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2011年2月の18件の記事

2011.02.28

ラーメン革命が閉店

ラーメン革命が閉店
息子が「回転寿司に行きた〜い」と言い出し、若葉台駅高架下のくら寿司へ。予約をすると、なんと1時間半待ち。しばらくは待っていたのですが、だんだん子どもらがぐずりだして断念。

じゃ、ラーメンでも食べて帰ろうかと若葉台フレスポESTへ。曲がり角の看板で、ラーメン革命が2月末閉店との情報。じゃらんじゃらんストリートにある「ラーメン革命・おでん革命」に行くことにしました。

このお店の特徴は、無料メニューがあること。カレーライスが無料。料理を2品注文すると焼酎も無料です。

せっかくなので無料メニューを活用しようと、おでん2皿、さつま揚げ、豆腐サラダ、お子様ラーメン2杯を注文。足りない分は、カレーライスを頼みます。夫婦それぞれ焼酎2杯ずつ飲み、満腹になって家族4人の会計が2000円以下という安上がりな夕食になりました。

カレーライスは、お子様用も無料。辛くないルーで盛り付けたあとに練乳で仕上げ。一口食べてみましたが、甘い。でも息子は喜んで食べていました(子どもの味覚って…)。

このラーメン革命・おでん革命は、今日2月28日で閉店。昨日は満席になるくらい賑わっていましたが、普段はどうだったのでしょう。この奥の魚松も退店済みで、空き店舗が並んでしまいます。

若葉台の主導線から外れてしまっている立地なので、そうとう吸引力の高い店舗が来ないとやっていけないんでしょうが、大手が触手を伸ばす場所でもなさそうなところがつらい。

この先どうなる、じゃらんじゃらんストリート。

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2011.02.27

『連合都市圏の計画学』

多摩ニュータウン開発と周辺都市との関係を考察した本です。

イギリスの田園都市構想が住宅開発とともに就業地も開発したのに対し、多摩ニュータウンは…といったあたりから話が始まります。当初の多摩ニュータウン構想は永山団地、諏訪団地から始まっていて、これは明らかなベッドタウン。鶴川団地、平尾団地みたいなものを聖蹟桜ヶ丘駅勢圏に作ろうとしたものからスタートしていますから。これが大規模新住計画に発展し、住居だけやってる場合じゃないですよってことでしょう。

多摩センターのパルテノン大通周辺に対する多摩ニュータウン開発に携わった人たちの夢が本書で読み取れます。乞田川沿いが新住ではなく区画整理だったのも、関係者の期待に寄与したんですね。

本書が書かれた1998年は若葉台を残し多摩ニュータウンの形がほぼ整った頃。住宅地としての発展は一段落し、大学なども数多く誘致できた。これから雇用吸収のための施設が開設されていくことが期待されていた頃です。立川など郊外の周辺都市とも連携し、都心への依存度が低くなっていくと予想していたのでしょうね。

本書のあと十数年経ち、現実はどうでしょうか。最近では野村総研がNT内にデータセンターを開設することが決まるなどのニュースはあったものの、業務用地としての発展は乏しい気がします。幹線道路沿いには「UR業務用分譲地」と書いた空地も目立ちます。商業施設も、クロスガーデンやぐりーんうぉーくが新たに開設されているものの、多摩そごう撤退後の百貨店ビル迷走が気になったりします。

開発者の今までの取り組みに反し、やはりベットタウンとして最適化してしまうんじゃないでしょうか。住宅地としては諏訪二丁目団地建て替えなど「一巡」してしまっている面もあります。

これからの多摩ニュータウンの成熟を見守っていきたいと思います。


本書はAMAZONの古書で手に入れたのですが、百数十円で出回っていました。どこか大学の教科書として使われていたのでしょうか。

連合都市圏の計画学 ニュータウン開発と広域連携 / 高橋賢一 / 鹿島出版会 / ISBN4306072134

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2011.02.24

セルフレジを体験

永山西友の食料品売場(グリナード永山1階)に「スグレジ」というものがあります。いわゆる「セルフレジ」。買い物客自身がレジ登録するというものです。

今日はパン・牛乳・菓子(ナショナルブランド製品)・和菓子(日配)(セール値札貼付済み)を買い物かごに入れてレジに並ぼうとして「スグレジ」の看板が目に留まったので、興味津々でそちらに行きました。

