ホームの桜
南武線南多摩駅の連絡橋からの写真です。桜はまだ満開にはなっていませんが、それなりに風情があります。
南武線の駅は、全体的に何となくレトロ感が漂います。
▼ 南多摩駅
連休の最終日、いいお天気だったので、再び自転車ツーリングに行くことにします。
2日前に東京都を存分に走ったので、今回は神奈川県方面へ。まずは厚木に向かうことにします。
橋場(毘沙門天堂の近く)から真光寺公園に抜ける細道をまず。山に囲まれているところに住むと、どこに向かうにも初っ端が登坂で、イヤになりますね。
井の花から薬師トンネルをくぐり抜け、山崎団地から境川橋まで。薬師トンネルを使ったのは初めてですが、町田方面へ行くのはこのコースがいいようです。
境川サイクリングロードは人が多いので、のんびりペースで走ります。相鉄をくぐったところで境川を離れ、大和駅を通過、西進。厚木基地では望遠鏡を構えている30人くらいのグループがいたりで、ちょっと物々しかったです。海老名駅前を通過し、あゆみ橋で相模川を渡ります。
▼ 相模川 あゆみ橋上流付近
厚木市内でコンビニ休憩。ここから、小鮎川を宮ヶ瀬方面に向かいます。厚木からちょっと離れると、市街地モードから山間モードに突入し、いよいよツーリング気分です。この辺りの民家の庭に咲く梅はみんな立派です。
好きな中津川の河原は、今日は時間がないので寄れません。愛川大橋から韮尾根に向けて走ります。長いダラダラ坂でイヤになってきますが、めげない。登坂の途中に「相模原市」の看板。ここが相模原市なのは違和感があります。平成の大合併、恐るべし。
串川橋を回り、新小倉橋へ。ここを渡るのは初めてです。橋上は絶景なのですが、車の流れが早く、景色を楽しむ余裕はありません。トンネルと分岐。左:高雄 右:相模原 との看板。右に行くと、思ったより下九沢寄りに出てきてしまったようです。
川尻まで戻って、橋本へ。超高層マンションの麓の「橋本公園」の桜が、見頃です。
▼ 橋本公園
小山交差点から、尾根幹線。南大沢分岐を右に入るのは、いつもヒヤヒヤです。唐木田付近の信号待ちでロードレーサー7台の隊列に追いついてしまった。7人抜きはタイヘンなので、ここは引いてもらうことに。多摩東公園で隊列から離脱し、帰宅。
88km、6時間30分。今回は山岳が多く、なかなか堪えました。
黒川の梅を観に、散歩してきました。
まずは、黒川交差点近くの西光寺です。境内に立派な梅の木。お寺のものだけあって、姿もいいです。
▼ 西光寺
鶴川街道を西へ。鶴川街道沿いに街路樹として植えられているコブシもちらほら咲いています。通りの向こう(南側)の斜面にも、梅がちらほら。あったかい日差しもあいまって、春を感じますね。
汁守神社へ到着。安産の感謝で手を合わせてから、裏のヤブツバキを観に行きます。うん、ちゃんと咲いています。梅や桜と違って、ぱらぱらと咲くので派手さはありません。すでに落ちているものもあればまだつぼみもあります。
▼ 汁守神社のヤブツバキ(この写真じゃ咲いている様子がわかりにくいですね)
ここからは、発電所を抜けて、毘沙門天堂に向かいます。途中の道の周りの民家や畑に咲く梅もキレイです。毘沙門天堂裏の梅畑は満開! 小さな谷間を埋め尽くす梅は見ごたえがあります。
▼毘沙門天堂裏の梅
毘沙門天堂から山桜に向かう途中、左側に大きな造成工事をしている様子があります。何でしょうか? 気になります。山桜向かいの梅並木も満開。黒川の梅ポイントはちょうど見頃のようでよかった。
樹齢400年の山桜は、まだツボミが硬いです。でも、ちゃんとツボミを付けているので、この春もちゃんと咲いてくれるようですね。楽しみです。
▼ 山桜のツボミ
ここから海道方面に降りる坂道沿いは菜の花がちょっと咲いているなど、ここでも春を満喫。黒川の梅を観に、春のお散歩でした。
やや挑発的なタイトルの本です。
・ITはコモディティ化する
・先端IT投資を莫大な投資をかけて行っても、遥かに安価に模倣される
・ITで成功した企業は、最先端のITを使ったからでなく、戦略にITを結びつけたから成功した
といったあたりが主論でしょうか。
