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粉飾決算に絡んだとして有罪になったことのある元会計士の著者が、粉飾決算に絡む会社と会計事務所の関わりを公開されている決算報告書から読み解くという本です。
この本で取り上げられるのは、日興コーディアル証券、日本航空、ライブドア、NOVA。いずれもニュースになった大きな経済事件です。
決算報告書という小さな糸口から決算の矛盾を見つけ、実態を推測する手法が刑事ドラマを見ているようで面白い。経済事件に絡んだとして長いあいだ裁判で闘った著者ならではの視点があればこその分析なのでしょう。
2020.11.20 書評 | 固定リンク Tweet
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