左右にカゴ置き台、中央にスキャナというレジ台が6セット用意されています。スキャナは正面と下面の2面+ハンドスキャナ。左カゴ置き台の正面にはタッチパネルディスプレイがあります。

右カゴ置き台に買い物カゴを置き、タッチパネルで精算開始を宣言。あとは、右カゴから商品を取りスキャンして左に移すという単純作業です。スキャナの感度もよく、小気味よく作業が進みます。途中、日配和菓子を娘が持ちたいと言ったのでスキャナ後に左カゴに入れずに娘に渡すと「カゴに入れられませんでした」と表示される芸の細かさ。カゴ重量をチェックしているのでしょうか。

全スキャン後は決済方法を選択。こういうのはクレジットカードや電子マネーしか選択できないと思っていたのですが、現金も選択できるようです。駐車場の自動精算機みたいな仕組みなのでしょうか。よく見ると小さなスタイラスペン入力ボードが付いていました。3万円以上のクレジットカード取引の署名に使うようですが、カード裏面の署名との照合はどうするんでしょうね。

僕の決済方法はクレジットカード。1000円程度なのでサインレス。この決済だとカードをスロットに入れてオーソリを経て約10秒後にカードが吐き出されるのを待つだけ。お手軽です。通常のレジよりもサクッと終わって満足です。

家に帰って振り返って疑問が2点。

利用客の不正行為の防止はどうしているんでしょう。カゴ重量を計っているようなのですが、それで十分なのでしょうか。

もうひとつは、青果。今回は青果を買わなかったのですが、普通のレジでは青果はキャッシャー手元のキーで入力するのが一般的。セルフレジはバーコードが前提のような気がするのですが。タッチパネルでの選択か青果全商品にバーコードがはってあるかのいずれかだとは思うのですが、どうなのでしょうね。

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2011.02.20

こどもの国でスケート

息子が冬の間じゅう「スケートやりたい」と言っていました。フィギュアスケートの中継だったり、おさるのジョージだったり、ブルーナの絵本だったり、日本ではメジャーではないスケートに関する情報が幼児の目には飛び込んでくるもので…

幸い、青葉区奈良(はるひ野住民にとっては鶴川の向こうのほう)にあるこどもの国で冬場はスケート場が営業されます。近い場所で、リーズナブルな価格でスケートができるのですが、今まで最大の障壁がありました。私たち夫婦が二人ともスケートをやったことがないということ。これでは、息子をスケート体験させるどころの騒ぎではありません。それでも刻々とスケート場営業終了の期日(2月27日です)が迫ってきているので、無謀を承知で行ってみるか!なんて妻と話していました。そうすると、息子の友達の両親、スケート経験者夫婦がスケートに付き合って下さるとのこと。これで、スケート体験が無謀ではなくなりました。

そんなわけで、我が家4人と、友達家族3人の計7人でこどもの国へGO! 息子は友達と車に乗れて、ウキウキです。3列目で友達を道路地図を見ているようなのですが、どんなページを見ているのでしょうか?ほら、こどもの国あったでしょ、なんて言っている。

今日は第一駐車場に入れたので、正面ゲートから入場。中央広場を通って…と思っていると、和太鼓グループが演奏をしていました。迫力ある演奏です。しばらく見とれて、曲が途切れたときに次に進みます。広場でたき火をやっている。息子が「どんど焼きだぁ」と言って駆け寄ります。(街でたき火なんて見ないですから、たき火をどんど焼きなんて言ってしまうんですね。) みんなが棒に何やらを刺してたき火で焼いています。近くにいた係員さんに聞くと、マシュマロとのこと。150円でマシュマロを買い、みんなで焼いて食べました。なんでもないマシュマロですが、焦げ目をつけて食べるとおいしいんですね。

そろそろスケート場に到着!と思ったら、次は大滑り台に息子たちが走っていきます。うーん、いつになったらスケートができるんだい?

