« 本棚を整理 | トップページ | 『エッセンシャル版 マイケル・ポーターの競争戦略』 »

2013.10.14

『オレたち花のバブル組』

人気ドラマ「半沢直樹」の後半の原作です。

不祥事の隠蔽と発覚、統合組織の確執、監督官庁との対峙など、エンターテイメント性の高い内容となっています。これで脚色すれば、なるほど人気のドラマになるわけだ。小説も面白い。

物語の根底は勧善懲悪てきな旧来的な展開。でも、現代らしくコンプライアンス問題を散りばめてヒヤヒヤする展開にしています。しかし、伊勢島ホテルに関する金融庁検査に対して、結局は都合の悪い書類の疎開を成し遂げてしまう展開は人気ドラマの原作としては問題だろうと思うのですが。

正義感を持って組織の縛りを飛び越してトップに切り込んでいく半沢直樹は物語として面白いのですが、組織員としての行動としてはNGです。このへんは、エンタテイメント小説だからありえる、と心しておきましょう。


|

« 本棚を整理 | トップページ | 『エッセンシャル版 マイケル・ポーターの競争戦略』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 本棚を整理 | トップページ | 『エッセンシャル版 マイケル・ポーターの競争戦略』 »