2016.09.17

『秒速5センチメートル』

『君の名は。』で自分の中で新海誠ブームなので自宅で鑑賞。君の名はと同様に、写実的な風景画に青春を乗せた映像。桜が舞う東京、雪の舞う栃木、そして種子島の海。

いろいろ思考を巡らせた結果周囲からの距離感が出てしまう感覚はKANの「めずらしい人生」的だなあと思いながら観てたら、ラストは山崎まさよしの「One more time,One more chance」。この歌は僕の中で亡くなった元カノと重なってしまう部分があり他の印象を付けられてしまうのが嫌な部分があったが、そんなの僕の勝手なので仕方ないか。

秒速5センチメートル


その他…

・One more time…を使うのになぜ豪徳寺なのか。東横線を舞台にして、一度は桜木町(東横線廃止前)を登場させてほしかった。
・豪徳寺に小田急線の踏切ってあったっけ?
・遠野貴樹の父はIHIに勤めるエリート技術者?

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2016.09.15

四谷三丁目から信濃町

会社の昼休みに四谷方面を散歩。丸ノ内線で四谷三丁目まで移動。

四谷三丁目から裏道を歩いていると、質屋閉店の看板。個人邸を兼ねているようですが、受戻しのみ営業らしいです。このへんは法律の縛りでしょうか。



円通寺坂方面へ。と言っても、どの坂が円通寺かわかりません。



でも、この三叉路にある建物の風情がいいな。



この辺りはちょっとした寺町らしく、寺院がたくさんあります。



そして、ここが牛乳屋さんの門。あとでわかったのですが、ここの門の辺りが凹地なのがいい効果になっています。(何の?)




この路地を入って行くと、須賀神社の階段があります。




あの階段ですね。



そう、あのシーンの階段です。




神社の参道階段は南向きに作られることが多いのですが、この神社の階段は変則的に北向き。しかも階段下の路地の先が凹地地形になっていることで「絵になる」風景になっています。

階段上は「聖地巡礼」の人が何人か。週末はちょっとした祭りになってるのかもしれません。






階段を登った所に神社。



おみくじを引いたら「吉」でした。

階段の向こう側(南側)も、寺院がたくさんあります。






信濃町方面に歩いていたら「暗闇坂」の標識。これは行ってみなきゃ。





なかなかの坂道っぷりです。





坂の下には公園。階段脇のものがスロープなのか滑り台なのかがわかりません。





谷底の広くなった所が公園になっているのですが、信濃町側に階段のがあるので、そこを登って帰ることに。






階段の上は創価学会のワールドでした。本部はじめ、周辺施設がたくさん集積しています。





信濃町駅近くの雑貨屋は、「婦人部総会の開催大変におめでとうございます。」など書いてあり、学会員御用達っぽい雰囲気です。





雑貨屋向かいのビル地下の入口。このダンジョンに入っちゃうと生還できなさそう。



信濃町駅前まで出てきました。




おや、駅の向こうの歩道橋は?




この歩道橋ですね。

と、今日は「わかる人にしかわからない」謎な散歩でした。

信濃町駅前から代々木のドコモタワーを望む光景はこんなです。




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2016.09.12

『君の名は。』



夢と現実の境目は曖昧だし、夢ははかない。

東京の男子高校生と、岐阜県の山奥に住む女子高生が入れ替わる物語。その入れ替わりが、夢なのか現実なのか。そんな曖昧な感覚をスクリーンに置いて、彗星の接近日を迎える。

ファンタジーとドラマの間の世界を、アニメの良さを生かして表現している。東京の街、飛騨の村。美しく描けるのはアニメだからこそ。新宿駅周辺もかなり描かれていましたが、現実の新宿とは違い「憧れの東京」を演出していました。

作品後半の出来事。これだけ強烈な出来事にも関わらず、所詮は夢だから曖昧な手触りのまま。四谷須賀神社の階段でのシーンで、ハッとする。

君の名は。

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2016.09.08

『超高速参覲交代』


幕府中枢の某略により無理な参勤をしなければいけなくなった小藩大名の道中記。2年前に公開された映画ですが、続編の公開を控え話題になってたので気になってました。Amazonプライムビデオにあったので自宅鑑賞。(昨日地上波放映があったそうですが…)

40里(300km超?)を5日で移動する必要があり、少人数で山道を走破するというもの。通常の参覲交代では大名行列を組んでのんびりと歩くのですが、この映画の場合は様子が全然違います。道路条件が非常に厳しいところを、野宿しながら移動するわけです。

