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2017.07.26

『ユリイカ 2017年7月号 加藤一二三-棋士という人生』

月刊誌『ユリイカ』は詩人に向けた雑誌。文芸誌と言うべきだろうが、少し思想というか哲学というか、そういう色が濃い雑誌。そんな雑誌が「加藤一二三」を特集していたので、つい買ってしまいました。

大棋士であった加藤一二三九段ですが、その言動の「面白さ」故に観る将の勃興とともに有名になった面もあるかと思います。その加藤一二三の人生観を、本人からも他のトップ棋士からも、観戦記者や言論家からも聞き出し、一つの雑誌に仕立て上げたもの。棋書ではなく哲学系文芸誌で取り上げたことで、より加藤九段の将棋観を鋭く追求した仕上がりになっています。

最終的には、一途によい棋譜を追求した人生が描かれ、いろんな言動もまたよい棋譜のためという加藤九段の将棋観として締めくくられたということでしょうか。やはり、伝説の棋士ですね。

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