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2005年11月の14件の記事

2005.11.29

奈良

しばらく投稿をサボっていましたm(__)m
連休で関西方面に行ったあと、しばらくばたばたしておりました。

ということで、連休の「関西方面」のレポートでございます。

11月20日は、奈良に行ってきました。行き先を奈良に決めた理由は…奈良にしか宿が取れなかったからです。出だしが遅かったので、京都方面は宿がいっぱいでした。

そんなわけで、大阪から近鉄に乗って、奈良に向かいます。難波駅から、近鉄奈良線です。鶴橋からしばらく下町を走りますが、石切付近で急に標高が上がり、大阪平野一望です。意外なところで車窓に感動。

近鉄奈良に到着。妻が奈良に来るのが初めてということで、メジャーどころを攻めることにします。まずは、興福寺。南円堂から五重塔をまわります。普通に立派な、五重塔です。ここからしばし東進。このあたりの公園は、鹿がたくさん。鹿せんべいを買う観光客を鹿が待っている光景なんかにも出くわします。催促されているのなら仕方ない、僕も鹿せんべいを買うことに。牡鹿は角が切ってあるのですが、それでもせんべいをあげ渋っていると体当たりしてきて、けっこう恐いです。

▼ 鹿に鹿せんべいをあげる
nara-shika

適当にてくてく歩いて、鷺池に。池のまんなかに風流な休憩所があるので一休み。水面に映る紅葉を楽しみましょう。

春日大社に向かいます。石灯籠がたくさんの参道。危険なので触らないようにしましょうとの注意書きも。石なので、もし倒れてきたら大変です。入り口に、重要文化財の「車舎(くるまやどり)」が。でも、ビールケースが積み重ねてあって、とても重要文化財の扱いではありません。このあたりは、国宝指定されないと大事に扱ってもらえないのか?

▼ 車舎とビールケース
kuruma-yadori

春日大社にお参りしたあとは、お腹がすいたので、ランチタイム。大仏前はお土産屋さんばかりなので、ちょっと離れて歩くと、国立博物館前にちょっとおしゃれな感じのお店が。木下味亭。ガラス張り建物の2階です。何物かよくわからないけど、まあ旅先の食事、思い切って入ります。感じのいい店内、しつこくない味のカレー。満足です。

お店から、国立博物館「本日無料」の看板が見えて、気になります。奈良国立博物館は展示物がけっこう立派なものが揃っていて、そんなもの本当に無料で見せてくれるの?と疑心暗鬼で近づきますが、入ってみると本当に無料でした。(関西文化の日という、企画だそうです) で、国宝級の仏像をたくさん見て、かなり満腹です。満腹ついでにもうひとつ仏像を見ましょう。そう、「奈良の大仏」です。妻はこれも見るのは初めて。鎌倉大仏よりもはるかに立派な(鎌倉に失礼!) 奈良大仏にカンドーです。

夕方になったので、宿に。若草山の上にあるという、ちょっと変わった立地の宿です。バスに揺られて到着です。温泉に浸かって、ゆっくりしましょう。

翌日の談山神社、翌々日の京都は、後日にします。(お待ちあれ)

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2005.11.17

手帳

来年の手帳を買ってきました。といっても、毎年と同じ「能率手帳 WIC2」です。見開き1週間、土日も同じ大きさ、時間罫線が入っている、日別メモ項目が書ける、スーツの内ポケットに入るなどの条件を考えると、これになってしまうのです。

▼ 能率手帳 WIC2
051117_2333001.jpg

ところで、日経アソシエで、手帳の使い方を特集していました。みなさん、なかなか様々に手帳を駆使し、「成功」を修められています。といっても、僕の仕事スタイルにうまく合うでもなく、こういう記事を参考にしながら自分なりの手帳活用方法を考えることになります。

僕の手帳活用方法をご紹介します。

僕は、不定休なので、仕事の予定とプライベートの予定の情報を集約しないと混乱します。ということで、手帳はオン・オフ混在です。時間が拘束される予定は、その日の時間罫線のところに書き込みます。

