2024.05.20

はるひ野やまざくらポケットパーク

調べのものをしていてはるひ野町内会のサイトを見たら「はるひ野やまざくらポケットパーク」という公園が掲載されているのに気付きました。恥ずかしながら、その公園の存在を知りません。地図を見ると5丁目のコモンヒルズの中にある公園です。2次造成時の提供公園かな?黒川1号線沿いではなく1本入ったところなので、存在に気付いていませんでした。
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はるひ野5丁目の中腹、黒川1号線(京王ガードをくぐって左に曲がる道)の中腹に上の写真の階段があるので、そこを登ったところにあるのが「はるひ野やまざくらポケットパーク」です。ベンチが2個だけある、小さな公園です。ベンチが災害時のカマドになるという、災害対応公園らしい。

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他に漏らしている公園はないか?と、はるひ野町内会サイトと川崎市サイトを確認です。

町内会サイト
丸山こもれび公園
黒川谷ツ公園
はるひ野ことり公園
黒川のぞみ公園
柳町いろどり公園
はるひ野ポケットパーク
海道ひだまり公園
クラスヒル小公園 (黒川池谷戸緑地隣接)
宮添みのり公園
黒川よこみね緑地
はるひ野5丁目公園
はるひ野やまざくらポケットパーク

川崎市サイト
黒川谷ツ公園
海道ひだまり公園
黒川のぞみ公園
はるひ野1丁目ポケットパーク(町内会サイトに掲載なし)
はるひ野5丁目公園
はるひ野ことり公園
はるひ野やまざくらポケットパーク
はるひ野ポケットパーク
丸山こもれび公園
宮添みのり公園
柳町いろどり公園
黒川よこみね緑地
黒川池谷戸緑地(クラスヒル小公園隣接)
黒川大谷戸緑地(町内会サイトに掲載なし、緑の会が管理)
黒川学舎緑地(町内会サイトに掲載なし)(立入不可)

比較すると
・クラスヒル小公園は川崎市道路公園センターでの扱いが微妙。池谷戸緑地の一部の扱いなのか、クラスヒル2次造成時に管理移管していないのか。
・はるひ野1丁目ポケットパークは川崎市サイトにあるがはるひ野町内会サイトに掲載なし。シンフォニア2次造成時の提供公園だと思われるが、町内会視点では宮添みのり公園と一緒の扱いなのだろうか。「管理運営協議会が管理しています」の看板が出ているので、何らかの管理組織はあるはずです。

ちなみに、はるひ野1丁目ポケットパークはエビフライが1個だけある小さな公園です。
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西光寺の雲龍図を見に行った

黒川にある禅寺「西光寺」。多摩線が鶴川街道を渡るときに山側に大きな釈迦如来像が見えるのでご存じの方も多いと思います。

この西光寺で、辰年の春と秋だけ、本堂の天井画「雲竜図」が一般公開されるとのことで、令和6年春の部が開催されています。予約をして、見に行ってきました。(すでに予約は満席で、秋の開催待ちになっています。)

1日5回×10日間、1回あたり40人という制限付きで、今春にこの雲龍図を見ることができるのは2,000人限定です。僕が申し込んだとき(申込日開始日の夕方)には土日は既に満席で、平日の空きを探して予約しました。超人気の雲龍図!

西光寺の境内へ。脇の道(宮添みのり公園に続く道)はよく通るのですが、境内に入るのはめったにありません。(年に数度くらい、手を合わせたくなり賽銭箱の前に立つくらい。)本堂の前に行くと、行列ができています。15時の回の40人。開始10分くらい前に建物の中に通され、総持寺の出張売店などを見ながら時間を待ちます。総持寺オリジナルのコーヒー?なんて思いながら。


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時間になり、副住職の案内で本堂に入ります。本堂に置かれた法事用のイスに座り、住職の話を聞きます。40分くらいの説明ですが、笑いありのユーモア交えた説明で、あっという間に説明が終わってしまいました。

