談山神社・長谷寺
連休「関西方面」レポート第2弾です。
朝目が覚めて、宿の窓から景色を見ると、遠く葛城山を望むことができました。麓に雲が流れ、幻想的な雰囲気です。
▼ 奈良盆地と葛城山
今日は、紅葉の名所「談山神社」に向かうことにします。
宿からバスでJR奈良駅に。奈良駅は工事中。風情のある旧駅舎はもう使われなくなっていて、新駅舎に移行中。古い駅舎は取り壊しになるとのこと。残念です。
▼ JR奈良駅 右が旧駅舎 左が新駅舎
単線・ワンマンカーというローカル路線の桜井線に乗り、桜井まで。ここからバスに乗ります。この時期は、増発していますが、その分乗客も多く、満員で出発。途中、道路が狭くすれ違い困難な場所があり、かなり立ち往生していました。
談山神社に到着。入り口で、紅葉の定番スポットに立ちますが、イマイチ…やはり今年の紅葉は、パッとしないようです。
▼ 談山神社の鳥居前
そのまま鳥居をくぐり、本殿まで登ります。ここまで来ると、谷を見下ろせてなかなかの絶景ですが、紅葉を楽しみに来ていただけあって…
▼ 本殿から
バスで桜井まで降り、昼食を済ませたあとは、電車で長谷寺に向かうことにします。近鉄長谷寺駅を降りると、まずは長い階段&坂道で大和川沿いの谷底まで下り、ちょっと車通りがうっとおしい参道を歩いて山門に到着。なぜだか山門にいっぱい草履が挿してあります。
▼ 山門の草履
ここからは過酷な上り坂です。石段でちゃんと屋根の懸かっている、りっぱな坂道です。(登廊というそうです。) この坂道で、お坊さんがとてもたくさん本坊に入っていく列とすれ違いました。今日は重要な儀式があるようです。立派な本堂・礼堂(国宝です)を見て十一面観音さまにご挨拶したあとは、御影堂に。お坊さんが、説教を聞いていってくださいとのことで、10分ほどの法話を聞きます。といっても堅苦しいものではなく、手品を交えた面白いものでした。
▼ 法話を聞いた御影堂
ちょっと足が痺れましたが、我慢して階段を降ります。五重塔。戦後築の新しい五重塔ですが、朱色がまぶしく、山の景色に映えます。
▼ 五重塔
また門前街を抜け、駅へと帰ります。車通りが相変わらず多いので、途中から道を逸れ、白髭神社に向かう橋で大和川を越えます。この橋は風流な造りで、門前街の風情に合っています。外人さんが絵を書いていました。
▼ 長谷寺駅で特急通過待ち
近鉄で奈良まで戻り、宿に。ちょうど夕暮れ時で、宿からは美しい夜景を見ることができました。今日はこの夜景で締めくくりです。
▼ 奈良盆地の夜景
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