« 麻生市民館で模型飛行機 | トップページ | 永山まで歩いて »

2010.06.02

『MBAリーダーシップ』

グロービスの「MBA」シリーズの一冊です。組織のリーダーとして、組織をどう変革させるかというテーマを教科書的に書いています。フォントも小さくページ数も270頁以上あってボリュームが多いのに加え、内容も重いので読むのに時間がかかってしまいました。本当であれば通勤電車内でなく、座学的に落ち着いてじっくり読むべき本ですね。

本書では最初に、リーダーシップ行動モデルとして、要因重視⇔結果重視という軸と論理重視⇔感情重視という軸を使って4象限に分け、それぞれ「戦略実行(要因×論理)」「目標達成(論理×結果)」「人材育成(要因×感情」「価値創造(結果×感情)」と分類しています。その分類を用いて、本書を通じてリーダーシップの活かし方を説いています。

リーダーシップを論じる本は「リーダーとはこうあるべき」と断じているものが多い中、こうやって人の特性を分類し、それぞれを分析する手段はさすが教科書的な書物だなと感心しました。これで、反発することなく読み進めることができます。また、人それぞれのリーダーシップのあり方があるんだという納得も生まれました。

ただ、この本では、従来のリーダーシップは戦略実行型を重視しすぎていたが、組織のパフォーマンスを上げるためには人材育成型など他の行動特性を重視すべきと言っています。この辺は、僕も意識して仕事に取り組んでみます。

ところで、システム開発などの役職名では、リーダの上にマネージャーがいるイメージが多いのですが、本書でのリーダは課長以上社長までが扱う対象でした。大きく出てるなと思う部分があったのですが、最後のほうにそのことに気づき納得です。また何度か読み返し、より上位職からの視点はどんなか?と思ってみるのもよさそうです。


MBAリーダーシップ / グロービス・マネジメント・インスティテュート / ダイヤモンド社 / ISBN : 4-478-72026-6

|

« 麻生市民館で模型飛行機 | トップページ | 永山まで歩いて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 麻生市民館で模型飛行機 | トップページ | 永山まで歩いて »