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2017.11.01

『物流とロジスティクス』

Kindle Unlimitedに物流関係の本があったのでダウンロード。この分野での著書の多い湯浅和夫氏の著書ですね。

本書では、企業物流を単なる「輸送」から「ロジスティクス」に変えるための考え方がいくつか示されています。本書で重要項目のしてあげられているのは(1)適正在庫管理(2)物流ABC(活動原価計算)の2項目です。

従来、在庫量の適正化は物流部門の掌管事項ではないため、仕入部門や製造部門、営業部門の思惑でたいてい過剰に持ちすぎる難点がありました。在庫は棚卸資産に評価されるので企業業績にダイレクトに影響が出るわけでなく、ズルズルと膨らみがちです。だが、物流経費は膨らんでしまうわけで、ここに物流部門がメスを入れ、在庫計画から掌管すべきだと説きます。

続いて物流ABC(活動原価計算)。物流経費を細分化して計測可能にすることにより、顧客ごとの物流費を把握、納品条件の見直しにつなげることを目的にします。大口顧客に対し特別な納品条件(小分け、値札付け、高頻度納品など)を行うことで採算が取れなくなっている事例が多いようですね。

物流の教科書を探すとたいてい湯浅氏の著書に当たるわけですが、何らか湯浅氏の本は読んでおくといいですね。ただ、湯浅氏の視点が全てではないので、一つの視点として捉え、仕事での適用方法の参考にするといいと思います。


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