妻の友人の演劇を観に、学芸大学へ。ちょうどいいので(何が?) 自転車で行くことにしました。
なんだか久々の自転車です。妻はもっと久しぶりです。念入りに準備体操をして、出発。曇りですが、やや空が重いのが気になります。
多摩川原橋から多摩川へ。日曜日とあって多摩川サイクリングロードは相変わらず人がたくさん。ペダリングの疲れより、人を避ける気遣いに疲れますね。特に、二子橋のバーベキューに来た人達は、自転車道に荷物を置いたり座り込んだりで、これはかなり危険です。
二子玉川から駒沢通りへ。ややアップダウンがあり苦しみますが、一番辛かったのは駒沢公園前の二重駐車ですね。これも、危険。自転車じゃなくっても、ここを通るのは危険では? それでも、2時間ほどの行程で学芸大学に到着です。かなり駅周辺を探し回って駐輪場を発見。いったん自転車は置いておいてから、昼食へ行くことにしましょう。
昼食場所を探していて見つけたのが、「熱風餃子」という変わった名前の餃子屋さん。ほぼ、名前だけに惹かれてお店に入ります。僕の注文が餃子定食、妻の注文は「餃子カレー」です。
▼ 餃子カレー
カレーと餃子の組み合わせは、意外とイケます。(ただし、妻には量が多かったようでした)
昼食後も少し時間があったので、演劇の会場の近くの喫茶店へ。ちょっとこだわりを持っているような雰囲気の店の入り口。お店に入ると、落ち着いた木の内装に素敵なコーヒーカップがたくさん飾ってある棚、BGMはクラシック音楽、そして机にはなぜか、絵本が置いてあります。ひとつ気になったのが、紙を糸で綴じただけの装丁の本で、「夜の校長センセイ」という絵本。小学生と、学校の警備員さんとの交流を描いた絵本です。挿絵が版画。この版画の作者は、ときどきこの喫茶店で個展を開くそうです。
▼ 喫茶店「平均律」のコーヒー
演劇会場へ。30席くらいの小さな会場、役者も7人くらいの、こじんまりとした劇です。吉原の遊女がしたたかに生きていく人間模様を描いた作品、人間の儚さを感じる時間でした。
演劇が終わって外へ出ると、今にも雨が降り出しそうな気配。このまま走り出すのは躊躇って、ここは喫茶店で雨宿りです。案の定、雷が鳴り出し、大雨になってしまいました。(雨宿りしてよかった…) 妻が注文したグレープフルーツゼリーは、ゼリーになっておらず、ただグレープフルーツがほぐしてあるような食べ物でした…
雨が一段落したので、帰路につきます。帰路も、ところどころ雨に降られます。電車の橋の下で雨宿りなどしていると、だんだん日が落ちてきて、ちょっと焦り気味。残る体力を振り絞り、日没前ギリギリに黒川に帰着しました。
今日は54kmの行程。お疲れさまでした。