雲龍図は平成12年(2000年)辰年に完成した単色の墨絵の天井画。12.5畳(4.5メートル四方)という大きな天井画です。まだ完成から24年と新しく、白黒が鮮やかです。絵師(姫路青峯)に躍動感を求めて構図を求めたとのことで、龍が螺旋に舞う様子が立体的に描かれています。平面の天井に立体感のある絵が描かれているので、見る角度により龍が違う姿に見える効果があります。住職の説明のあと、みんなで本堂をぐるりと回って、龍が「動く」様子を堪能しました。

次に雲龍図を見る機会は11月とのこと、それ以降は12年後の辰年になります。

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「たけくらべ」

言わずと知れた樋口一葉の短編小説だが、読んだことがありませんでした。大吉原展で紹介されていたので気になり、Kindleに落としました。買ったのは河出文庫の現代語訳。一葉の文体を活かしつつ現代語訳された本です。

句点がなく読点だけでつながっている古文独特の文体ですので、現代語訳と言ってもかなり読みにくいです。でも、句点がない文体なので忙しなく登場人物が動く様が表現されているので、文体も現代風にしてしまうとだめになっちゃうんだろうなと思います。難しいところ。なお、現代語訳は小説家の松浦理英子(親指Pの人)。

吉原の門前の街に生きる思春期の少年少女の心情が描かれています。少年少女ながら社会的にいろんな立場があると認識し、それでもそれを打ち破ろうとする思い。しかし、多少暴れたって、そんなものは戯れ。世は何ら変わることがなく、定まった道を受け入れるしかない現実を見せつけられる。青春の後味は苦い。

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2024.04.21

『吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日』


芸大の展覧会「大吉原展」では、吉原の文化発信面や商業的な広報の面に焦点が当たっていたが、中で働く遊女の心情がそっちのけだったという印象を持った。彼女たちは前借金のカタに吉原に閉じ込められ、商品として着飾られ、強引に教養を押し込まれていたのでは。その部分の疑問は、展覧会では取り扱っていなかった。

そのような部分に焦点を当てて描いている書物はないかとKindleで探してダウンロードした本です。読み始めて気づいたのが、大吉原展は江戸時代の文化を取り扱っていたのに対し、本書の舞台は大正時代。そもそも時代が違った。でも驚いたのは、大正時代という近代においても、家の前借金のカタに娘が売られ、売られた娘は吉原に閉じ込められて身を売るほかない状態に陥ってしまっていること。公娼制度が、遠い昔の話ではないということです。

本書は、吉原に売られた娘による日記。自分がいかに騙されて吉原に連れてこられ、吉原に入ってからもいかに騙され続けてきているかということをひたすらに描かれています。弱い立場の人間が、いかに虐げられているか、筆者は赤裸々に綴っています。

吉原を糾弾する意図でもなければ、誰かに助けを求めるための日記でもない。ただ事実を書いたログ的なものでしかありません。だからこそ、心情などが素直に伝わってくるのでしょう。ただ、筆者は他の遊女に比べて冷静な視点を持っており、長いものに積極的に巻かれるタイプの人間ではありません。なので、長いものに巻かれる同僚に対しての視線は厳しい。しかし、思いやりも持ちます。

結局、その仕事は嫌だということはさんざん語られてわかりますが、どのようにその仕事が嫌なのかの描写がありません。校閲で消された部分にそういう記述があるのかもしれませんが、現代に残る文面では伝わらないままです。虐げられた内面を伝えるのは相当難しいのでしょう。だからといって、着飾った文化でかき消されてしまいませんように。

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『人は、なぜ他人を許せないのか?』

audiobookで目に付いてダウンロードしました。こういうタイトルをダウンロードしてしまうのは、こういう人に身に覚えがあるから、こういう人に苦しんだ記憶があるから。なぜその人がそういう行動に出たのか、まったく理解できなかったから。

本書を聴いてなるほどと思ったのが、人を攻撃することは快感を覚えるということ。そして、そのことが中毒症状=正義中毒になってしまっていることです。そう考えると、悪者を強引にでも探し出して攻撃することは、人間として止むを得ないことなのかもしれません。

