『かにむかし』
息子が幼稚園の文庫から借りてきた絵本です。
いわゆる「さるかに合戦」です。しかし、文体が古いし独特。「...しようとおもうて」「はよう みを ならかせ」「さるは ひらとう へしゃげてしもうた」など、明らかに標準語ではない言い回しが出てきます。
息子に読み聞かせるのですが、かなり音読するに困難です。私が音読すると関西弁になってしまうのですが、妻は「とても読めない」と。
この本は昭和34年(1959年=51年前)出版と古いのですが、昔はこんな文体が当然だったのでしょうか?
かにむかし / 文:木下順二 絵:清水崑 / 岩波書店 / ISBNなし
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