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2011.01.12

『図解・超高層ビルのしくみ』

ゼネコンが超高層ビルの設計から建築、解体に至るまでの技術や制約などについて書いた本です。

超高層ビルは地震対策が必須ということは知っていましたが、風の対策も同様に必要なんですね。しかも、対策をしなければ結構揺れる!というのは意外でした。

躯体素材も、この揺れに影響してくるんだろうなと想像。たった50cmほどの自転車ですらフレーム素材や断面形状で乗り心地に大きく影響するのですから、200m(自転車の400倍のオーダーですね)の超高層ビルならもっと影響するはず。そんなわけで超高層オフィスビルは鉄骨造、超高層マンションは鉄筋コンクリート造なんて使い分けがあるんですね。風程度の外力に対してはビルなんてガチガチに固いものだと思っていました。

鉄の柔らかさは火災対策においても大きな影響があるみたいです。火災で熱せられると鉄は更に柔らかくなり建物を支えられなくなるんだとか。米同時多発テロのWTCビルはこうやって倒壊したんですね。耐火被覆はだから重要なんですね。

建築計画、建築現場の章ではゼネコンが超高層ビルの建築においてどういう役割を果たしているのかがわかります。ただ工事を横流ししてるだけじゃないの?なんてイメージをゼネコンに対して持っていましたが、計画や技術において重要な役割を果たしているんですね。

図解・超高層ビルのしくみ 建設から解体までの全技術 / 鹿島 / 講談社ブルーバックス / ISBN9784062576833

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