それでも、人を攻撃することが属するコミュニティに悪い影響を与えることを我々は知っています。大半の人は、そのことを知っていて、例え快感につながることをしっていても攻撃を抑制するのだと思います。しかし、その抑制が聞かず、人を攻撃し、コミュニティを破壊する人も一定数いるということは認識しておくべきなんでしょうね。

あと、自分が攻撃者になってしまわないためにどうすべきか。そのあたりも押さえておく必要があります。いろんな知識、いろんな意見、幅広に様々なことを学ぶ努力を怠らないことが重要なようですね。

出版社サイト

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2024.04.06

『女子高生誘拐飼育事件』

先月の歌会でストックホルム症候群の歌が評に出た。エロい中年男性にとってストックホルム症候群と言えば「完全なる飼育」ではないだろうか。竹中直人と小島聖の映画は衝撃的だった。この映画は1965年に発生した女子高生籠の鳥事件をモチーフとしている。同じ事件をモチーフとした小説があったので、Kindleで開いてみた。

小説の文体に攻撃性を感じる。この文体で、ストーリーの刺々しさを感じる。犯人の人格の描き方も悪意に寄せて書いてあり、被害者の順応とのコントラスタを際立たせる。

犯人も被害者も、最初から破綻した関係と知りながら、終局が来なければいいのにと祈りながら時間を過ごす。ヒヤリとしながら読み進める感情は、こちらも犯人に感情移入してしまっているのだろうか。

著者が犯人の心情、被害者の心情にどれだけ寄って書くことができていたか。文体は荒いが、その荒さゆえ、寄り添い具合は読者に委ねられているのかもしれない。

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2024.03.23

「武器になる哲学」

知り合いが哲学の講義に出ていると聞いて、哲学ってなんだろうと気になりました。適当な入門書をKindleで購入しました。

最初に、この本は一般的な哲学入門書ではないと書かれています。ビジネスパーソンにとって重要な哲学者の考え方を、時間軸を無視してジャンルで集めた、いろんな考え方リストです。僕が思っている哲学とはちょっと軸が違っていて、僕が社会学や経済学、経営学だと思っている分野の学者の名前もありました。逆にカントが紹介されないなど、筆者の考えた役に立つ哲学者に極振りした思い切った選定です。

50ある各項ごとに哲学者の名前と略歴を示し、その哲学者の唱えた主張を示します。ただ、その哲学者に1項を割くというよりかは、その哲学者の考えをきっかけに著者の考えを展開していると捉えていいでしょう。項によってはここまで来ると本書の編集意図はかなり明確で、世の中にこういう考え方があることを知ってればビジネスに役に立つってことを簡潔に紹介すること。哲学入門書のフリをしながらのビジネス書であり、かなり潔いと言えるでしょう。

50の項で50の哲学者が紹介されますが、読んでたら前の項は忘れちゃうわけで。全体を俯瞰することがより自分の視野が広がるのでは?と一覧表をエクセルで作ってみました。これはポケットに忍ばせておくと有用そうだ。

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2024.03.17

短歌結社の歌会に参加する

2023年5月から短歌結社に入っていて、何度か結社の歌会に参加しています。結社誌に自分の歌が掲載されているので、そのうちの1首を指定します。司会がランダムに指名した評者2〜3名が、その歌を評を手短に話します。これを、全参加者分行うという会です。参加者が30人くらいで、3時間半ほどです。

自分の歌が他人にどういう解釈で読まれるのか。どこが意味が取りにくく、どこが残念な点なのか。そういうことがリアルに聞くことができる場所です。他の参加者の歌でも、読まれたら即座に解釈をしなければいけません。次の評者が自分かもしれないからです。そして考えているとことで別の評者が解釈を述べる。自分の解釈と合っていることもあれば違うこともある。そういう解釈ができるのか!という発見もあれば、こういう表現だと伝わらないんだなと思うことも。

もしかしたら結社歌会は短歌を読むための力を養うところなのかもしれない。まあ、読めてこそ詠めるという部分も大きいだろう。SNSやメールでしか会話していない人ともリアルで顔を合わせることができるのも、良いポイントですね。

