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2008.07.29

『電車の運転』

電車の運転手経験者の著者が、鉄道について書いた本です。

鉄道工学的ななことが平易に書かれていて、かなり興味深く読み進みました。

2章から4章まで、「発車と加速」「走る」「止まる」と整理して、西阿知駅から倉敷駅までの運転台の風景と重ねて書いているのが、素晴らしいです。

5章以降は鉄道設備(車両、地上とも)について記述。安全を守る生身の鉄道の視点で書かれているのが新鮮です。

この本を読み進めて、数年前に発生した福知山線脱線転覆事故のことが何度か頭をよぎりました。著者も、この事故のことを念頭に置きつつ書いているのではと想像します。

普段利用する小田急や京王の新宿駅は、頭端駅。この本を読んで電車のブレーキ操作が難しいことをしると、頭端駅に当たり前のように到着する通勤電車に感服です。

電車の運転 / 宇田賢吉 / 中公新書 / ISBN9784121019486

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