『書店員の恋』
Twitterのタイムラインだったり雑誌の書評欄だったりでなぜかよく見かけた本。
主人公は、大手書店チェーンの都心店勤務の女性店員。そして、彼氏は料理人になるという夢を追いかけつつ定職に就けないフリーター。
書店員という地味な職業を軸に、物語が進みます。彼氏も、夢が実現しそうな気配はなく進み、いわゆる倦怠期が演出されます。その倦怠期に大きなイベントが発生するという展開です。定番的な展開ですが、最後までハラハラさせるうまい展開に仕上がっています。
この小説でキーになっているのが、ケータイ小説。一時期、そんなキーワードが流行りましたね。(ケータイ小説って言葉、最近はどうなっているんでしょう?) 一般の小説から見てラノベやケータイ小説は格下なんだろうか?って思いが、最後まで残ってしまいます。
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