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2014.02.27

『リーダーシップ[アメリカ海軍士官候補生読本]』

リーダーシップ論や組織論のWEB記事や本を読んでいて、世の中で最も完成された組織形態は軍隊組織なのかなと思っていました。で、軍隊の組織を(ミリ厨視点でなく)描いた本を読んでみたいなと思っていて、この本に行き当たりました。

本書は副題の通り、アメリカ海軍学校の海軍士官候補生に向けたリーダーシップ教本です。そのため、軍隊特有の組織形態を前提としたリーダーシップ論が語られており、一般の企業組織でそのまま導入できるリーダーシップ論ではありません。

例えば、下記の点が一般企業とは異なります。
・士官と下士官(兵卒〜曹長)が全く隔てられた階級制度である(一部の官僚組織的企業では幹部候補と現業が明確に分かれた人事制度を用いているところもありますが)
・指揮命令系統は強く明確であり、従わなければ命を落とす危険性が非常に高まる

それはそれで置いておいて、この本のリーダーシップ論はかなり具体的で、実践的な記述になっています。下士官への指導、上官への報告など、かなり広範囲に渡り、初級士官がなすべき行動を規定しています。かなり細かいところだと、自動車への乗り降りの順番や士官室での振舞い、酒との付き合い方まで記述されています。

その細かい具体的な振舞いも取り混ぜながら、士官が組織内で持つべき心得がまんべんなく記述されています。海軍学校で有効な教科書として使えるようかなり練っているものと思われます。書店にはいろんなリーダーシップ論の本があり、私もいろいろと読みましたが、この本が最も「役に立つ」と感じました。書店では地味に置いてあり、マスコミなどでもあまり取り上げられることのない本ですが、かなりお勧めです。


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2014.02.24

ガーラ湯沢に日帰りスキー

息子と日帰りスキーに行ってきました。

ほんとうは水泳教室の日帰りバスツアーに行かせたかったのですが、いい日程がなく自前で日帰りスキーに行くことに。とっても新宿集合のバスツアーでは大変そうなので、新幹線日帰り往復ができるガーラ湯沢に行くことに。JRびゅうの窓口で「ファミリーGALA」というパック旅行商品を購入しました。大宮発着で大人1人+子ども1人の往復の新幹線とリフト1日券とこどものレンタルウェア・スキーセットが付いて17,200円と、かなりお買い得なパック旅行商品です。

2週間ほど前に買ったのですが、行きの早朝の新幹線の指定席はすべて売り切れ。残念ながら行きの新幹線は自由席です。息子をスキー教室に入れたかったので、10時までにはゲレンデに居なきゃいけない。こっから逆算して、はるひ野6時→新宿7時→大宮7時半→大宮7:50の新幹線に乗ってガーラ湯沢8:50着の行程で出発しました。新宿では先に湘南新宿ラインが来たのですが、座れそうにないので後続の埼京線で座って大宮まで。

大宮7:50の新幹線は、大宮着時点で既にデッキまで人が溢れている状態。大宮でもたくさん乗車したので、ギュウギュウ詰めの状態で越後湯沢まで我慢です。大人は1時間立ってても大したことないのですが(普段の通勤列車と大して変わりませんし)、小2の息子はここでかなり無駄な体力を使ってしまったようです。

新幹線を降り、旅行会社でもらった切符をカウンターでリフト券に交換し、スキー板ととウェアを借りて着替えます。ゴンドラに乗ったのが9時半くらい。いちばん時間が掛かったのが子ども向けスキー教室の申込で、30分くらい行列を待つことになりました。

10時15分にスキー教室に息子を預け、僕のフリータイム。「中央エリア」のクワッドリフトはそこそこ混雑していますが、10分くらいで乗車できる程度でした。リフト終点から、まずは緩そうな斜面を滑ろうと思っていたのですが、けっきょくわからないまま中級者向け斜面「ジジ」に突入。整地済みの15%〜20%程度の斜面で、久々のスキーだったものの問題なく滑ることができました。

左カーブ(右脚を使う)はスムーズに体重移動ができるが、右カーブ(左脚を使う)の体重移動がデタラメなのが自分でもわかります。きちんとエッジに力が入っておらずブレているし、そもそも前傾姿勢が維持できずに板が前に流れてしまっている感触です。

この「ジジ」は1kmほどのコース。若い頃は2.5kmほどのコースを一気に滑っても何でもなかったのですが、もう歳なのか1kmを滑るとかなり脚に堪えます。結局5本ほど滑ってスクール終了の時間でした。