また、やらなければいけない事項(「ToDo」とか「タスク」とかいいますね)は、実際に行う日の目処をつけて、その日付のメモ欄に書きこみます。細かいことでも、手帳のスペースをケチってはいけません。書いて忘れてしまえば、そのぶん脳みそ能力を仕事に割り振れます。一日のメモ欄に書き込める項目は10項目くらいです。それを超えて書いても、どうせその日にこなせませんから、そういうときは他の日に仕事を割り振ります。

会社に到着したら、その日にやるべきこと(ToDo・タスク)を、大学ノートに書きます。ここで書くのは、手帳のその日の時間罫線欄・メモ欄に書いてあること、前日の積み残しタスク、朝に来ているメールや申請書です。一タスク一行で書きます。そして、朝礼が終わったら、そのタスクを消化すべく、仕事と格闘です。

その日に受けた仕事は、大学ノートの今日の欄に追加するか、手帳の先日付のメモ欄に書きます。とにかく、やらなければいけないことを頭で覚えておくと、やることを忘れてしまうリスクと、覚えておくために脳みそ能力を消費する無駄につながりますので、極力避けます。

タスクが終わったら、ノートの当該タスクの欄にレ点を入れます。そして、残タスクの優先度を考え、次のタスクに取り掛かります。あとは、その繰り返しで一日が過ぎていきます。

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2005.11.13

小山田ウォーキング

鶴見川を守るボランティア団体「鶴見川源流ネットワーク」・多摩丘陵を守るボランティア団体「いるか丘陵ネットワーク」が開催している「いるか丘陵とことん巡り2005 鶴見川源流編Ⅶ」に参加してきました。

集合は小山田桜台バス停近くの「谷戸池公園」。尾根緑動の近くです。ここで、会費の500円と「お餅代」200円を払い、受付を済ませます。

▼ 受付でもらった資料一式と「お餅券」
omochiKen

ここから小山田桜台団地を抜けて「杉谷戸4号公園」予定地に。ここは小山田の谷戸を見下ろす立地で、鶴見川源流域が見渡せます。ここで、町田市職員の方による、自然の保全の話を聞きました。

▼ 杉谷戸4号公園からの景色
Sugiyato4thPark

ここからちょっと歩くと「新橋」です。ここで、「一級河川鶴見川」は終わり。ここから上流は河川法上の河川ではなくなり、町田市が管理する地元の川の扱いのなります。

▼ 鶴見川上端の看板
UpperEnd

もう少しだけ上流に行ったところに、「杉谷戸調整池」があります。普通の調整池はコンクリで固めてあるものですが、ここは壁が土手・そこからも葦が生えている、ビオトープ状に整備してあります。このような状態だと市などはとても管理できませんが、源流ネットワークのボランティアの管理があるため、ビオトープが維持できています。

鶴見川源流泉の広場へ。湧き出す水の周りをビオトープ状にして、ドジョウやアブラハヤなどの小さな魚が住めるようにしてあります。源流ネットワークの岸先生によると、多摩丘陵の尾根(町田・多摩市境)に川崎市が水道管を通したときに、それまでこの辺りに湧いていた水が枯れてしまったとのこと。水道管工事の横孔を使い、この泉の広場に水が湧くよう、作り直したそうです。

▼ 鶴見川源流泉の広場
IzumiNoHiroba

ここからちょっと山道を入り、源流ネットワークの人が「源源流」と呼んでいる場所に行きます。谷戸を詰めた場所で、地面から水が染み出ている場所です。湿地かと思っていたら、昔は水田を耕作していた場所だそうです。水田は耕作放棄すると、あっという間に荒れて風景が変わってしまいます。

ここから、山林の中に入っていきます。山林も手入れが間に合っていないようで、竹や笹がたくさん生えています。これが、雑木林の本来の木々を弱めてしまうそうで、ちゃんと間伐をしてやらなければいけないとのこと。一部、ちゃんと手入れしている区域があり、その部分のきれいさが際立っていました。

