運慶展
奈良の興福寺の工事の関係で東博で開催されている「運慶」作品の展覧会。雑誌とかで見かけて気になっていたので、雨の中ではあるものの上野まで足を運びました。
運慶だけでなく、父の康慶から子の湛慶まで含め運慶の系譜を辿る展示。やはりその中でも運慶の作品は迫力があってひと味違います。
寺院の建物の中で観る仏像と違い、照明などをより印象的に工夫されて設置されているので、仏像の迫力が増します。運慶の作品は、立体感がより増幅された印象を持つよう作られているようで、展示会の照明で増幅されて、800年の気迫をまともに受けてしまいます。
ところで、今回の展示は四天王立像が多かったのですが、足下の餓鬼、そんなに虐げられるほどヒドいことしたんですかね。
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