この映画を観ながら思ってたのが、そもそも武士ってのは軍人であり、戦争の目的で存在する身分。江戸時代中期は戦争なんて現実的ではなく、武術も形式的な訓練に近かったと思います。しかし江戸時代の武士制度の下敷きになっているのは戦国時代の武士。この時代は野戦も遠征も当たり前で、そのスキルがなければ生き残れないはずです。超高速参勤交代で描かれた野宿も、戦国時代の武士なら当然にできていた技術なのではないかと。

参覲交代の時限も、戦争が起こった時に指揮官の期待通りの時限までに指定場所に兵を参集できなければ戦にならなかった時の名残だよね…と、江戸時代の武士の「理不尽」を描いた映画を観ながらずっと思ってました。

作品は?…楽しかったけど、続編を劇場で観るほどでは。続編がプライムに上がってきたら観るかもね。

超高速!参覲交代(松竹サイト)

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Kindleで雑誌を読む

月千円弱で読み放題サービスを提供するアマゾンの「Kindle Unlimited」が始まって1か月ちょとが過ぎました。

Kindle化されている本が全て読み放題なのではなく、その中の決まった本だけが読み放題です。正直言って「書籍」はあまり魅力的なラインナップではないと感じています。

しかし、「雑誌」がなかなかの魅力的なラインナップ。将棋ファンには欠かせない「将棋世界」、自転車乗りには欠かせない「CYCLE SPORTS」「BiCYCLE CLUB」なんかも読み放題で、これだけで月千円の元が十分に取れてしまいます。「PEN」「Casa BRUTUS」「Mac Fan」「Newsweek」「Hanako」など気になる雑誌もUnlimited対象。だけど、正直そこまでは読み切れない。この辺はつまみ食いで読むかな。

とまあ、月千円払うKindle Unlimitedは僕にとって主に雑誌を読むサービスになっています。ところで、雑誌は他のKindle本と大きく違う特徴があります。まずは、固定レイアウトであるということ。文字をKindleで表示するのではなく、誌面イメージをKindleに表示します。ここで、雑誌は元のサイズが大きいことが大きな要素になります。普通の本なら文庫本からせいぜい四六版(約A5版)くらいなのですが、雑誌はA4版が多いです。さらに、雑誌はカラーのページが多いこと。そんな特徴がKindleで読む雑誌にあります。

で、僕が使うことができるKindle端末は下記のとおり。

Kindle Paperwhite(第3世代) 6インチE-Ink 758x1024(212ppi)
iPad 2 9.7インチ液晶 768x1024(132ppi)
iPad Pro 9.7インチモデル9.7インチ液晶 1536x2048(264ppi)
iPhone 5s 4インチ液晶 640x1136(326ppi)
HP Pavilion 15 ab-000 15.6インチ液晶 1366x768(100ppi)

iPhoneは小さすぎて、そもそもA4固定レイアウトの雑誌を読むためのデバイスとして話になりません。

Kindle Paperwhiteも、6インチのディスプレイですので長辺が122mmしかなく、A4(297mm)の41%(面積にすると17%)で、読むのに現実的ではありません。モノクロ表示しかできないのも、カラー主体の雑誌では大きな欠点です。Kindle Paperehiteでは固定レイアウト書籍の拡大表示ができるのですが、操作性が非常に悪く、常に拡大表示で読み進めるのは現実的ではありません。なお、A5版で白黒記事主体の「将棋世界」はギリギリKindle Paperwhiteで読むことができます。

ノートパソコン(15.6インチ)は横置き固定なので、縦レイアウトの雑誌を読むのは現実的ではありません。

iPad 2。5年位前の機種で、もうサポート対象外のデバイスです。でも、わが家では現役。この辺りが、A4版雑誌を読むのに微妙なところ。9.7インチ液晶の長辺は198mmと、だいたいA5サイズ(長辺210mm)と同じサイズ。原版から比較して、66%(面積で50%)の大きさで読むことになります。文字は、きちんと認識できます。しかし、文字フォントがにじんでしまい、かなりストレスがたまります。なお、ダブルタップでスムーズに拡大できるので、横画面で拡大表示だと原版とほぼ同じ文字サイズで読むことができ、比較的快適です。

最後に、ipad Pro(9.7インチモデル) そもそもiPad2の動きが遅くなったので更新機として買ってきたもの。用途はiPad2と全く同じ利用方法です。大きさも変わらないし、KindleもiPad2と何ら変わらないだろうと思っていました。しかし、A4版雑誌を読んでiPad2との違いが歴然。「原版から比較して、66%(面積で50%)の大きさ」はiPad2と何ら変わらないのですが、何と文字が「くっきり」見える。雑誌の66%縮小表示が、非常に見やすいのです。拡大しなくてもストレスなしに読める!これには驚きました。Retinaディスプレイって言っても、何の実用性もないと侮っていました。実際、Minecraftのようなゲームでも、AmazonビデオやYoutubeのような動画でも、Retinaの良さを実感することはありませんでした。まさか、静止画のKindleでRetinaの良さがわかるとは。