帯についている「ITでは、革新は起こせない!」に、共感するところがあります。運輸なら運輸、小売なら小売の本業のあり方で企業力を高めていくのが経営であり、安易にITを導入したから劇的に企業がよくなることはめったにありません。ITは事業の基盤でしかなく、それだけで事業の問題を解決することはありませんから。
本を読んで面白かったのが、過去の欧米の大企業に「電力担当副社長」なんて役職があったこと。現在のCIO(情報技術担当役員)に相当する役職です。ITが電気・水道・ガス・電話と同じような「当たり前」のインフラとなったとき、「昔はCIOなんて役職もあったんだよ」と面白がることになるのでしょうか。
この本を読んでいても、ITに金を使わない理由を見出すことはできませんでした。ITへの投資が競争優位を見出すものではなくても、ITへの投資を怠ると競争の土俵に乗れなくなるのではという疑問は残ります。(電気の動力を使わず蒸気機関を工場の動力に使い続けた工場は、競争に敗れます。) 深く読めば、土俵に残るだけのIT投資はやっときなさいと書いてあるのかも知れません。IT投資によってひとつ頭抜け出す幻想には囚われるなということでしょうか。
僕が社会人になったのが1995年、情報システムの仕事に携わり始めたのが1998年です。この頃、情報システムが「OA化」から「IT戦略」に舵を変え始めたように感じます。ネットバブルが加熱し、最先端IT導入企業が雑誌などで礼讃され、その頃身近にいた一部の経営の人たちも「IT、IT」と常に口にしていました。その頃にぜひとも呼んでいたかった本です。(もっとも、ITバブルがはじけた最近に出版された本ですが…)
この本のタイトルの裏側には、「ITにもっと頭を使いましょう」という思惑が入っているように思えます。
ITにお金を使うのは、もうおやめなさい / ニコラス・G.カー著 清川 幸美訳 / ランダムハウス講談社 / ISBN : 4-270-00062-7
赤ちゃんとの生活のペースを掴みかけたので、「自転車行ってヨシ」との妻の許可が下りました。久々なので平地コース、浅川と多摩川を低めの峠でつなぐ、小峰峠に行くことにします。
最短で浅川に入るため、若葉台コープに向かう坂からスタート。初っ端からキツイです。関戸橋から浅川に入ると、強烈な向かい風。ハンドルを取られるくらいで、参りました。
浅川沿いは立派な桜の木がたくさんあるようですが、それもまだつぼみが固く、開花までまだしばらくかかりそうです。一斉に咲き誇るのでしょうか。
出発1時間くらいで、浅川橋。ここからは川口川に入ります。河川敷のない、都市河川です。清水公園の脇で小休止。と思ったら、雨が降り出してきたのでやっぱり先を急ぎます。雨はすぐに止み、日差しも出てきたので助かりました。
▼ 清水公園少し上流の桜[MapFan]
川口橋[MapFan]辺りから川沿いの道をロスト、そのまま秋川街道を進みます。しばらく交通量が多くて走りづらいですが、網代トンネルの取り付けから交通量が減り、走りやすくなります。この辺りから斜度が出てきますが、つらくはない程度。
旧小峰峠の道に入ります。自動車は通行止めになっているので、気ままなペースでのんびり走れます。峠の八王子側は道路改良工事中。って、この道は廃道ではないのかなぁ。
▼ 旧小峰トンネル [MapFan]
五日市から、五日市街道ではなく秋川の右岸を走ります。高尾集落の辺りは道路沿いに石垣があったりしていい風情。秋川の渓谷を望める場所もありました。
▼ 秋川 (網代らへん) [MapFan]
山田大橋をくぐって、東京サマーランドの脇へ。ムツゴロウ動物王国が気なりますが、スルー。サマーランドの敷地は大きいですね。走っても走ってもまだサマーランドって感じです。そんなサマーランドが途切れたところで人道今日を渡り、今度は左岸を走ります。かろうじて道になっているような歩行者用道路を走ります。ダート率高し。ロードで乗れなくもなく、そのまま乗車です。
多摩川合流点までそのまま走ったら、単なる土手になってしまいました。しかも、向かい風が強すぎて進まない。仕方なく土手を担ぎで降り、一般道から睦橋を渡ります。
