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2017年6月の3件の記事

2017.06.24

将棋会館道場で6連勝

かなり久しぶりに千駄ヶ谷の将棋会館道場に。ダイニングに平成29年2月5日の息子の昇級認定証が貼ってあるので、たぶん4ヶ月ちょいぶり。

道場の中のレイアウトが少し変更になっていて、以前は待合スペースとしてイスを置いてあった場所に手荷物置き場として棚が設置されていました。「同伴のお母さんが待つ場所」が道場の室内になくなり、廊下のベンチで待たなくてはいけなくなったようです。

ここしばらくの藤井聡太ブームで道場も満員になっちゃうのか?と心配していたのですが、杞憂でした。10時過ぎに道場に着いたのですが、盤は3分の1くらいしか埋まってなく、昼頃にかけても半分くらい盤が埋まるくらいでした。この程度の入場客数がいないといい手合いがつかないので、ちょうどいいくらいでしょうか。

で、僕の対局結果。

1局目 対13級(小学校3〜4年生か) 平手先手。相手が2手目☖7四歩など無駄な手が多く、ジリジリと押していけば苦せず勝てた。

2局目 対級位未認定(幼稚園児か) 平手振り駒。王手放置など初歩的なミスのある初心者で、玉を囲うことも逃げ道を作ることもしないままこちらの飛車を成り込めたので、圧勝。

3局目 対級位未認定(小学校4年生くらい)平手振り駒。合い掛かり模様に進んで難しかったが、攻め合いで1手勝ちした。

4局目 対12級(小学校6年生くらいか)相手の香落ち。角交換のあと一直線の端攻めをされて、ひたすら受ける序盤。攻めが切れたスキに王手飛車で飛車角交換をしてこちらの飛車先を出動。相手の駒は1・2筋に集中していてあとは空っぽに近かったので、8筋は簡単に破れ、☖4六金と空中に金を打って挟撃態勢を作って詰み。端攻めは序盤から警戒していたので受け切ったが、のんびり囲いを作ったり攻め態勢を作ってたりしたら端を破られて速攻でゲーム終了だったかなと。この対局だけ簡単な感想戦がありました。

ここでめでたく13級に昇級。

昼飯は、ほそ島や。僕は昨夜に飲み過ぎたのでもりそばのみ。息子は藤井聡太にあやかってチャーシューメンを頼んだけど、チャーシューがたくさん入り過ぎていて食べ切れなかった…。

5局目 対15級(小学校3年生くらい)こちらの香落ち。こちらの棒銀で難なくクリア。

6局目 対7級(中学生か)相手の2枚(飛車角)落ち。矢倉棒銀で8筋に戦力を集中させて突破を狙うも、相手は金銀で上手く角を詰ませられた。結局角金交換ののちに飛車先を破り、取った金を使いながら詰ますことができました。

これで、6戦全勝!かなり調子がいい状態ですが近くで指してる息子が疲れている様子だったので、これで切り上げて帰ってきました。

息子は、対13級に勝ち、対13級に勝ち、対8級相手の飛香落ちに負けの2勝1敗でした。1局目が大人で長考する人だったので、対局数は少なかったです。

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2017.06.11

『あの会社はこうして潰れた』

信用調査会社の帝国データバンクのベテラン記者がまとめた、近年の企業倒産を類型別に集めて整理したもの。

過剰投資、営業不振など倒産事由はいろいろありますが、最近のトレンドは粉飾決算ではないでしょうか。本書でも、いくつかの事例が挙げられています。

気になるのが、じゃあ粉飾しなかったら倒産しなかったのだろうか?ということ。粉飾しなかったら問題なく経営継続できていた会社は少ないのではないだろうか?という疑問を持ってしまいました。実際には、粉飾により(ほんのちょっと)延命していた会社が多いのではと思ってしまいます。ただ、小さなキズだったものが、粉飾によりとんでもなく大きな致命傷になり、経営者は経営責任だけでなく刑事責任まで取らされるようになるというのはありますが。

いろんな倒産事例を見てて感じるのは、キチンと身の丈を知ることがいかに大事かということ。起業して回り始めれば経営者は成功体験で自信が付きますが、ここで勘違いせずに堅実な成長を目指すことが大事なのでしょう。

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2017.06.03

『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』


将棋ソフト「ポナンザ」開発者の山本一成による、将棋ソフト開発の考え方を平易に解説した本です。

評価値のパラメータ調整が人の手によるものから機械学習によるものに変わってきた変遷、チェス・将棋・囲碁のコンピュータ思考の各々の壁、囲碁におけるディープラーニングによるAIの適用など、開発者の視点ならではの説明が、なるほどと思わせる。AIについてはここ最近たくさんの解説本が出ていますが、学者によるそれらの本に加えて本書を読むことで、AI台頭の時代を立体的に捉えることができると思います。

「黒魔術」の記述が特に興味深かった。何であれいい結果が出るんだから適用しとこうという考え。理屈が伴わず結果が出るものに対し拒否反応を示す人も多いと思います。将棋ソフトの世界はそうでなく「黒魔術」をどんどん採用していくコミュニティが成り立ってるんですね。

将棋や囲碁という盤上だけの世界(いわゆるサンドボックス)だけでAIを動かしている著者でも、AIの暴走をかなり気にしている様子が後半の文章からうかがえます。人間をゴリラと誤認識したり悪意のあるツイートを垂れ流すAIが少し前に話題になりましたが、将棋や囲碁は盤上にしか影響が及ばないので、かなり「安全」なAI適用なはずです。なのに暴走が気になるというのは、裏返すとAIの活躍の可能性が相当に大きいと著者は考えているんだと思います。

急激に伸張するAI。そういう時代の目撃者に我々はなっているのかもしれません。

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