バター不足
しばらく前から、バターが不足しています。
スーパーでも売り切れていることが多く、4月に行った草津のペンションではバターが入手不能なのでクロワッサンを焼けないと言っていました。
最近の、原料高や穀物不足の影響かなと思っていたのですが、そんな単純な話ではないようです。
農林水産省がバター増産を要請ってだけで、事態は複雑そうとは思っていたのですが…
週刊東洋経済の5/24号に「生乳減産で大誤算 バター不足の内情」という記事が載っていました。これによると、バター不足の原因は
・2006年3月末の生乳廃棄
・生乳減産
・国産チーズ増産
・中国、ロシアの乳製品輸入拡大
・豪州干魃
これらが複雑に絡み合い、バターがスーパーの売り場から消えているようですが、絡まりあいかたが複雑すぎでよくわかりません。風と桶屋の関係のほうがまだわかりやすいかも。
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コメント
ウチは今回からマーガリンに移行しました。加熱調理したときに「バター風味」が全然ないですが、それ以外はなんとか代替の効くレベルですぜ。
投稿: ちゅれお | 2008.05.19 15:09
時々思うんだけど、「複雑系」という意味では経済活動と生態系は似てるよなぁ
ある一つのアクションが、思わぬ形でリアクションを生み出す。
投稿: まぐ | 2008.05.19 21:57
>ちゅれおさん
コレステロールバランスの関係でバター(動物性油脂)からマーガリン(植物性油脂)への切り替えを希望しているのですが、マーガリンの添加物の多さ故に妻が拒否。ただ、この事態が続くと切り替えになるかも。
投稿: くろかわポタリング研究所 | 2008.05.20 09:05
>まぐさん
まさしく、複雑系ですね。
経済の場合は、読めないからこそマネーゲームが成り立ったりするわけだし。
投稿: くろかわポタリング研究所 | 2008.05.20 09:11