ようやくスケート場へ。靴を借り、靴を履き替えて階下のスケートリンクへ。さて、初スケートリンクです。とりあえず手すりを持ってそろりとリンクに立つと、なんとか転ばずにバランスを取って立つことができました。何となく床を踏めばちょっとだけ前に進むことも把握し、5分くらいたてば手すりなしで立てるようになりました。そのあいだ息子は友達夫婦に任せていたのですが、大人にしがみついて立っているようですね。

だんだん僕が自力で歩行できるようになってきたので、僕が息子の手を握り一緒に滑ることに。だんだん息子もコツを掴んできたようなのですが、なにせ怖がっている。手を離しません。尻もちをついて転ぶことも恐れているようで…これでは上達もしないし楽しくもないのではないか? と思うのですが、こういう体験を後日になってから楽しかったこととして語ることがあるので、しばらく滑らせます。そのうち、3メートルくらいは何も持たずに滑る(歩く)ことができるようになったところで、息子が疲れてきたのでリンクから出ることに。

スケート場から出たところで汽車型連結バス「あかっぽっぽ号」が止まっていて、息子たちが「乗りた~い」と。でも空腹だとも思うので、いったん正面ゲートのところの食堂へ行くことに。途中の中央広場で見つけたのが剣玉。息子たち、見たことがないおもちゃです。これを借りて遊ぶのですが、息子たちは全然乗りませんね。まだ年中さんには困難な遊びです。2歳の娘はルールすら理解しませんし。僕も試してみたのですが、静止状態から大皿に乗せるのがやっとでした。こどもの頃はもしかめとかやっていたのになぁ。ついでに羽子板でもちょっと遊び、ようやく食堂へ。

食堂では「牛乳ラーメン」を注文。チーズ系濃厚スープに細麺の組み合わせ。スープが美味しいのですが、麺がちょっと…という感じ。醤油ラーメンと同じ麺を使っているのかな?こってり系には太麺を合わせてもらいたいところです。

食事後は連結バス「あかぽっぽ号」に乗って牧場に向かうことに。小学生3人が乗り場付近でなぜか準備運動しているなぁと思っていたら、あかぽっぽ号の後ろにジョギングで付いきました。トラックにスリップストリームで付いていくロードバイクのようなものでしょうか。

牧場では子供人がポニーに乗馬。ここは何度も来ているので、2歳の娘も慣れたものです。撮影ポイントではカメラに手を振るなど、サービス精神も旺盛で驚きます。息子の友達も、カメラに変な顔で応えてくれてました。

そろそろ子どもたちの体力も限界のはず。時刻も16時を過ぎて、閉園時間が迫っているので、帰路につきます。車に戻ったら娘はすぐに眠ってしまいましたが、4~5歳児は友達同士ではしゃぎながら乗車しています。いつもなら息子も眠ってしまっているシチュエーションなんですが、友達がいると違うなぁ。

すっかり友達夫婦にお世話になった一日でした。これは息子も大満足の一日だったはず。ありがとうございました。

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2011.02.18

ジャングルジム

ジャングルジム
近所のお友だちから、室内用ジャングルジムをいただきました。こんな立派なものを突然いただいちゃって…(ずうずうしい妻よ)

プラスチック製の継手をプラスチック管にはめていきます。意外と固く、トンカチで叩かないとはまりません。トントントンと15分ほどで完成しました。

作成中から娘が興味津々だったのですが、私がトンカチを振っているので何とか遠ざかってもらいました。完成だよ〜と言ったら大喜びで遊び始めました。

息子も、幼稚園から帰ってきたら喜ぶだろうな。でも、娘のように大人しく階段を登って滑り台で滑るだけでなく、危険を顧みない遊び方をするんだろうな。(ま、それが楽しみだったり)

