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2020.01.26

『世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』

1年くらい前に『経済学の名著50冊が1冊でざっと学べる』なんてのを読みましたが、よく似たタイトルのものがKindle Unlimitedにあったのでダウンロードしました。昨年のが経済学で今回が経営学。ちょっとだけ分野が違います。ちなみに大学の経営学部と商学部の何が違うのかよくわからないまま4年間を過ごしていた理学部生でした。

50冊を「戦略」「顧客とイノベーション」「起業と新規事業」「マーケティング」「リーダーシップと組織」「人」の6章に分類し、系統立てて紹介しています。それぞれの本の考え方のエッセンスを分かりやすく抜き出し、本と本の関連も示しながらうまく紹介されているという印象です。この本そのものを教科書として持ち、必要に応じ元ネタにあたるという勉強方法でもよいのでは?自分の専門分野でなきゃこの本だけで勉強を済ませてしまえばいいのでは?とか思ってしまいますが、本書は考え方を示すに留まり、実務で使うためのフレームワークを示していないという点で、やはり「読み物」という作りですね。勉強はちゃんと教科書を使いましょう。

本の紹介カタログとして読み進めると、経営学の教科書に載っているこんな事項はこういう本で紹介されていたのかという発見もあります。その理論紹介に行き着くまでの経営学の流れなんかも紹介されているので、教科書の解釈に納得感を持つための副教材としていいかもしれません。

本書では組織論と人材論が厚めに紹介されているという印象がありました。あまりテクニカルな分野でないという印象を私自身が持っていて、避けがちだった分野です。この本でこれだけ厚く紹介されているってことは、はやり取り組まなければいけない分野なんですね。

この本を読み終えて、クリステンセン教授が亡くなったというニュースが入ってきました。言わずと知れたイノベーション論の大家であり、この本でも3冊が紹介されています。


本書で紹介されている本は下記の通り。こうやって書いちゃうと読まなきゃいけないリストが増えていく一方なのですが、タスク化はしないでのんびりと。

ポーター 新訂競争の戦略
ポーター 競争戦略論Ⅰ
ミンツバーグ 戦略サファリ 第2版
マグレイス 競争優位の終焉
ルメルト 良い戦略、悪い戦略
ブランデンバーガー ゲーム理論で勝つ経営
ハメル/プラハラード コア・コンピタンス経営
バーニー 起業戦略論
ティース ダイナミック・ケイパビリティ戦略
野中郁次郎/竹内弘高 知識創造企業
ライクヘルド 顧客ロイヤリティのマネジメント
ライクヘルド ネット・プロモーター経営
ムーア キャズムVer.2
クリステンセン イノベーションのジレンマ
クリステンセン イノベーションへの解
クリステンセン ジョブ理論
シュンペーター 企業家とは何か
ブランク アントプレナーの教科書
リース リーン・スタートアップ
大野耐一 トヨタ生産方式
ハーフォード アダプト思考
ティール ZERO to ONE
キム/モボルニュ 新版ブルー・オーシャン戦略
キム/モボルニュ ブルー・オーシャン・シフト
ケリー 発想する会社!
アンダーソン メイカーズ
アーカー ブランド優位の戦略
サイモン 価格の掟
アンダーソン フリー
ゴーディン パーミッション・マーケティング
ミラー 戦略販売
ピーターズ/ウォーターマン エクセレント・カンパニー
コリンズ ビジョナリー・カンパニー
コリンス ビジョナリー・カンパニー2
新原浩朗 日本の優秀企業研究
ラルー ティール組織
コッター 企業変革力
シャイン 企業文化 生き残りの指針
ガースナー 虚像も踊る
シュルツ スターバックス 再生物語
クロック 成功はゴミ箱の中に
コッター 幸之助論
デシ 人を伸ばす力
チクセントミハイ フロー体験入門
グラント GIVE&TAKE
アリエリー 予想通りに不合理
アイエンガー 選択の科学
チャルディニーニ 影響力の武器 第三版
ラス さあ、才能に目覚めよう 新版
ミルグラム/コールマン/グラノヴェター リーディングス ネットワーク論

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