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2018.05.02

『百貨店の展覧会』

戦後の高度成長期からバブル辺りまで隆盛であった、百貨店での美術展・博物展について情報収集した著者が、時系列に時代背景や展覧会事情を整理して語っています。

著者は小田急美術館の館長を務めた人物。まさしく、百貨店展覧会の隆盛と衰退のど真ん中にいた人です。その人がノスタルジーに浸ることなく客観的に情報を収集し、自身の経験を取り混ぜながら評論しているところはすごいなと思います。百貨店の人というより、学者さんチックですね。

美術分野を一般大衆に広めた点で百貨店文化催事は日本文化に大きな寄与をしたでしょう。その場が大幅に縮小している現代、次にその役割を担うのはどういうところなのか。

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