« 『短歌ください 君の抜け殻篇』 | トップページ | 『父が娘に語る美しく、深く、とんでもなくわかりやすい経済の話。』 »

2019.04.18

「ROMA」

NETFLIXが制作した作品。70年代メキシコという馴染みのない設定、しかもモノクロ、人間ドラマ。展開としては、かなり地味。徹底的に地味な展開を狙っている。 ラテンアメリカの熱狂感、身分による閉塞感。このストーリーに感じる温度感は観客によりまちまちだろうから、あえて作品に色を付けずにモノクロ作品として制作したのだろう。ただ、画面はおとなしいが、メキシコシティの熱狂の雑音が終始流されており、圧倒されながら観ることになる。 NETFLIX配信作品だからといって侮るべからず。 NETFLIXがこの作品をどうしたかったのか。劇場作品として没頭して鑑賞する見かた以外にこの作品を見る方法があるのか?自宅のテレビやタブレットで現実世界に片足突っ込んだままでROMAの世界に浸れるのか?砂浜のシーンはテレビの画面と音声で観て迫力を感じることができるのか?この辺りが納得いかないが、これからの映像コンテンツ配信のあり方の試金石なんだろうな。

|

« 『短歌ください 君の抜け殻篇』 | トップページ | 『父が娘に語る美しく、深く、とんでもなくわかりやすい経済の話。』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『短歌ください 君の抜け殻篇』 | トップページ | 『父が娘に語る美しく、深く、とんでもなくわかりやすい経済の話。』 »