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2012.08.17

『雪と珊瑚と』

『西の魔女が死んだ』の梨木香歩の小説です。

どん底のシングルマザーが偶然に得た周囲の支援で夢を実現していくという物語です。

人間はいろんな縁でつながった家族や他人に支えられながら生きていくというのがよくある物語。この小説も、そういう方向性で進んでいきます。

でも、いろいろうまくいきすぎだろ!とツッコミを入れたくなるところで、不意な手紙が、この物語の根底に流れている不快感を突き刺します。はっきり言って、作者の悪意で、まんまと引っかかってしまいました。

経営者となり夢を実現した主人公ですが、その立場の脆さを読者に感じさせたところで物語は終わってしまいます。


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