そんなわけで、室内大型遊具が突如現れた我が家でした。

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『11ぴきのねことぶた』

子ども向け絵本では、何気なく家を乗っ取るってのが日常茶飯事だったりします。この本も…

ただ、話の終わりかたがモヤモヤする終結。で、どうなったの?風船おじさんみたいなもん?など思ってしまいますが、子どもたちにとっては面白い〜で終わるんでしょうね。汚れた大人の心で読んではいけない絵本のような気がします。

11ぴきのねことぶた / 馬場のぼる / こぐま社 / ISBN4772100482

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2011.02.17

『町長選挙』

『空中ブランコ』の伊良部医師シリーズです。

マスコミ界のドン、IT長者、アラフォー女優、離島を二分する町長選挙を題材にした4編が収められています。

人々が何かに捉われている。自分が「こうでなくっちゃ」という思い込み、強迫観念に駆られているところを、馬鹿で呑気なトンデモ医師がスパっと切り捨てるという爽快な物語です。

「自分はこうあるべき」という思い込み、その思い込みによって強制されてしまう行動は、確かに精神的な負担になるんでしょうね。そこから解放されたらどんだけ楽になるか。最後に解放される主人公たちがとってもうらやましくなる小説でした。


町長選挙 / 奥田 英朗 / 文藝春秋 / ISBN : 4-16-324780-7

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2011.02.15

はるひ野雪景

月曜日の夜に、ずいぶんとたくさんの雪が降りました。21時頃にはるひ野に帰宅したのですが、新雪をぎしぎし踏みながら歩くことになってしまいました。

一夜明けた火曜日の朝、カメラを持って近所を回ってきました。
いずれも、だいたい午前7時頃の様子です。

▼ 黒川2号線の様子 明け方は雨が降ったようで車道はぬかるみの状態です。歩道は、ブルドーザーが走った跡があります。誰かが除雪してくれたのでしょう。

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▼ マクドナルド前には雪だるま
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▼ 柳町いろどり公園からはるひ野駅方面を望む 駅南口の空き地が雪原になっています。
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▼ はるひ野駅ロータリー たくさんの車が走った跡がわかります。みなさん早めのride&kissだったのでしょうか。
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▼ はるひ野跨線歩道橋 左側が除雪されています。これは、かなりの労力だったと思います。やってくれた人に感謝!
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▼ 黒川谷ツ公園の駅側入口前のベンチからの景色
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▼ 黒川谷ツ公園(県道側入口)
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▼ 京王若葉台車庫
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道路は凍結はしておらずぬかるみです。それでも、カワチ前の坂道では納品車と思われる2tバン車がスリップして立ち往生していました。これからお出かけになる方も、十分にご注意を!

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2011.02.14

RNC7で多摩川オフ

RNC7で多摩川オフ
冬場の多摩川オフの日は、午前中にマウンテンバイクで近場の山道を走ってから多摩川オフ本隊に合流するのを恒例にしています。今月も、MTBオプションとして参加者を募りました。

金曜日に積雪の予報が出ていたものの、土曜日にはある程度融雪して日曜日には乾いているだろうとの予測で、MTBオプションの案内を取り下げることなく掲載続けていました。

さて、今朝。道路を見てみると…舗装路すら乾いていませんね。というより、凍結状態ですね。きっと山道も凍結しているでしょうし、日が高くなったらぬかるみになること間違いなしです。ぬかるみ状態の山道に自転車で入ると、道に大きなダメージを与えてしまいますので、こういう時は山道に入るのは自粛します。

でも、いい天気。日が高くなれば舗装路は乾いてくるはず。なら今日はMTBで出動ではなくロードバイクで出動したほうがいいか。プランをどうしよう…いちおうオフ会を呼び掛けた以上、集合時刻に集合場所には行っておくべきだよなあ。ということで、9時に黒川スリーエフを出発して、10時に二子橋の多摩川オフ集合に参加することに。2ヶ月前に納車になったRNC7のお披露目を兼ねることもできますし。

とは言え息子が起きる前に自宅を出ないと、息子がうるさい。7時にRNC7を持って出発します。マンションのロータリーがガチガチに凍っています。危険だから乗れないなあ。しばらく押そう、と歩いていると靴がグリップを失いました。危ない!の足に力を入れたもののクリートが氷の上で滑走。見事に転倒してしまいました。まだ乗ってないのに転倒。精神的ダメージの大きいですね。

