『粉飾の論理』
粉飾決算事件を扱った読み物です。
帯に「なぜ後を絶たないのか」とあるので、当事者の心理やインセンティブについて描かれていると期待していたのですが、あまりそこには踏み込んでいない様子。事件記事をもう少し詳しく書いた、といったところでしょうか。構成も、ちょっとわかりにくいですね。
この本で扱っている「メディアリンクス」ですが、これはずいぶんとひどい会社ですね。というか、これじゃ会社として全然成立していないし。
それに比べると、ライブドアは巧みですね。ルール違反とはいえ、本当に「利益」を出していたわけだし。
新興市場(ナスダックジャパンとか)の立ち上がり当初、新聞や雑誌で暴力団組織への資金流出を懸念する記事がよくありました。当時は、なぜ?と思っていたのですが、実際にこの手の事件は起きているんですね。
粉飾の論理 / 高橋篤士 / 東洋経済新報社 / ISBN:4492394680
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