« 新雪の親切 | トップページ | なわとび »

2012.03.01

『東京から考える』

地理学的な都市論の書籍を読もうと手にとったのが社会学系の本とは…選定眼がないなあとつくづく感じます。そででも気を取り直して、最後まで読みました。

渋谷、池袋的な都会と、青葉台、16号線沿いのような郊外という対比が主な視点なのでしょうか。僕は郊外=住む場所、都会=出掛ける場所としての捉え方でずっと生きてきているので、都会的な視点をあまり持っていないな。こういう社会学者はカオス的な場所に価値を認めて、多摩NTや港北NT(この本では「16号」的な場所)は平板的なものとして価値を認めないんだろうな。

足立区って、世間一般で言われるほど下流社会ではないということを語っている章があります。確かに、高層マンションや郊外型分譲住宅など、田園都市線的な郊外になってきている場所もあります。でも、僕が知っている足立区(西新井駅周辺、もっと言うと関原3丁目商店街など)あたりは住宅も古く狭小で、5歳の息子がボロボロのお家ばっかりと言うような場所だったりするのです。まあ、あの辺りの住宅はたまたま古いけどまだ建て替えるほどではない微妙な年季の住宅が多かったりするので子どもの印象としてそうなってしまうんでしょうけど。

そういう実体験でこの本の対談が型作られているかというと、甚だ疑問。それぞれの街に抱く大人の印象だけで語っている部分が多いように思います。



|

« 新雪の親切 | トップページ | なわとび »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 新雪の親切 | トップページ | なわとび »