本当は図師のパン屋に行こうと思っていたのですが、路面凍結が怖いのと先ほどの精神的ダメージで、近くのマクドで時間をつぶすことに。9時近くになり、スリーエフに向かいます。路面は緩んだだろうと思っていましたが、汁守神社横の坂道でタイヤが滑る程度に路面は凍結しています。気をつけて走らなきゃ。

午前オプション集合地点のスリーエフには誰もいないので、一人で二子に向かうことに。三沢川、多摩川右岸は凍結が怖いなと、幹線道路である尻手黒川を行くことに。柿生大橋ではSUVがガードレールに突っ込んで途方に暮れている程度に路面凍結していました。まだまだ油断できない。

土橋を左折。ここから田園都市線沿いに高津まで行けるかな〜と思っていたら、246号線に出てしまいました。しばらく246を走ります。身代わり不動周辺の東行きは下り基調なので車も怖くなく走れましたが、逆向きは嫌だなあ。宮崎台〜溝ノ口の道は知っておきたいなあ。高津付近で旧大山街道に入り、10時10分に二子橋に到着。やや遅刻だなあと思っていたのに、一番乗りでした。

しばらくしてパラパラと集まりだし、7人と少ない人数で上流に向けて出発です。久々の多摩川サイクリングロード。人が多くなり走りにくいですが、速く走ろうと思わなければ案外気にならないものです。混んでたらランナーの後ろをしばらく走ってればいいだけ。そう思うと、混雑の多摩サイも楽なものです。

登戸で休憩。多少、人も増えてさらに上流を目指します。日差しは暖かいが、風は冷たい。ペースはのんびりと。ランナーを追い越すタイミングを見計らう関係でトレインは切れ切れに。単独走になってしまいます。まあ、集合地点でみんなに会うんだし、スリップストリームが効くほどの速度でもないしね。

是政のコンビニで昼食を調達して、府中郷土の森脇の堤防へ。風も止み、ポカポカです。ウインドブレーカーを忘れていたので、暖かくて助かった。愛猫の写真入りチロルチョコという洒落たお菓子を配っている参加者がいて、ひとつ頂きます。ブログで見る、スタイルのいい猫ちゃんです。

1時半に昼食会場を発ち、帰路へ。なんだか登坂を頑張る気になれず、馬引沢を登ることに。多摩東公園の北斜面、聖ヶ丘の給水塔の斜面などはまだ雪で真っ白。やはり、山に入らなくて正解だったなあと思いながら帰宅じした。

のんびりと45kmだけのサイクリングでした。

帰宅して自転車の掃除。シートステーに小さな傷を発見してしまいました。朝の転倒だなあ…残念。2ヶ月で最初の傷を付けてしいました。怪我にならず、フレームにダメージを与えることもなくこの程度で済んだのでよしとしましょう。

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2011.02.10

『多摩ニュータウン開発の軌跡』

『多摩ニュータウン開発の軌跡』
パルテノン多摩で1998年に開催された企画展のカタログです。入手が難しいと思われる冊子ですが、永山図書館に置いてありました。(公共図書館はこういう面で貴重です。本代を浮かす目的だけではもったいないですよ!)

多摩ニュータウンは諏訪団地、永山団地の入居開始が1971年なので、それから27年を経ての振り返りとなります。まだ、開発前夜の記憶が甦る、そんな時期の企画展です。

農村に押し寄せてきた「巨大実験都市」。農民にとっては津波のように押し寄せてきたわけです。しかもはるひ野や港北NTのような土地区画整理事業ではなく新住宅市街地開発事業なので、波をただただ被るだけ…もともと住んでいた人々の大変さは想像を絶しますね。

新たに住んだ人も、電車がやって来るまではバスで聖蹟桜ヶ丘まで行く日々。本当に暮らしていけるのか、心配が続いたのではないでしょうか。

この企画展が行われた時期は、多摩ニュータウンが発展から成熟に転換を迎えた頃に該当すると思います。小学校の統廃合なども始まり…という時期です。(ただし、若葉台地区は未入居) このタイミングでの振り返りは非常に重要だったと思います。初期の住宅が建て替えという今、多摩ニュータウンの足跡をもう一度振り返ることは、この先の多摩ニュータウンを考えるために必要でしょう。