スクール終了後は、息子と初心者用ペアリフトに。この手のペアリフトはたいてい人気がないのですが、なぜかガーラでは再混雑リフトでした。待ち時間30分くらい。短い距離にこんなに待つのはどう考えても割りに合いません…途中で息子に「20年くらい前は、スキー場のリフト待ちは40分から1時間くらいだったんだ」と話をしたら、近くの若い女性集団が「プーさんのハニーハント」の話を始めるという…バブルを知らない世代なんでしょうね、みなさん。

ペアリフトを2回乗って、今回のスキー旅行は終了。16時の新幹線で帰ります。新幹線はMAXの1階席。防音壁よりも窓が低く、景色がまったく見えない座席でした。大宮からは奮発してグリーン車で。2階に空き席を見つけて座ることができました。新宿からの小田急線快速急行は当然座ることができず…とここで息子が急激に眠くなり、立ったまま眠り始めました。なら、MAXや湘南新宿で寝とけよって思うのですが、いつもと違う列車に乗ったら眠れないのが男子小学生。まあ、仕方ないか。

はるひ野駅でPASMOで改札を出ようとするとアラームが鳴動し「係員にお知らせください」状態。何かと思ったら、大宮駅で新幹線から在来線に乗った場合は降車駅で精算しなきゃいけないんですね。大宮駅の構内改札でICタッチ部があってPASMOをタッチしたはずなんだけど、あれな何だったんだ?

19時過ぎに帰宅。息子よ、おつかれさん。

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2014.02.20

鑓水周回(残雪あり)

2月上旬の体調不良と中旬の2度の大雪で、自転車に乗れていません。今日は平日休みだったので、久々に鉄ロードRNC7に乗りました。

1時間半ほど乗れればと思い、柚木街道から鑓水まで行って多摩境通りを戻ってくるルートを選択。

道路の路肩には除雪した雪がまだ積んである状態です。


▲多摩ニュータウン通りでの信号待ちの時の写真

この残雪のせいで路肩が狭くなっていて、全体的に自転車では走りにくい道路になっています。

そんな路肩より怖いのが、突然現れる路面凍結。


写真は柚木街道の鑓水谷戸付近ですが、こういう具合に車道の左半分に大きな氷の塊がへばり付いているところがあちらこちらにありました。こんなところに乗り上げた時のロードバイクの挙動がどうなるのかわかりませんが、あまり無事でいられる想定ができません。

柚木の大栗川はまだ雪がたくさん。川沿いの遊歩道は全く除雪がされていない状態でした。



途中、カーポートの屋根が大破してしまっているところがありました。今回の大雪ではこういうことが関東甲信のあちらこちらで起こってしまったみたいですね。

鑓水の尾根緑道出口のところは一面真っ白で、全く人を寄せ付けない状況でした。



帰路の尾根幹も所どころ雪のため路肩を回避しなければいけないところがありました。まだ未明のサイクリングは危険なようです。

(約28km)

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2014.02.17

雪のあとの明治神宮

大雪から3日経った東京。お昼休みに明治神宮を歩いてみました。

西参道。守衛所が工事中なのですが、その前に落木。工事で切り出したものか、雪で折れたものか。



西参道の路面は泥が混じる湿気た状態です。でも、歩行困難ではありません。



宝物殿前の芝生は当然ながら雪原。



北参道のところの池は半分凍結。木の枝が折れていて、数日前の積雪が過酷だったことを物語っています。



池にはカモ。


橋にはカモを追うカメラマンたち。



北参道方面から本殿へ向かいます。途中の森の中は落枝でずいぶん散らかっています。



荒れた参道の様子。



拝殿前の広場はほとんど雪はありません。



参道の脇では社務員さんが雪の片付け。



表参道は人の歩く幅だけ除雪してありました。



神宮橋の鳥居。



JR原宿駅の初詣用ホームはまだ雪が残ってていい風情でした。


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2014.02.16

2回目の大雪のあとを自転車で走ってみる。

前回に懲りず、雪の近所を自転車で回ってきました。

はるひ野町内の幹線はこんな感じ。轍がキチンと掘れているのですが、その轍が泥状になってさらにシャーベット状になっている状態。轍以外はまだ雪が深い。




裏の小道に行ってみたのですが、先週に引き続き深い雪には歯が立たず引き返してきました。




足跡を辿ろうにも、前輪が足跡にハマると後輪がスタックして身動きが取れないんです。



はるひ野町内に戻ってきて、黒川1号線。轍が3本です。上下それぞれ右輪の轍が一体化しちゃっているのですれ違い不可。



西谷戸(水辺のある里)の様子。一面の銀世界。池も薄っすらと凍っています。



住宅地の中で、踏み固められた残雪。これくらいが自転車で走って楽しいんですが、これでは距離が短すぎ。



小学校裏は除雪されたところが凍って危険な路面状況。SPDシューズでは滑って歩けませんでしたが、なんとか乗車でクリアできました。




小学校とオーセントの間の遊歩道はシングルトラック幅で雪が踏み固められていました。けっきょく踏み固められた雪が一番楽しく乗車でき、ここを何往復か走って帰路につきました。



