『夜の公園』
先日、移動図書館「たちばな号」で目に留まったので借りた本です。図書館で借りると積読にすることができず、ちょっとプレッシャー^_^;
川上弘美が書いた、不倫を題材とする小説です。
最初から壊れているとわかっているのに、壊れていないように装う人々。でも、その「壊れ」が限界に達し、静かに急速に崩壊する。そんな物語です。
登場人物の微妙な心理を少し複雑な展開を交えて描きたかったのでしょうが、展開の切り替わりが甘く、心理をとらえきることができないのが残念です。センセイの鞄のような少ない登場人物での展開と違い、今回は機微に立ち入る登場人物が多いので、もう少し念入りに展開を描いてほしかったと残念です。
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