しばらく車道を歩き、小山田緑地大久保分園に行きます。ここで昼食。妻に握ってもらったおにぎりと、「お餅券」引き換えのお餅です。

▼ お餅
Mochi

昼食中、ノスリ・オオタカが上空を飛んでいました。

昼食後はゴルフ場を横切り、アサザ池へ。休耕田になってしまった場所を都が公園整備している場所です。一部はそのまま水田として都が使い、昼食のお餅のお米も、この水田で収穫したものだそうです。

▼ アサザ池
AsazaIke

ここからは小山田緑地内の園路を通り、本園に向かいます。なかなかアップダウンの激しい道で、途中には吊り橋もあります。そして、広々として開放的な運動広場を抜けると、終着地「見晴らし広場」です。ここからは、空が澄み切っていると富士山が見えるそうなのですが(関東富士山景100選だそうです)、今日は空が霞んでいて、丹沢がようやく見えるかどうかというくらいでした。

ここでアンケートに回答し、「源流コーヒー」で一息つき、解散です。

どうやって帰ろうかと地図を見て、唐木田経由で帰ることにしました。小山田緑地を縦断し、よこやまの道終点辺りに出る道があります。

アサザ池・ゴルフ場を抜け「山中分園」にたどり着きました。ちょっと階段を降りて、森の様子を一目見てから、本道に戻り、多摩清掃工場の裏でよこやまの道に合流。ここから尾根幹線を超えると唐木田駅、今日の散歩は終了です。

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2005.11.12

房総の写真

10月に房総に行ったときの写真を、今になってパソコンに取り込みました。何枚か、アップします。

▼ 久里浜で食べた「三浦ソバ」
MiuraSoba

▼ 東京湾フェリーからの富士山(わかるかなぁ?)
FujiFromTokyoBay

▼ 大房岬から富浦方面を望む
TomiuraFromTaiboMisaki

▼ 鴨川シーワールドのアシカ
Todo

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2005.11.11

おでんにウインナー

妻が、「この間のおでんにウインナーを入れるのを忘れてた」と。いやいや、そんなもの入れないでしょう。忘れてくれててよかった。ずっと忘れていてほしいものです。

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2005.11.10

『アマゾン・ドット・コムの光と影』

アマゾンジャパンの物流センターにアルバイトとして潜入した著者によるルポタージュ。常々言われている「格差社会」が凝縮されている現場の実体が描かれているのだろうと、読んでみました。

気付くのが、アマゾンが徹底的なIT化により、労働集約産業である物流を徹底的に低コスト化していること。ここで重要な視点が、投入労働量を低減するのではなく、労働量×労働単価のミニマムを目指すということ。日通の地域子会社、日通東京配送(日東配)の臨時雇用者を巧みに使う手法、さすがです。

安価な労働力が、求人広告によるアルバイト募集という、随分とオープンで明るい方法で手に入るようになったものだと思いました。荷主(アマゾン)-元請(日通)-下請(日東配)-臨時雇用(アルバイト)という階層が一般的なものとして社会に認知・浸透しているのでしょう。

比較的社会的強者の立場にある記者が、アルバイトの立場に見せかけて現場の観察をしているこの著書、痛烈な意見がさりげなく出てきて、労働集約型産業のマネジメントをしている人にとってはかなり耳が痛いのではないでしょうか。

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竹芝の海

竹芝のホテル宴会場での講演会。夕暮れ時になると窓から夜景が広がってきます。講師よりもお台場の観覧車のイルミネーションについつい目が行ってしまいます。

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片平公園

五月台駅近くの公園「片平公園」です。朝に行くと、野球グランドを望む斜面に日が当たり、心地いいです。

銀杏・桜などの葉が色付き、秋を感じます。

051109_0851001.jpg

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2005.11.09

「個客識別マーケティング」

POSデータによるマーケティングにおけるバイブルに近い存在になっている本でしょうか。そんなわけで、読むことにしました。

小売業でのセール販売や目玉商品などのマスに向けた価格戦略ではなく、上得意に対するサービス強化に的を絞ることにより営業強化を図る手法が述べられています。

面白いと思ったのが、徹底したチェリーピッカーの排除です。テレビ番組で、お買い得商品をうまく買い集める「賢い買い物方法」なんてのを見たことがあるくらい、チェリーピッカーはたくさんいることでしょう。利益を産み出さない価格戦略の廃止は、なるほどです。

