『まっとうな経済学』
以前読んだ『ヤバい経済学』の二匹目のドジョウ?と思って本棚に積んでいました。
読んでみると、平易でまっすぐな経済学書でした。『ヤバい…』との関連性は見当たらず。
前半は、希少性についての記述。価格維持に希少性は重要です。特に、土地。あまり突き詰めると、80年代後半の土地バブルになってしまうので、そのへんはほどほどに。
後半は、通商について。自由貿易、万歳。「底辺に向かう競争」にはならない、と本書にあります。『フラット化…』とは反対の意見ですね。さて、このあたりの証明がほとんどなかったので、逆にとっても気になります。
| 固定リンク
コメント