« 『ちいさな独裁者』 | トップページ | 『短歌ください 君の抜け殻篇』 »

2019.03.07

『金子文子と朴烈』


関東大震災後の、朝鮮人が井戸に毒を入れたというデマに関わる虐殺事件に絡んで逮捕起訴された朴烈事件の映画。

朴烈事件はもともと逮捕容疑が曖昧で、被告によるプロパガンダ要素もあり、何が何だかわからない事件。このわけのわからなさに対し、映画作品では何か一本筋を通してストーリーを作ってほしかったが、曖昧な部分を曖昧なまま作品化してしまってないか。
・政策による便乗逮捕
・朴烈によるプロパガンダ
・金子文子の偏愛
に絞って組み立てるべきではなかったかと。けっして朴烈は犬ころで終わるつもりはなかったと。

出来事が起きているのが東京なのに、韓国スタジオで韓国キャストが撮影しているのも、非常に残念。チープな日本語のせいで、作品自体がチープに感じてしまう。言い出すと、チェ・ヒソ(金子文子役)のメイクが現代風なのも気にくわないし。



|

« 『ちいさな独裁者』 | トップページ | 『短歌ください 君の抜け殻篇』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『ちいさな独裁者』 | トップページ | 『短歌ください 君の抜け殻篇』 »