『ベター・ハーフ』
バブルからバブル崩壊、著しく状況が変化していくなかの夫婦模様を描いた小説です。
バブルの華やかさも、バブル崩壊の悲壮も極端に描きすぎていて、白々しさが漂います…
夫婦の危機を一つ一つ乗り越えながら入れ子の箱を次々に開けていく夫婦模様。バブルの記憶は、そこまで男女を勘違い多く鼓舞するものなのでしょうか?
バブル崩壊後に社会人になった我々夫婦は…箱も入れ子になっておらず、奥行きもないものなのかなあ。だからこそこんな平凡なブログを書き連ねているんでしょうけど。
ベター・ハーフ / 唯川恵 / 集英社文庫 / ISBN9784087478518
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コメント
この単語は聞き覚えがあるなぁ
BestではなくBetterというのが味噌だと
感じた記憶がある
そこから「完璧主義は身を滅ぼす」とか
「牛の角をまっすぐにしようとして牛を殺してしまう」とかいった
故事成語を思い出したりもしたなぁ
ただ、この作品は読んだことが無いけど
投稿: まぐ | 2010.04.27 01:16
>まぐさん
better half、伴侶って意味なのね。なるほど…
投稿: くろかわポタリング研究所 | 2010.04.27 07:05