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「起きられない朝のための短歌入門」

そもそも短歌に入門したことなんてないと言われれば、そりゃそうだ。ほとんどの人が初めて短歌を詠んだのは小学校の国語の授業じゃないかな。31音の文章なんて作るのは簡単だし、TwitterやLINEなどの短文系メッセージアプリだとハードルも低い。

自分をどれだけ詠むのかというのは難しいところ。虚構を詠むと抽象的になったり嘘くさくなってしまうのだろうか。散文にも小説と随筆などがあり、随筆は実体験に基づいたことを書くが、小説は虚構だろう。小説を極端に短編にした短歌だってあっていいのではと思うが、本書を読むとなかなかそうはいかないような気がしてきた。

我妻俊樹さん、平岡直子さんの対談で進む短歌入門。新鋭の歌人がどのような姿勢で作歌に臨んでいるのか垣間見れてよかった。他の方がどのように作歌しているのかも、別の形でもちょっとずつわかればいいなと想います。

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2024.03.10

江之浦測候所、根府川

ときどき雑誌などで登場する「江之浦測候所」が気になっていたので、予約して訪れました。

 

往路の小田急はGSEで。

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先頭車7列目通路側という、なかなかいい席が取れました。

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行った日の朝は降雪があり、はるひ野は積雪をしていたのですが、相模大野を過ぎると雪が降った気配もありませんでした。秦野盆地に低く棚引く雲と、その上に見える丹沢が美しい。

根府川で東海道線を降ります。熱海方面に行くときに相模湾の美しさに毎回感動する駅ですが、降りたのは初めて。跨線橋の階段の壁が趣深かったり、海以外のところも素敵な駅です。

▼ 跨線橋の階段

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▼ 駅舎

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線路脇には桜が咲いていました。おかめ桜という桜らしいです。メジロがたくさん花をつついていました。

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送迎バスで江之浦測候所に。東海道線白糸川鉄橋などを眺めながら、真鶴方面に10分弱で到着。自動車だとすぐですが、歩くと大変なんだろうなというくらいの距離感。

江之浦測候所はいちおう美術館なのですが、海からの日の出を観測するというコンセプトで、夏至の日の出の角度、春分秋分の日の出の角度、冬至の日の出の角度それぞれにオプジェが存在します。

▼夏至光遥拝100メートルギャラリー(側面)

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▼夏至光遥拝100メートルギャラリー(上から)

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▼夏至光遥拝100メートルギャラリー(横から)

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こんな建物から、海を望みます。

▼ 冬至光遥拝隧道(上部)

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▼ 冬至光遥拝隧道(内部)

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いちいち、海が感動的なように作られています。

▼ 春日社

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赤も、海に映える。

 

江之浦測候所を堪能したあと、送迎バスで根府川まで戻ってきたので、周辺を少し探索することに。

谷底に白糸川が流れ、その遥か頭上を白糸川鉄橋で東海道線が渡るという地形です。

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鉄橋の真下に、小さな建物があります。釈迦堂です。

近づくと…中には何もないように見えます。

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よく見ると、お堂の中にあるのは下り階段。

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階段の下に、釈迦磨崖仏があるのです。

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何故こうなった?と説明書きを読むと、関東大震災までは地上にあったとのこと。地震の土砂災害で地中に埋まってしまい、岩に彫ってあるので動かすこともできないため、現在のように地下に降りて拝むスタイルになったとのこと。地震の爪痕が大きすぎる。なお、関東大震災では頭上の白糸川橋梁も崩落しています。

西湘地区は東海地震の警戒地区でもあります。なので、このような看板も。でも、ちょっと時代遅れ感があるかな…

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海沿いの国道(真鶴道路)を少し真鶴方面に歩き、海沿いのレストランで食事。運良く、海を望む席で昼食をいただきました。近くの海で取れる魚の海鮮丼。

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根府川を堪能して帰路に。帰路の小田急もGSEでした。今度は前から4列目の展望席。最前列には固定カメラを据え付けて車窓を録画している人がいました。

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根府川ショートトリップ、楽しみました。

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