ということで、雑誌をKindleなど読書アプリで読みたい人は、9Retina相当解像度の9.7インチ以上をお勧めします。

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『将棋戦型別名局集3 矢倉名局集』

将棋の戦法書や手筋書を読んでいて痛感するのが、頭の中で棋譜がすんなり盤面とリンクしないこと。いちいち盤面図を見て、座標を確認して、駒の動きを考えなければいけない。正直、棋譜をソラで読めるのは2~3手くらい。それじゃ棋書の勉強の能率も悪いし、モバイル中継や新聞の将棋欄の楽しみも半減。そんなわけで、棋譜並べを集中的にトレーニングしてみようと思い立ちました。

ちょうど「戦型別名局集」というのが順次リリースされているので、そのうち居飛車戦型で駒の進め方にも馴染みのある四間飛車のKindle版を購入、この本で100局の棋譜を並べることにしました。

とりあえず、今回の棋譜並べの目的は「棋譜を並べる」です。ここで指し手の意味を考えたり、解説から勉強しようとは全く思わず、とにかく機械的に棋譜を並べることにしました。はい、単なる作業です。

1局あたり15分くらい(慣れてきたら10分くらい)かかるので、この本の100局で20時間くらい費やしたかな。購入履歴を見ると、2か月くらいかかって並べたようです。毎日1時間(4~6局)並べれば、3週間で済むはずなんですが。

たぶん、棋譜並べはだいぶ慣れたと思います。これで、新聞の将棋欄は楽しめるようになるかな?と思ったのですが、あいにく今日の将棋欄は入玉将棋の最終盤で棋譜の長く、難しすぎました。

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『ナニワ金融道』

大阪の街金を描いた昔のマンガ。バブル崩壊前後からスタートしたっぽい。でも、ヘタウマな絵などから、もっと昔の時代のものかと勘違いしてしまう。

ちょっと弱みのある人間を、借金というきっかででどん底に陥れる。普通は躊躇してしまう仕事ですが、主人公灰原がだんだんその仕事に慣れてくる様子も見もの。

時代が古く個人情報保護なんて概念のなかった時代のマンガなので、信用情報なんかもバシバシ取っている(プッシュホン電話機で取得!)わけですが、今の時代から見たら、恐ろしい時代だったなと。

金をつまませて、すべてを取り上げる。僕はここまで非情になれないなぁ。

Kindle Unlimitedで7巻まで読み放題だったので、7巻まで読了。そこから先は読んでいません。

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2016.08.30

『限界集落温泉』


伊豆の廃村寸前の温泉街を舞台に地下アイドルが活躍するというコミック。
Kindle Unlimitedであったので読んでみました。

タイトルから、限界集落の復興話かなと思っていたのですが、実際はどちらかというと地下アイドルを軸にオタクの力を結集してイベントを盛り上げていくというストーリーに近いかな。

限界集落云々とか、ネットアイドル云々と語るとこのストーリーはつまらないし、薄っぺらにも感じてしまうと思います。いろんな人がいろんな力を持って集まったワイガヤ感を軽く味わうのがいいのではと思います。

オタクの力を活用するあたりは、少しブラック企業的要素もあるかなと心配になってしまいます。


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2016.08.22

『覆す力』(再読)


棋士の森内俊之九段の2014年2月の著書。2014年11月に読了済みなのですが、先日会社の人が貸してくれたので、再読しました。

当時に比べたら、だいぶ将棋の制度は理解してるつもり。かなり違った感覚で再読できました。

勝負の好不調の捉え方。負けるときもある、負けたときこそ学ぶ時だという考え方が強く印象に残りました。勝負事だって人生だって、勝ちっぱなしにはなれないわけで、そこをどう割り切り、次に生かせるか。そんな気付きを得ました。


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2016.08.21

『さいはて紀行』


多くの人が気にはなるけど、関係すると面倒くさい気がするからスルーする珍スポット。こういう所にほぼ丸腰で真正面から飛び込んで行く著者のエッセイ。

場末のストリップ劇場、ゲイ劇場、昆虫食、キリスト看板。どれも、興味はあるけど触れたくないところですね。そもそも関わることにリスクがありそうだし。そんなリスク感より好奇心が勝る無邪気な女性がハラハラドキドキで面白い。若いお嬢ちゃんだからこそ許させる部分も存分に使いながらのレポートなので、絶品です。


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