ツールとして挙げられている「10P」のひとつ「ポイント制度」。家電量販店の戦略ですっかりおなじみですね。いまやどこの小売店でも採用しているポイント制度は、こういう著書や論文が影響しているのでしょうね。

この本の残念なところが、「個客識別」戦略が押し付けがましいところ。また、特定POSメーカに偏った実践手法も気になります。

個客識別マーケティング/ブライアン・P・ウルフ/ダイヤモンド社/ISBN4478501599

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2005.11.08

インターネット接続

自宅のパソコンでインターネットに接続したら、つながらず。マンションのセンタールータへのPINGが通らないことが判明しました。宅内HUBのリンクランプは正常だし、HUBの電源OFF/ONも試みてもまだつながらず。

しかたないから、モデムと電話線を使ってインターネットに接続しようとしましたが、本棚のいろんな書類を探しても、プロバイダのアクセスポイントの電話番号などがわかるものはありませんでした。きっと、ずいぶん長い間、ダイアルアップ接続なんてやってなかったのでしょう。

リスク管理の問題でもあります。それくらいはわかるようにしとかなきゃ、と反省。

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下り列車

朝一番で藤沢方面に用事があったので、下り列車に乗ることに。 下りでも、けっこうたくさんの人が乗っていますね。…お互い目的地にもっと近いところに住めば効率的なのですが、なかなかそうはいかないようです。

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2005.11.04

ハナミズキ線、完成

京王線若葉台駅南口からはるひ野方面に向かう歩道「ハナミズキ線」が、完成していました。これで、上麻生連光寺線の交通量の多い道路を、車の間隙を縫って渡る危険なことをしなくて済むようになり、若葉台へだいぶ行きやすくなりました。

▼ ハナミズキ線の歩道橋
051104_1309001_001.jpg

若葉台駅前の広場も、広くキレイに整備されました。

▼ 若葉台駅前(川崎市側)
051104_1310001.jpg

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2005.11.01

ファシリテーション入門

「会議」運営技術の書です。

会社にいると、様々な会議が開催され、たくさんの時間が拘束されます。決定→実行のプロセスにおける重要なイベントではありますが、長い時間が拘束される不満が蓄積する事も否めません。

そもそも、会議はたくさんの人数に対しいっぺんに時間を拘束するとても贅沢なイベント。効率的に行うことが求められて当然です。そんな効率的な会議を開くためのノウハウを、とこの本を手に取りました.

この本は、会議運営の具体的なノウハウより、会議運営する人にどのようなスキルが求められているのかということが重点的に書かれています。価値ある会議運営者になるための道のりは遠いです。

この本では、会議に、議長とは別に「ファシリテータ」を立てることを進めています。ファシリテータは中立的な立場で会議の進行を司ります。考えてみれば、それも贅沢な話し。普通の社内の会議で、所属部署などの立場を離れて会議進行のためだけの人を確保するのは困難でしょう。

会議の効率化は、まだまだ道のりが長いです。

ファシリテーション入門 / 日経文庫 / ISBM4532110262

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東証 システムダウン

東京証券取引所の売買システムが、3時間(前場まるまる+α)停止してしまったようです。(関連記事) 組織(しかも、日本経済の中枢を担う大組織)のサービスをまるまる止めてしまう、かなりの大規模システム障害です。

担当者の方々には悪夢でしょう。でも、日本中に数多いるシステム開発者・管理者は、こんなことが起きてしまわないか常々心配しながら、日々過ごしているのです。

051101_2004001.jpg

これだけのシステム障害の場合、いろんなニュース媒体から障害の原因、テスト体勢はどうだったか、障害発生の初動体勢はなど、報告されます。それらの情報を収集し、自分なりに解釈して自分の仕事に反映させることが大事です。

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