« アクアブルー多摩でひな祭り抽選会など | トップページ | マンションの防災訓練でエレベーターの動作確認をしてみた »

2013.03.07

診療所の診察券は必要なのか


診療所(≒街医者)や病院にかかると「診察券」が発行されます。診療所が患者個人を特定するためのIDとして用いられています。これでカルテや投薬の連続性の確認と、健康保険診療の確認を行っているんだと思います。

患者の健康保険は固定されているとは限らないため、月一度程度診療所にて健康保険証を確認する運用が行われていることが多いようです。でも、それだと月一度程度の頻度で定期的に通院している診療所では毎回診察券と健康保険証を出すことになります。一年ぶりに風を引いて診療所にかかったときもそうですね。

そんなわけで、診療所や病院の受付ではほとんどの場合に診察券と一緒に健康保険証を出すことになります。それだったら、診察券なんて制度をやめてしまって、健康保険証だけにしてしまえばいいのでは?という疑問が出てきました。

ただし、健康保険証を診療所でのID管理に使うと(私が思い付くだけで)2つの不具合があります。

1点めは、家族の問題です。健康保険は個人ではなく所帯で入ることが多いです。正確には「本人」と被扶養者がひとまとまりで健康保険に入っていて、その単位でしか健康保険証が発行されません。(仕送りがある別居の親族など一部の例外があります。)なので健康保険証に複数の人間の名前が書かれていて個人を特定できないという問題があります。

2点めは、加入健康保険が変更になってしまう可能性があることです。転職や退職などで健康保険組合から脱退したり加入したりすると健康保険証が変わってしまうことです。これだと診療所は個人IDを一貫して管理することができなくなり問題です。

この辺りを考えていたら、そもそも国民皆保険制度を築いておきながら、なんで加入を個人ではなく所帯にしたんだろうとか、なんで職業別に健康保険組合を作るんだろうとかいう疑問が出てきます。

健康保険証が診察券にも使える個人ごとの保険カードに変わる日が来るのでしょうか。マイナンバーの検討のときに、合わせて検討してほしいな。

|

« アクアブルー多摩でひな祭り抽選会など | トップページ | マンションの防災訓練でエレベーターの動作確認をしてみた »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アクアブルー多摩でひな祭り抽選会など | トップページ | マンションの防災訓練でエレベーターの動作確認をしてみた »