息子が冬の間じゅう「スケートやりたい」と言っていました。フィギュアスケートの中継だったり、おさるのジョージだったり、ブルーナの絵本だったり、日本ではメジャーではないスケートに関する情報が幼児の目には飛び込んでくるもので…
幸い、青葉区奈良(はるひ野住民にとっては鶴川の向こうのほう)にあるこどもの国で冬場はスケート場が営業されます。近い場所で、リーズナブルな価格でスケートができるのですが、今まで最大の障壁がありました。私たち夫婦が二人ともスケートをやったことがないということ。これでは、息子をスケート体験させるどころの騒ぎではありません。それでも刻々とスケート場営業終了の期日(2月27日です)が迫ってきているので、無謀を承知で行ってみるか!なんて妻と話していました。そうすると、息子の友達の両親、スケート経験者夫婦がスケートに付き合って下さるとのこと。これで、スケート体験が無謀ではなくなりました。
そんなわけで、我が家4人と、友達家族3人の計7人でこどもの国へGO! 息子は友達と車に乗れて、ウキウキです。3列目で友達を道路地図を見ているようなのですが、どんなページを見ているのでしょうか?ほら、こどもの国あったでしょ、なんて言っている。
今日は第一駐車場に入れたので、正面ゲートから入場。中央広場を通って…と思っていると、和太鼓グループが演奏をしていました。迫力ある演奏です。しばらく見とれて、曲が途切れたときに次に進みます。広場でたき火をやっている。息子が「どんど焼きだぁ」と言って駆け寄ります。(街でたき火なんて見ないですから、たき火をどんど焼きなんて言ってしまうんですね。) みんなが棒に何やらを刺してたき火で焼いています。近くにいた係員さんに聞くと、マシュマロとのこと。150円でマシュマロを買い、みんなで焼いて食べました。なんでもないマシュマロですが、焦げ目をつけて食べるとおいしいんですね。
そろそろスケート場に到着!と思ったら、次は大滑り台に息子たちが走っていきます。うーん、いつになったらスケートができるんだい?
ようやくスケート場へ。靴を借り、靴を履き替えて階下のスケートリンクへ。さて、初スケートリンクです。とりあえず手すりを持ってそろりとリンクに立つと、なんとか転ばずにバランスを取って立つことができました。何となく床を踏めばちょっとだけ前に進むことも把握し、5分くらいたてば手すりなしで立てるようになりました。そのあいだ息子は友達夫婦に任せていたのですが、大人にしがみついて立っているようですね。
だんだん僕が自力で歩行できるようになってきたので、僕が息子の手を握り一緒に滑ることに。だんだん息子もコツを掴んできたようなのですが、なにせ怖がっている。手を離しません。尻もちをついて転ぶことも恐れているようで…これでは上達もしないし楽しくもないのではないか? と思うのですが、こういう体験を後日になってから楽しかったこととして語ることがあるので、しばらく滑らせます。そのうち、3メートルくらいは何も持たずに滑る(歩く)ことができるようになったところで、息子が疲れてきたのでリンクから出ることに。
スケート場から出たところで汽車型連結バス「あかっぽっぽ号」が止まっていて、息子たちが「乗りた~い」と。でも空腹だとも思うので、いったん正面ゲートのところの食堂へ行くことに。途中の中央広場で見つけたのが剣玉。息子たち、見たことがないおもちゃです。これを借りて遊ぶのですが、息子たちは全然乗りませんね。まだ年中さんには困難な遊びです。2歳の娘はルールすら理解しませんし。僕も試してみたのですが、静止状態から大皿に乗せるのがやっとでした。こどもの頃はもしかめとかやっていたのになぁ。ついでに羽子板でもちょっと遊び、ようやく食堂へ。
食堂では「牛乳ラーメン」を注文。チーズ系濃厚スープに細麺の組み合わせ。スープが美味しいのですが、麺がちょっと…という感じ。醤油ラーメンと同じ麺を使っているのかな?こってり系には太麺を合わせてもらいたいところです。
食事後は連結バス「あかぽっぽ号」に乗って牧場に向かうことに。小学生3人が乗り場付近でなぜか準備運動しているなぁと思っていたら、あかぽっぽ号の後ろにジョギングで付いきました。トラックにスリップストリームで付いていくロードバイクのようなものでしょうか。
牧場では子供人がポニーに乗馬。ここは何度も来ているので、2歳の娘も慣れたものです。撮影ポイントではカメラに手を振るなど、サービス精神も旺盛で驚きます。息子の友達も、カメラに変な顔で応えてくれてました。
そろそろ子どもたちの体力も限界のはず。時刻も16時を過ぎて、閉園時間が迫っているので、帰路につきます。車に戻ったら娘はすぐに眠ってしまいましたが、4~5歳児は友達同士ではしゃぎながら乗車しています。いつもなら息子も眠ってしまっているシチュエーションなんですが、友達がいると違うなぁ。
すっかり友達夫婦にお世話になった一日でした。これは息子も大満足の一日だったはず。ありがとうございました。