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2011.02.10

『多摩ニュータウン開発の軌跡』

『多摩ニュータウン開発の軌跡』
パルテノン多摩で1998年に開催された企画展のカタログです。入手が難しいと思われる冊子ですが、永山図書館に置いてありました。(公共図書館はこういう面で貴重です。本代を浮かす目的だけではもったいないですよ!)

多摩ニュータウンは諏訪団地、永山団地の入居開始が1971年なので、それから27年を経ての振り返りとなります。まだ、開発前夜の記憶が甦る、そんな時期の企画展です。

農村に押し寄せてきた「巨大実験都市」。農民にとっては津波のように押し寄せてきたわけです。しかもはるひ野や港北NTのような土地区画整理事業ではなく新住宅市街地開発事業なので、波をただただ被るだけ…もともと住んでいた人々の大変さは想像を絶しますね。

新たに住んだ人も、電車がやって来るまではバスで聖蹟桜ヶ丘まで行く日々。本当に暮らしていけるのか、心配が続いたのではないでしょうか。

この企画展が行われた時期は、多摩ニュータウンが発展から成熟に転換を迎えた頃に該当すると思います。小学校の統廃合なども始まり…という時期です。(ただし、若葉台地区は未入居) このタイミングでの振り返りは非常に重要だったと思います。初期の住宅が建て替えという今、多摩ニュータウンの足跡をもう一度振り返ることは、この先の多摩ニュータウンを考えるために必要でしょう。

多摩ニュータウン開発の軌跡 「巨大な実験都市」の誕生と変容 / パルテノン多摩 / ISBNなし

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コメント

こんにちは。
これは貴重な資料ですね。
1998年から12年後の今もずいぶん変化があったのではと思います。
今なら高齢化が進む街なのかな。
尾根幹線の整備も課題に残るし、成熟期に入ると課題が山積している感じもします。

投稿: つるかわ住人 | 2011.02.11 11:59

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