多摩ニュータウン開発の軌跡 「巨大な実験都市」の誕生と変容 / パルテノン多摩 / ISBNなし

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『イノベーションのジレンマ』

既存事業の価値観での「よりよいもの」追及では、新たな価値観の競争で敗北する。そんなことを主張した一冊です。

この本で「破壊的イノベーション」と呼ぶ新たな価値観での技術革新。この本で取り上げられているのが、容量増大が至上命題であるディスク装置に小型化という新たな価値観を持ち込んでの技術革新。これに、既存大企業がどうして取り組めなかったのかを描いています。なるほど、今日の顧客の声を聞いていると、明日の顧客の満足は得られないわけだ。

この本ではあまり取り上げられていない小売りでも同じことが言えるのでしょう。洋服にしても、百貨店→駅ビル→ファストファッションと主流が変遷しているのは、この破壊的イノベーションなのかもしれません。特に百貨店などの歴史のある大企業は「お客様のご意見」などを収集する手段を持っていて、顧客の購買行動を分析する手段を持っています。それによって既存の価値観での向上(持続的技術での向上)を常に行い、破壊的イノベーションに追随できないという理屈でしょうか。

既存組織は破壊的イノベーションに取り組めないと本書は説きます。既存組織とは別のプロセス・価値観を持つ小さな新しい組織でないと破壊的イノベーションにおいては成功できないと。ユニクロと別事業になっているg.u.なんかは、そういう意図で作られたのでしょうか。全日空が別会社を設立してLCC事業を始めるのも、同じ理屈かもしれません。

「新たな一歩」を考えださねばならなくなったときには必読の書と言えるでしょう。

イノベーションのジレンマ / クレイトン・クリステンセン / 翔泳社 / ISBN4798100234

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2011.02.08

『スラムドッグ$ミリオネア』

世界各地で大ヒットしたテレビ番組「クイズ ビリオネア」を舞台に、インド・ムンバイのスラム生活を描きます。

華やかな番組のステージ、疑念が渦巻く警察の取調室とともに、ムンバイのスラム街の回想シーンが差し込まれます。この回想シーンが、痛々しく重苦しいもの。

スラムで生き残ることができるなら、クイズ番組で生き残るのは相当に容易に感じます。

非常に残念なのが、ストーリーが終わってからエンドロールまでの間の映像。正直言って、2時間弱の映画を全て台無しにするインパクトがあります。映画の重苦しさを全て吹っ飛ばしてくれました。

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『超電王3 ゼロのスタートウィンクル』

息子のインフルエンザによる自宅軟禁のお伴にと借りてきたDVDです。

僕はチラ見でストーリーなんか覚えていません…

主人公がヒロインとバイクに乗って夜景を見に行くというシーンがありました。郊外の新しい道路を走り、トンネルへ。見たことあるトンネルの光景だなあと思っていたら、次の夜景のシーンがはるひ野でした。うちのマンションも見えてる。先のトンネルはよこみねトンネルで、夜景はトンネル上付近からのものでした。

仮面ライダーのクルーがわざわざはるひ野に来ていたんですねえ。

仮面ライダー超電王3トリロジーEpisodeRedゼロのスタートウィンクル / 石ノ森章太郎・小林靖子・金田修 / 東映

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2011.02.06

『平成狸合戦ぽんぼこ』

多摩ニュータウン開発で追われた動物について、コミカルに描いた映画です。

昨日見た「ホテルルワンダ」でのルワンダ内戦と本質的に同じではないか、と思うところがありました。

人間がタヌキの財産(すみか)を実力(暴力)で奪う。人間vsタヌキの構図を民族間対決に入れ換えてみると、ルワンダ内戦になってしまいます。人間は、動植物の多大な犠牲のもと便利に生きているんだということを常に心に置いておきたいものです。