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2014.02.15

2週連続の大雪から一夜明けて

「20年に一度」の大雪が2週連続でやってきました。今回のは夜半から気温が上がって大雨になる予報だったのですが、朝になって家を出てみるとまだ降雪していました。

黒川2号線ガード下の様子。轍が単線分しかありません。



はるひ野駅北口に向かう道。歩道を諦め、車道の轍を進むしかない状態です。



はるひ野駅北口の様子。



土曜日ですが、これから出勤します。

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2014.02.13

『消された一家』


尼崎連続変死事件の際に引き合いに出された北九州連続監禁殺人事件のことが気になって本書を手に取りました。

一人の男が女性を騙して監禁し、女性の家族を次々に巻き込み殺害する様子を公判の証言などから再現したノンフィクションです。

主犯の男が女を騙していく様子が見事。人って、こんなに他人を騙すことができるんだと感心してしまいます。類稀な能力を人を不幸にするために使ってしまったのが悔やまれてなりません。でも、まだ監禁殺害事件を起こす前でも経営している会社のブラックぶりをみていると、まあどうしようもなかったんでしょうね。

本書は、主犯男性の内縁の妻であり共犯とされる女性の死刑判決に疑いを持つスタンスで書かれています。今で言う「DV」で奴隷化されて犯行に及んだので、死刑は妥当ではないという話です。共犯女性は主犯の男に巻き込まれなければ平穏な生活を送っていたことだろうし、主犯の男に巻き込まれて以降に主犯の意図通りの犯行を行っていなければ自分の命はなかっただろうから、死刑に相応しくないと感じます。ただ、一般的な感情と、司法の視点でのバランスはきっと違うんだろうな…

こんな事件が小説の中でなく、現実世界で起きていたと思うと、胸が気持ち悪くなってしまいます。それでもという人だけ、読んでみてください。


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大雪から5日目の歩道を歩いてみる

土曜日の大雪から5日が経ちました。道路の雪も、だいぶなくなってきました。

はるひ野から永山までを歩いてみました。

サイゼリアから谷ツ公園への歩道。一部、かなり雪が残ったままのところがありました。



谷ツ公園の梅と雪の図。



谷ツ公園は大雪原のままですね。



谷ツ公園裏からよこやまの道に登る階段が一番の難所だと覚悟をしていたものの、階段の雪はほとんどなくなり、問題なく登れました。



よこやまの道に出たところ。きちんと歩く幅を確保できている状態です。



弓の橋に降りる辺りで、かなり雪が残っているところが。横の芝生に雪がないところを見ると、吹き溜まりになっていたのでしょうね。



弓の橋も問題なく歩けます。



弓の橋から見た尾根幹。路肩の雪も除去されていて、そろそろ自転車でも問題なく走れそう。(週末に再び雪が降らなければ)




電車見橋も歩くのに問題なし。




橋から見る線路の景色が美しい。





すみれ幼稚園では保護者が鈴なり。これは雪とは関係ないですね。





すみれ幼稚園横の遊休地。誰も立ち入らない場所は雪原のままです。



中諏訪小学校付近は道路工事をしているので大規模に除雪をした様子がうかがえます。




諏訪名店街と永山名店街。店舗前は除雪してあり、買い物に不便することはありません。





永山南公園の広場はまだまだ雪原。




遊具付近の雪はありませんが、地面も遊具も濡れていて遊びづらそうです。




永山3-3-10棟西側の広場に大きなかまくらがありました。がんばったねえ。



永山中学北側から諏訪団地方面を望む。






ベルブ前広場、いつもは看板前に大きな雪山ができるのですが、今回はできていません。いつもと違う除雪方々をしたようですね。




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2014.02.11

『Nate The Great』

英語の児童書です。

探偵ごっこの男の子のショートストーリー。探偵気取りで友だちの女の子のところに乗り込み、失くなった絵を探します。意外なところから発見。男の子の知識と機転が活躍した物語です。

