« 『でんしゃはうたう』 | トップページ | ザ・プライス西新井 / アリオ西新井 »

2009.05.07

『日本三文オペラ』

1月に『貧民の帝都』を読んだときから読み直したいと思っていた本です。

現在の大阪城公園駅辺りに戦後発生した「泥棒部落」が小説の舞台です。

まさしく底辺に追い込まれた人間たちの汚くエネルギッシュな生きざまが描写されています。えげつないなあ、というのが感想。生活の様もえげつなければ、描写もえげつない。

この小説が書かれたのは昭和34年。ずいぶんと昔のことに感じますが、私が生まれる「たった」13年前のことでしかありません。開高健が実際に泥棒部落を訪ねて執筆しているのですから、誇張があるにせよこの時代の大阪にこんな場所があったのです。驚かざるをえません。

日本三文オペラ / 開高健 / 新潮文庫 /ISBN9784101128023

|

« 『でんしゃはうたう』 | トップページ | ザ・プライス西新井 / アリオ西新井 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『でんしゃはうたう』 | トップページ | ザ・プライス西新井 / アリオ西新井 »