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2014.06.06

『チューリングの計算理論入門』


「オートマトン」や「チューリングマシン」と言った計算理論。第二種情報処理技術者試験の計算機理論の時に少しだけ勉強したけど、その記憶も朧だし、そもそも表面的に(選択式問題に回答できる程度に)しか学んでいません。

書店で「チューリング」という背表紙を見てそんなことを思って手に取りました。

僕の感覚では、計算とアルゴリズムはほぼ同義だったので、その二つを繋ぐ理論があるってことに驚きました。数学ってのは感覚的に当たり前と思ってることでもキチンと論理立てなきゃいけないんだと改めて思い知らされました。

一通り読んだだけでチューリング理論を理解できたわけではないですが、これ以上詳しい文献に当たるほど真剣になれるわけでもないので、時間を置いて計算理論の部分は再読したいですね。

後半には計算量問題が出てきます。扱うデータの量によって計算量が線形に増加するか幾何級数的に増加するかってのが焦点。スーパーコンピューター京を使って天気予報を計算するのって、幾何級数的計算量なのに無理やり計算しているのでしょうかね。

幾何級数的計算量は完全ではないものの線形計算量で概算を求めるアルゴリズムで代替するという話も出てきました。経済学分野では色んな学者が色んな論を出していますが、完全計算は諦めた上で、代替アルゴリズムの出来の良さを競っているのかなと考えると腑に落ちるような気がしました。


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