ここからは多摩川サイクリングロード。外人二人組みのツーリングに抜きつ抜かれつ。中央高速のところで早いロードに抜かれたので、そのままこっそりついていくことに。巡航35~40km/hくらいのハイペース。がんばるなぁと思っていたら、Y'sのところのコンビニに向かってしまいました。仕方なくひとりでのんびりと関戸橋まで。連光寺坂ものんびりと走り、黒川まで帰ってきました。
約70km。4時間20分。
子どもが我が家にやってきてから、室温を維持するためにエアコンの暖房をつけっぱなしにすることが多くなりました。で、問題なのが部屋の乾燥。一晩めはのどがからっからで参りました。濡れタオルを部屋に干しておくことで急場を凌ぎましたが、やっぱり欲しい、加湿器。ということで、新宿まで探しにいってきました。
導入したのは、空気清浄機能付きの高級機種。子どものためとなると高いものが簡単に買えてしまうこの心理、問題ですが。
早速部屋で運転させてみると、快適です。タンクの水がどんどんなくなっていく様が恐いです。
▼ 加湿器@和室
赤ちゃんがやってくると、いろいろと物いり。僕が会社を休んでいるあいだに揃えておかないと、仕事の合間に買い物は大変なので、買い物に行くことにしました。普通は1ヶ月くらいで初めて外出なのでしょうが、生後1週間で初めての外出です。
アフガンに包んでマンションを出て、乗用車のチャイルドシートに座らせます。アフガンが邪魔。抱いた状態でアフガンを剥ぐのって、大変なんですよね。
チャイルドシートに座っていると、なぜだかおとなしいです。というか、すぐに眠ってしまいます。姿勢に無理があるのか? 自動車の揺れが心地いいのか? なんだか不思議です。
行き先は、多摩境のベビーザラス。ベビーカーと抱っこ紐が目的です。ベビーカーの選択は難しく、店員さんに長い間話を聞いていたのですが、その間もぐずりませんでした。そのうち僕たちが疲れてきて、休憩室で休憩。ベビー休憩室が充実しているのが助かります。休憩を始めるとちょっとぐずぐずが始まって授乳。なかなかタイミングがいい。その後、抱っこ紐の選択でもおとなしかった。帰り道でもいい子で、なかなかすんなりといった外出でした。
今日買ったベビーカーは、ほどほどに軽く、ほどほどにコンパクトなもの。うちの狭い玄関に置いてどうかな?と思いましたが、程よく収まっています。よかった。
▼ コンビ リッコW @玄関
ところで、このスペースって、折りたたみミニベロくらいだったら、充分に置けますよね。
3月14日に、妻と、生後1週間の長男がお家に帰ってきました。祝!退院。そんなわけで、1週間会社を休むことにしました。(関係者の方々、ありがとうございます。) プチ育児休業中です。
2日目の今日は、初お客さま。会社の同僚です。ちょうどぐっすり眠っているので、スターバックスのコーヒー「スマトラ」、FLOのクッキー、文明堂のカステラで談笑。ずっといい子です。と思って図に乗って、抱いて見せてみようと思ったら、ぐずるぅ。いきなりダメダメさんになったと思ったら、「ぶりぶりぶり」。お客さまにオムツ替えをご覧いただくことになりました。
13日から、新住居表示が施行されました。土地区画整理事業区内は、黒川から分離、「はるひ野〇丁目」となりました。
住所表示板を見ると、なんだかわくわくです。
この街の完成にむけた、新たな一歩です。
▼ 「はるひ野」住所表示
あさ目が覚めると、妻がお腹をさすりながらぼーっと座り込んでます。「時々痛くなる」って、陣痛ですね。
しばらく、痛くなる間隔を測定してから、病院に電話。もう1時間様子を見てから、再度電話で、病院に行くことが決定。会社に行く時間でしたが、それは無視、妻を病院に送ります。
1時間半ほど検査などし、妻の入院決定。僕はリリースです。この時点での予想は、今夜遅くに出産です。
会社に着いて1時間半くらい経って、病院から呼び出し。えっ?早い。慌てて病院に戻ると、ちょうど妻が分娩室に入るところでした。
分娩室で妻は「ウーッ」と唸っています。僕にできることは、背中をさするだけ。「息を止めて!」「力を抜いて」壮絶な光景が1時間ほど。
先生の手に、小さな赤ちゃん!すぐに「オギャー」と産声。ググッと涙が込み上げてきました。長男誕生の瞬間です。
妻が出産後の処置をしている間、生まれた子どもと僕で待ちます。泣くのと眠るのの周期が短く、慌ただしいですね。おめめを開いて、お父さんの顔がちゃんと見えてるかな?