ここでずいぶんと槍玉に揚げられた多摩ニュータウン開発ですが…東京の人口爆発への対応としてはまだ「ましな」手法だったと思います。多摩ニュータウン開発がなければ人口の受け皿として郊外乱開発があったわけで、多摩ニュータウンのような(ちょっとは)自然環境に配慮するってことができなかったでしょう。

ただ、たまにはこういう映画も観て、自分の生活に自戒をこめるのも必要なのでしょうね。

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2011.02.05

ホテル・ルワンダ

90年代のルワンダ内戦を描いた映画です。

主人公は四ツ星ホテルの支配人。欧州に本社がある会社のルワンダ現地責任者だという中間管理職というのがこの映画の肝です。

内戦勃発、大量虐殺というこの上ない非常事態。その中でホテル支配人というマネジメントの立場たる主人公の行動が映画の見せどころ。

危機状態においてホテルの規律が緩む。軍の規律を見て、建て直し。効果的な人脈な活用と上司の活用。そして、ノブレスオブリージュです。

「マネジメント」という視点で、ぜひ観てみてください。

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冬の黒川谷ツ公園

元気になったがまだ外出禁止令の息子を連れて、黒川谷ツ公園に行ってきました。(黒川谷ツ公園なら他の人と接触することなく散歩できそうなので)

さすがに冬の公園、生きものも少なく、さびしい感じでした。せっかくの開放日なのに、訪れる人も少なく…非常にもったいない公園です。

2011020tabo


公園の真ん中の湿地(水田跡地)に、セキレイ・モズが来ていました。これらの鳥は里で見かけるので、あまり湿地のイメージはなかったのですが、湿地にも来るんですね。えさを求めて来るのでしょうか。

20110205mozu

20110205sekirei

近くの託児所の子どもたちが訪れてきました。インフル明けの息子との接触を回避するため、近寄らないようにしたので会話もできませんでした。きっと、子どもたちにとっては山を越えて湿地に架かる橋を渡る、プチ探検だと思います。貴重な公園です、精一杯楽しんでもらいたいですね。

天気がよくポカポカの谷ツ公園でした。

黒川谷ツ公園

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2011.02.04

おててえほん的な何か

むかし むかし あるところに
おじいさんと おばあさんと
ももたろうが いました

おばあさんが かわで
せんたくを していると
おおきな おおきな
すいかが ながれて きました
なまえを すいかたろうと
いいました

ももたろうと すいかたろうは
からすに いわれた とおりに
おにたいじに いくことに
しました

おばあさんに
にっぽんいちの きびだんごを
つくってもらいました

そして いぬ、つる、さるにも
あいました

やまこえ たにこえ うみこえ
おにがしまに つきました

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息子が「おててえほん」的に話してくれた物語です。最初から桃太郎が当たり前にいるあたりがすごい。ヒーローも二人。ちょっとアレンジしただけでずいぶんとテイストの違う桃太郎になりました。

烏、鶴が登場するのに雉は登場しないか…

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2011.02.01

不要になった場合は寄付して下さい

不要になった場合は寄付して下さい
何気なくジーンズの洗濯表示タグを見たら「不要になった場合は寄付して下さい」と書いてありました。へっ?誰に?どうやって?この一文だけでは何にもわかりません。

どうやら、リーバイスは「フォーエバー・ブルー・プロジェクト」と称して不要になった衣服を廃棄しない呼び掛けをしているようです。ショップで古着を回収したり、回収した古着を501円(リーバイス501に因み)で販売するイベントもやっているようです。これは、衣服を作るのに掛ける環境負荷を下げようとする試みとのこと。

衣服メーカーとしては思い切った取り組みですね。古着の流通を促進させて衣服の生産を縮小させるって、自分の売り上げを縮小させることにつながるのでは…。

リーバイスならではの思惑があっての取り組みなんでしょう。古着として流行させようと思うとリーバイスのようなブランドでなくては難しいですしね。

数ヵ月前に膝に穴が開いてしまったジーンズは捨ててしまったなあ。どこか「寄付」に回すべきだったのでしょうか。

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