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2012.02.13

多摩川オフが来月で終了

FCYCLEという自転車乗りのグループがあります。

パソコン通信「NIFTY SERVE」のフォーラム(興味を持ったテーマごとに開設されていた掲示板のようなものです)に「FCYCLET(エフサイクル・ツーリング)」「FCYCLER(エフサイクル・レーシング)」というのがあり、そこに集っていた仲間です。パソコン通信規格が終了してWEBフォーラムへ移行、その後NIFTYがフォーラムそのものを廃止してしまったので、folomyというサービスに移動して繋がっています。

私が自転車を始めたきっかけがこのFCYCLEで、今も自転車で一緒に行動する仲間はFCYCLEの繋がりの人がほとんどです。

このFCYCLEの定例行事として「多摩川オフ」というのがあります。毎月第2日曜日に開催される集まりです。二子橋に集合し、多摩川サイクリングロードをみんなで走って府中郷土の森の土手で昼食を食べて語り合うという会です。FCYCLEのメイン会合と位置付けられている集まりでした。

この「多摩川オフ」が、来月(2012年3月)をもって終了するというアナウンスがされました。

実はFCYCLEの活動も低下してきているのも事実です。NIFTY SERVEのフォーラムというのは元祖SNSと言ってもいいサービスでした。しかし現在はTwitter、Facebook、mixiなどのSNSが流行し、そちらのほうが便利になっているのが現実です。FCYCLEが移行先に選定したfolomyはNIFTY SERVE程度の利便性は持っているものの、最新のUIで武装したSNSには到底敵いません。私自身もfolomyは不便だと感じていて、めったにfolomyにアクセスすることはなくなりました。古式ゆかしきインタフェースのfolomyはFCYCLE既存参加者の僕でさえハードルが高いと感じています。そんななか、先日の多摩川オフではコミュニティそのものの消滅を危惧して連絡先を収集してまわっているメンバーもいました。

僕はFCYCLEの中では最若年層です。自分たちより若い世代が入ってきていません。そもそもパソコン通信という古い土台で成り立っているコミュニティだということもありますが、folomyのインタフェースの敷居の高さがまず一因だと思います。あと、現在のFCYCLEのメンバーは「自転車ブーム」の前から自転車に乗っている自負があったりして、そいういう意識が新たに参加しようとしている人にとって心理的な壁を作ってしまうような気がします。それでも、メンバーの本音は、新規メンバー大歓迎なわけで(たぶん)。そのへんのギャップって何なんだろうなぁと思うのですが、これは全てのメンバーが同じように抱えている課題なんだと思います。

先日の多摩川オフの際に、自転車のメンテナンスを全くできない人がオフに参加して困惑しているというような発言がありました。自転車コミュニティの「オフ会」はすなわち走行会ですので、呼び掛け人はそれなりの責任を感じることになります。そのなかで基本的なメンテナンスを怠っている自転車が参加すると、とうぜん呼び掛け人は困惑することになるのです。しかし、自転車のメンテナンスなんて最初からわかっているものではなく、知っている人から教わりながら覚えていくものです。私もFCYCLEに参加したての頃はまったく自転車のメンテナンス方法を知らず、必要なメンテナンスなどはFCYCLEのオフ会などで習得していたものです。(もっとも私が習得したのは応急メンテナンスだけで、ちゃんとしたメンテナンスはショップ任せなんですけど…。) じゃあ、どれくらいの習得レベルの人をコミュニティに呼びたいのか、というのは人それぞれ思うところあって難しいものだと思います。

