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2015.02.06

東京地裁傍聴


会社の遅番出勤の前に東京地裁に行ってきた。前夜の残業が予想以上に長引いて睡眠不足→ナチュラルハイ状態での思いつき。

ネットでクマのプーさん号三輪車返還請求訴訟という期日を見つけてしまったのも要因。

傍聴した裁判
平成26年(ワ)第21240号損害賠償請求事件・平成26年(ワ)18070号損害賠償請求事件

原告・被告とも個人。詳細はクマのプーさん号三輪車返還請求訴訟で。今日は口頭弁論の期日でしたが、互いに陳述書の提出を確認したのみ。傍聴人にとっては「陳述しますか」「はい」だけの期日でした。裁判官によると、事実の争いはなく、この事実に対して裁判所が法的にどう判断するか、ということです。次回は判決言渡し。4月7日13時10分です。

平成26年(ワ)第34692号 預金払戻請求事件

原告=個人 被告=信託銀行

原告は美人弁護士が出廷。被告は欠席。原告代理人と被告代理人との間で話が進んでおり、被告側が清算手続き次第取下げとのこと。

平成27年(ワ)第71号 建物明渡請求訴訟

原告=企業(賃貸マンションの所有者だと思われる) 被告=個人

原告は代理人弁護士だと思われる男性が出廷、被告は本人。

事件は、簡単に言うと、家賃を払わないなら出て行け!です。原告からは訴状?陳述書?が文書で裁判所に提出されているので、原本の確認のみ。被告側からは文書が何も提出されず、裁判官はそこに噛みついていました。

被告と裁判官の会話から、おおよそ事件の概要が掴めました。被告は9月末支払期限の家賃として50,000円を12月25日に支払い。それに先立ち被告は12月24日に家賃保証会社と電話で、2月中旬までに75,000円の支払いと3月末までの完済を約束したとのこと。ただし整理された口頭弁論ではないため、裁判官は答弁書を書面で1週間以内に提出することを命じ、提出がなければ原告からの書面だけで判決をすることを宣言しました。代理人弁護士を立てる資金のない被告には、かなりツラい指示です。

次回期日を決めるやり取りでも、被告がもうすぐ就職が決まりそうなので、その後に期日を決めたいと申し出たところ、それはできない。期日はこの場で決めるし、決めた期日には必ず出廷しないことには原告意見だけで判決するとの姿勢が示されました。被告は、秋に病気になり無収入になり、生活保護を受け始めるまでの間は家賃を支払う資金がなかった。ようやく生活保護を受けることができたので、支払える範囲で払おうとした矢先に裁判所に来ることになってしまった。ここで裁判期日のせいで次の就職がポシャったら困るので…と言っていたのに、裁判官は聞く耳持たずでした。社会的弱者にとって裁判所は厳しいなと感じた裁判傍聴でした。次回期日は3月13日10時30分。

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