手のひらに指を当てると、握ってきます。足裏を触ると、足を引っ込めます。そんな仕草ひとつひとつがかわいくて仕方ありません。
僕たちの黒川生活に、来週からはこの子も加わります。
黒川と栗木の間の峠にある、柿生小学校黒川分校跡に行ってきました。ここは昭和58年の栗木台小学校開校まで分校として使われていた場所です。
建物は工事中で、一部が足場に囲まれていました。建物前には、分校の簡単な歴史を書いた看板と、汁守神社裏に分校があった頃から建っていた碑が。
広場には鉄棒もあり、小学校っぽさそのまま。と思いきや、飯ごうすいさん(漢字不明)設備があるところが野外活動センターとしての現在の姿っぽい。ロープを伝って山の斜面を登れるところがあるなど、子どもがわんぱくに遊び回れそうな場所です。
分校の長い伝統は、来年の黒川小学校開校に引き継がれます。開校が楽しみ。
▼ 分校グランド。左手前はイヌサンショウの木。
若葉台に新しくオープンする「フレスポ」のなかで、スーパー「ヤオコー」だけが先行して、今日開店でした。
品揃えは、ふつうのスーパー。神奈川では馴染みがありませんが、埼玉では大手のスーパーということで、そんなものでしょう。
魚売場が近隣の他店に比べ充実しているのがうれしいですね。真鯛半身500円にも惹かれましたが、今日はバチマグロ冊とサンマ開きを購入です。
結婚記念日!ということで、プチ贅沢をすることに。子どもが生まれるとゆっくり外食もままならないので、その前に豪華ディナーです。
新百合ヶ丘しもかわ。山口台のバス通りに「見島牛」という気になる看板を出しているお店です。
見島牛は残念ながら入荷待ち。今日は「阿武牛」をいただくことに。トロッととろける牛脂が旨い牛握り、しっかりした肉の食感の牛衣揚げ、噛むほどに肉汁の旨味が口に広がるステーキ。すてきなディナータイムでした。
帰り際にシェフにお聞きしたところ、見島牛はここ2ヶ月入荷しておらず、今月末頃にようやく入荷する予定なのだとか。かなりレアものだそうです。
インパクトのあるタイトルです。
見た目というと、ルックスや服装などを思い浮かべますが、この本ではそういうことだけでなく、振る舞いや表情といった、「言語以外」の情報について述べられています。(この本では「ノンバーバル」という表現をしています。)
人が何かを伝えるときの情報について、実は言語から伝わるものは1割以下、それ以外の9割については言語以外によって伝達される、とのこと。漫画や舞台監督の仕事に携わる著者ならではの視点で、おもしろい事例を挙げて説明してもらえました。
クローゼットに残された見ず知らずの人の日記と、自分の恋が同時進行する、不思議な感触の小説。
意外な(そして当然な)接点にはっとします。
読んでいる最中に万年筆が気になり、文具店に足を運んでみました。そこで気付いたのが、自分が、万年筆の似合う生活をしていないこと。パソコンと、大学ノート&100円ボールペンでの生活です。神戸での貿易の仕事で、書類に万年筆でサインをしていたのは随分むかしのことです。
田舎の女子高生が偶然のきっかけでビッグバンドジャズを始める物語。
やんちゃで怖いもの知らずで無邪気でどんくさい田舎の気質を描いているのでしょうか。下手くそな楽器を一生懸命演奏する様子が、壮観です。
それだけに、最後の盛り上がり方がとても楽しい。そんなハチャメチャ映画でした。