で、結局は近しい仲間で集まって走ることが安心感があって、そういうオフ会ばかりになってしまう傾向があります。私はこのコミュニティに2001年頃から参加し、同時期くらいに参加した仲間と北多摩地方のシングルトラックをMTBで走る小グループが形成されました。このグループと現在でも仲良くしてもらっていて、私の少ないツーリング会はこの小グループの企画によるものがほとんどです。先日の多摩川オフの前オプションにしても、前日にこの小グループ内でTwitterで打合せし、決まってからメンバがfolomyに企画内容を掲載するという流れになってしまいました。この小グループ内では一時期自宅サーバで掲示板を運営していたメンバーがいて、そちらの掲示板で打合せをしたのちに「本家」(当時は@Niftyフォーラム)に掲載するような流れもありました。こういうことをしていると、ラフな構想のうちは小グループ内でコンセンサスを形成し、きっちり決まってからFCYCLEに発言するということになって、自分のなかで本家=FCYCLEの敷居を勝手に上げてしまった結果になったのも確かです。

自転車乗りのコミュニティとして一般的なのは、ショップチームです。でも、何度かショップの練習会に参加したことがあるのですが、ショップの練習会は本当に「練習」の意味合いが強く、自分が求めている自転車の乗り方とは違うのです。僕の自転車は「早く」「遠くに」走ることが目的でなく、走る楽しみそのものを求めているのです。そういうコミュニティはなかなかないのですが、FCYCLEはそういう目的にピッタリなコミュニティです。正直言って、ここまで肌が合う自転車乗り集団をFCYCLE以外で見つけるのは難しいだろうなと思っています。

で、FCYCLEをどういう方向に持っていきたいのか…
・FCYCLEは自転車生活の基盤であり、失いたくない
・できれば、新メンバーも迎え入れたい
・今のノリを維持したい
・でも全くのど素人をオフ会で引率する度胸はない

じゃ、それでお前にできる具体的施策は何なんだ?と聞かれると、答えが見つからずに無限ループに入ってしまいます。

この記事は、単なる個人的な感想です。メンバに働きかけたいこと、具体的提案などは、自分の考えが整理でき次第folomyに発言しようと思います。

こんな書き方をすると、FCYCLEがずいぶん堅い集団に見えてしまいますが、FCYCLEは出入り自由な非常にユルい自転車乗り集団です。気になった方はfolomyのアカウントを取得してfolomy-fcycleを覗いてみてください。

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コメント

こんにちはー。
こないだの多摩川オフは刺激的でしたー。
すっかりOB気分でいたものですから。
これから自転車には良い季節。
よろしければご一緒に,ってのをFサイに上げていこうと思ってます。ロード主体にはなりますが今後ともよろしくお願いしますー。

投稿: munetc | 2012.02.14 11:54

>MUNETCさん
先日はありがとうございました。MUNETCさんのブログに書かれているように、多少懐古趣味が強いグループなのかもしれませんね。どんなオフを呼び掛けるとFCYCLEが活性するのでしょう…

投稿: くろかわポタリング研究所 | 2012.02.15 17:56

誰の近所にもプロショップがあるわけではないので
ショップがやるような「輪行講習」とか「走行マナー講習」
なんかを定期的にやったり、自転車なしで集まって
レンタサイクルで走ってみたり、そんなのあれば全くの初心者も参加できるんじゃないでしょうか。

ま、私はもう家の事情で都内の走行会なんかは
参加できないので何にしても参加はしないのですが。
幸いというか、すごく近所に自分と似たスタンスで
自転車に乗る方を見つけたのでそちらと自転車話に花を咲かせてます。
夫婦で気ままに走られる人なので一緒に走りはしませんが、
地元の走りやすい道の情報など交換できるので楽しいです。
そういうことからすればほぼ対等な視点でお互いがわかるレベルで
話を出来るような雰囲気があると初心者は安心できます。

小さい子と話をするときに、大人が立ったまま話をするより
目線の高さを揃えて話をしたほうが心を開いてもらえるのと似てますかね。

投稿: むじ | 2012.02.16 10:03

>むじさん
目線を合わせる…以外と難しいんですよね…
相手の目線がどこにあるかわからないことも多いし、何より自分の目線で話すほうが楽だし楽しいので。
自分の好きでコミュニティに参加しているので、スタンスを無理に変えなくったってって思うことの方が多いです。
で、たまたま目線が同じ相手がいればラッキーということになります。

投稿: くろかわポタリング研究所 | 2012.02.16 22:04

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