英語はかなり簡単です。そもそも分がそれほど多くなく、半ば絵本のような本でした。1時間ほどで一冊を読み終えました。英文読解の練習には簡単すぎで、リーディングの素材選びは難しい。



Lexile 130,RL:2.0,6-9

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『原因を推論する』

政治学に用いる論理学の解説書といったものでしょうか。政治学者のTwitterで紹介されていて気になったので手に取りました。

「因果関係」についての解説書になっています。論理学関連のビジネス書はたくさんありますが、政治学を視点に説くものは珍しいですね。しかし、基本からきっちりと書かれています。

社会学者的な独特の文調ですが、そのへんは我慢して読み進めます。

序盤に「因果関係が成立するための三条件」が書かれています。この三条件がこの本で一番重要な事柄です。

(1) 独立変数と従属変数の間に共変関係がある
(2) 独立変数の変化は、従属変数の変化の前に生じている(時間的先行)
(3) 他の変数を統制(コントロール)しても(他の変数の値を固定しても)共変関係が観察される

本書は、この三条件をいろんな政治学の事例に照らして、きちんと因果関係が成立しているかの検証を行なっているという流れになっています。

自然科学では様々な実験を行なって「三条件」を検証することが一般的ですが、政治学など社会現象を扱う学問分野では実験を行なうことはたいてい困難ですので、いろんな事例から統計などで因果関係を推論し、検証することになります。本書の後半では「単一事例研究」という、三条件を捉えることが非常に難しい案件に対する扱い方を解説しています。

特に、最近はプロブロガーの登場などで、組織で議論を検証することなく広く公開される意見が増えているので、因果関係の正しさを読者が検証しなければいけない場面が増えていると感じます。実際には「脊髄反射」的にネット民が反応し炎上するケースも多いのが現実ですが。

ビジネス分野においても、単一事例における因果関係を推論し検証する場面に頻繁に遭遇します。そういう場面で、ある程度正しく因果関係を見極め、意思決定を行なうことが求められますので、本書はそのための訓練にもなったと思います。

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2014.02.09

雪ライドは失敗

20年に一度の大雪という関東地方です。当然、はるひ野・黒川地区もたくさんの積雪でした。




駅前の畑の壁に積もる雪もこんな感じ。


(2/8 15:30頃)

一夜明けた今朝、自転車で雪上を走ろうと出発。はるひ野の道路はこんな感じ。轍を見てみると、前夜の自動車はだいぶ苦労して走ったのだろうなと推測されます。道路に放置されてる車まであるし。



黒川上地区方面へ。セレサモスから橋場までは車の轍があり、轍を走ります。




田んぼの水面が凍結して、薄っすら乗った雪が美しい。



橋場から先は轍がないので新雪を踏んで走ろうと思ったのですが、雪が深く、タイヤが深くに沈んでしまうためうまく進めません。ハンドルも雪に取られてコントロール不可能。結局、断念して引き返すことにしました。





帰路に、三沢川に架かる橋で雪かきをしているおばさんに声を掛けてみました。しばらくは雪が少なかったので楽してたんだけどねえ…とのこと。家から自宅まではユンボで除雪するつもりで、橋部分だけ手作業で除雪。昔は全て手作業で除雪してたので半日かかっていたんだとのこと。雪を見てわざわざ遊んでる僕は申し訳ない感じです。




日が差してきて雪面が輝いてきた。




セレサモスは開店準備中。


駐車場は重機で除雪。



気温が高くなってきたら、洗車しよう。


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2014.02.03

『The Absent Author』

イギリスの小学校低学年向けミステリー小説です。

大好きな小説家が街の本屋のサイン会に来てくれることになっていたのに現れず、ファンの少年たちが小説家を捜すという物語です。

ファンレターの返事、本屋での主人の話などからスタートし、手順を追って小説家の足取りを確かめます。こういう手順の追い方は、児童の思考の訓練になっていいのでしょうね。そして、最後にどんでん返しをして読者を楽しませます。このへんは読んでのお楽しみということで。

英語のほうは…全体的に易しいのですが、それでも意外と手こずりました。わからない単語がたまに出てきて、それがキーワードだったりするんですね。例えば、主人公が小説からもらった手紙に「Short of being kidnapped,nothing will stop me from coming!」という文があるのですが、この「kidnap」がわからないまま読み進めていると訳が分からなかったりするのです。結局何度目かの登場で諦めて辞書を引きました。

英語読解力を鍛えるためにはちょうどいい難易度だったと思います。


Lexil 510L/RL:2.5/006-009

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