『インフルエンザ危機』
「鳥インフルエンザ」なんて言葉が流行ったの、覚えていますか? 数年前、インフルエンザパンデミック(大流行)の恐れについて、マスコミなんかでもずいぶんと騒がれました。
本のタイトルから、「パンデミックがそこまで迫っている」なんてことが書かれているのかなぁと思いながら読み始めたのですが、違いました。インフルエンザウイルスの研究者が、自分の研究生活を振り返る内容が主でした。ウイルス研究者って、こんな風な社会に生きているんだと感じることができる一冊です。
とはいえ、パンデミックの恐ろしさは本書でそこかしこに出てきます。都会の日本人は通勤電車などで超過密な状態を日々経験するので、いくら日本人が清潔好きになっているとはいえパンデミックの危険性とは常に隣り合わせだとは思います。だからどうすればいいのか…ワクチン接種くらいなのかなぁ。
インフルエンザワクチンの学童集団接種が廃止された事に関しては、本書でも残念なこととして触れられています。『社会全体のインフルエンザウイルスの量を減らすために、"子供を利用して"いるという理由から、再開されることはないだろう。』とも記載されています。このあたりは、一度パンデミックが発生しないと制度見直しにはならないような気がして残念です。
インフルエンザ危機 / 河岡義裕 / 集英社新書 / ISBN:4087203131 2005/10/19
* ブログ読者さんからお借りしている本です。いつもありがとうございます。予防接種されましたか?
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コメント
こちらこそ本の押し付けばかりでスミマセン…。最近多忙にてあまり本を読めないのが悲しいです。
インフルエンザ予防接種、親子で速効うけましたよー。シュンは全然ケロっとしてて、私の番になり「痛そうだよぉーーー」と怖気づいていると「ママ、シュンクンがいるから痛くないよ」と言われてしまいました・・・
投稿: Shunママ | 2008.12.16 12:01
シュククン、頼もしいなあ。
心温まる親子物語ですね。
投稿: くろかわポタリング研究所 | 2008.12.16 13:52