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2008.04.29

『阪急電車』

阪急今津線を舞台にしたショートストーリー集です。

阪急今津線という微妙に上品でのんびりな温度を利用して、いいタッチに仕上がっています。関わりのない人と人を乗せて走る電車。そこをうまく絡ませながら物語を展開しているのが面白い。それぞれの話も、一つの電車を時間軸で絡めています。

でも、ところどころグサッと刺すようなとげとげしさがあるのは、やっぱり今津線も都会の電車なんだという表現なのでしょうか。

実は、私は兵庫県伊丹市の西部で育ち、今津線はけっこう身近です。武庫川の向こうに走っている電車。小説の中の風景がよみがえって、より楽しめました。ちなみに宝塚駅は弟が住んでいるところの最寄り駅。

ところで、電車の路線の呼び方。関東では「○○線」ですが、関西では「○○電車」が主流ですね。

阪急電車 / 有川 浩 / 幻冬舎 / ISBN978-4-344-01450-3

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コメント

関東 ~線
関西 ~電車

知らなかったです。

関東 ~年生
関西 ~回生

と同じくらいの違いを感じました。
で、名古屋はどっちに属するのだろうか。ちょっとした疑問が湧いてきました。

投稿: tiktik | 2008.04.29 22:50

私は宝塚線の「売布神社」という読み難解な駅が実家でして、今津線は通学電車でした。こんなローカルな本があるなんてビックリ。今度ぜひ読んでみます(・・・って、この本、関東で販売してるんですか??)

投稿: Shunママ | 2008.05.02 12:21

>TIKTIKさん
Yahoo!で検索
名鉄電車→約301,000件
名鉄線→216,000件
で、名古屋はやや○○電車が優勢ですね。

ちなみに、
阪急電車→約1,440,000件
阪急線→約626,000件
で、関西は○○電車が優勢
小田急電車→約3,110,000件
小田急線→約7,540,000件
で、関東は○○線が優勢ですね。

投稿: くろかわポタリング研究所 | 2008.05.02 22:08

>SHUNママさん
妻に頼んで、ポストに入れておきます。

投稿: くろかわポタリング研究所 | 2008.05.02 22:09

ありがとうございました!
6年間小林駅に通い、逆瀬川や南口は学校帰りの寄り道駅で、仁川にはお稽古ごとや競馬に通い、甲東園には兄が住んでいて、西北には通院。タカホは兄・姉が結婚式を挙げたホテルでもあります。そして実は私、宝塚歌劇のファン。。。今津線は私にとって庭みたいなものですから、登場している「お店」だの「本屋」だの「駅の待合室」だの全て頭に浮かべながら読むことができ、とってもとっても懐かしかったです。
最初著者は男性だと思って読みすすめていたのですが、あとがきで女性と分かって納得です。
今週末、奥様にお返しにあがります。

投稿: Shunママ | 2008.05.08 12:03

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