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2011.12.09

『舟を編む』

三浦しをんの小説です。Twitterで書名が目についたので、手に取りました。

辞書を編集するという仕事を舞台に物語が進みます。十数年という長い時間がかかる、しかもとっても地味なプロジェクトです。スパイスの効いた個性を持った編集部員が、POPだけど深い物語を仕上げています。

一語一語へのこだわり、紙へのこだわり。単なる道具、普段は机の邪魔者でしかない辞書ですが、これだけの品質への追求があるんだなあ…

後半の品質への追求のところは、最近読んだスティーブ・ジョブズの伝記と重なる部分が多く感じました。どんな仕事でも、トコトンつきとめなければいけないのです。エクセレントを求めなければならないのです。

三浦しをんらしい軽くて粗削りの文体ですが、それでもじわじわとのしかかってくるストーリーでした。

舟を編む / 三浦しをん / 光文社 / ISBN9784334927769

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