« 東証 システムダウン | トップページ | ハナミズキ線、完成 »

2005.11.01

ファシリテーション入門

「会議」運営技術の書です。

会社にいると、様々な会議が開催され、たくさんの時間が拘束されます。決定→実行のプロセスにおける重要なイベントではありますが、長い時間が拘束される不満が蓄積する事も否めません。

そもそも、会議はたくさんの人数に対しいっぺんに時間を拘束するとても贅沢なイベント。効率的に行うことが求められて当然です。そんな効率的な会議を開くためのノウハウを、とこの本を手に取りました.

この本は、会議運営の具体的なノウハウより、会議運営する人にどのようなスキルが求められているのかということが重点的に書かれています。価値ある会議運営者になるための道のりは遠いです。

この本では、会議に、議長とは別に「ファシリテータ」を立てることを進めています。ファシリテータは中立的な立場で会議の進行を司ります。考えてみれば、それも贅沢な話し。普通の社内の会議で、所属部署などの立場を離れて会議進行のためだけの人を確保するのは困難でしょう。

会議の効率化は、まだまだ道のりが長いです。

ファシリテーション入門 / 日経文庫 / ISBM4532110262

|

« 東証 システムダウン | トップページ | ハナミズキ線、完成 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ファシリテーション入門:

« 東証 システムダウン | トップページ | ハナミズキ線、完成 »