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2011.07.01

『会計不正』

永山の古書店で見つけた本です。自分が今やっている仕事が会計監査の監査対象なので、会計士が監査で何をしようとしているのか気にしていたところにこの本を見かけ、手に取りました。

粉飾決算は、ライブドア事件のような手の込んだもの以外は、売掛金か在庫の操作にて行われます。架空売上、架空在庫のみならず、押込販売や不良在庫なんていう、分かりにくい不正会計も紛れ込みます。そういうものが紛れ込まないように、万一紛れ込んでも気付くようにJ-SOX下での内部統制体系が組まれています。(私の仕事も内部統制において重要なポジションにあるわけで、だからこそ面倒臭い会計士監査対応をしなければいけないのです。)

本書は、会計士に対して、会社法監査・金融商品取引法監査において持つべき心構えを説くのがメインでした。会計士は、ただ単に仕訳や法律を知っているだけでなく、クライアントのビジネス構造や利益源泉なども把握する必要があるんですね。そういう視点で監査に臨んで来るとあれば、僕も事前に勉強しなければいけないことは山ほどあります。

本書の章の一つに、監査報酬制度のことが触れられています。日本においては監査報酬水準が低く監査法人として困っていることが愚痴っぽくダラダラ書かれていて、うんざりします。

ちょうど先日、ライブドア事件の堀江貴文氏が収監されました。その歳に着ていたシャツに、有価証券取引法違反企業リストが書かれていました。それらの事件の概要と背景も知っておくことが、内部統制に関わる仕事をする上で必要なんでしょうね。

会計不正 会社の「常識」監査人の「論理」 / 浜田康 / 日本経済新聞社 / ISBN9784532313944

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