーカーの交換工事が来たのですが、取り付けられたブレーカーはこんなのでした。



ブレーカーっぽくない白い箱。

聞くと、スマートメーターの子機になっているらしく、電流超過の制御はスマートメーター側で行ってるとのこと。今後の契約アンペア変更はアンペアブレーカー側ではなくスマートメーター側での設定。

電流超過を検出した際はいったんブレーカーが切れ、約10秒後に復電する設定になっているのだとか。こんな場所は物理スイッチが当然なんだと思ってましたが、ソフトスイッチで制御する時代なんですね。

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ガスコンロの赤い炎

最近、ガスコンロの炎が赤い。



不完全燃焼だろうな。空気調整しなきゃいけないなと思ってました。

で、ガスコンロの空気調整に着手…どこをどう探しても空気調整のツマミらしきものが見つかりません。取扱説明書にも、該当項目なし。ネットで探したのですが、どうやら最近のガスコンロはユーザーでは空気調整ができないらしいことがわかりました。

もしかしたらどこかが詰まっているのかもしれないと、五徳、汁受け、バーナーキャップを外して大掃除。乾燥させて点火するも…やはりまだ炎が赤い。もうこれ以上やることないよ…こないだ冷蔵庫洗濯機エアコン買ったばかりで、もう耐久消費財を購入する資金もないし。と困って、さらにネットで対処方法を探します。


実は、どうやらこいつのせいらしい。



超音波式加湿器。


これが原因らしい。室内の空気中に水分とともに水道水に含まれるミネラル(カルシウム、ナトリウムなど)をばら撒いていて、そのミネラルがガスコンロで炎色反応しているらしい。

まあ、原因が確定したわけではないですが、炎が赤いと思い始めたのと加湿器を使い始めたのがだいたい同じ時期なので、しばらく様子を見ようと思います。

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2017.02.13

『プロ棋士という仕事』

将棋の青野照市九段(将棋連盟専務理事)が、プロ棋士という仕事について2ページ1題で語る本です。

将棋棋士の仕事の紹介が表立ってのテーマですが、これ実は棋士界のお金の流れを明確にみんなに理解してもらうために著した本ではないかと感じます。

棋士の収入についても、具体的な数字は伏せているものの、2年目サラリーマンなどの比較で、腑に落ちやすい解説がなされています。

中身をきちんとわかりやすく解説することによりスポンサーにお願いしやすくする、そんなことを狙ってわざわざ書いたのではないでしょうか。

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