『撮る人の東京』『DISCOVER JAPAN』
日経新聞最終面(文化面)に、ペンタックスフォーラムで開催中の写真展の写真が紹介されていました。気になって、お昼休みに行ってみることに。
写真展は片岡義男『撮る人の東京』というものです。
東京の街の風景から、昭和的なもの、ノスタルジーを感じるものを切り取った写真です。付けられたキャプションも、この風景は既にないと言った懐古趣味的なものです。
街並みは生活であり、故に常に変化するもの。時間軸で切り取っておくことができる写真という存在を大きく感じさせます。
この写真展は東京写真月間のイベント『「人はなぜ旅に出るのだろう…」─出会い・発見・感動─』のひとつとして開催されているもの。東京写真月間のパンフを見ると、その他にもいくつか開催されていることがわかります。
すぐ近くのエプサイトでも行われていることがわかったので、そちらに移動。飯塚武教「DISCOVER JAPAN」です。
このタイトルにはピンと来る方もいらっしゃるでしょう。国鉄のキャンペーンコピーです。
ちょうど、新幹線が岡山延伸になった頃のポスターが展示されています。
旅行のポスターに名跡名所を載せるのではなく、旅人の等身大の視点を表現した、当時としては画期的だっただろう写真です。
写真に浸ったお昼休みでしたが、気分を入れ替えて仕事に戻らなくちゃ。