科学技術館
あまりお金がかからないレジャーはないかと探していたところ、東京に「科学技術館」なる子ども向け博物館があるのを見つけました。子どもを連れて都心に出るのは面倒ですが、若葉台で電車に乗ってしまえば着く場所なので行ってみることにしました。
九段下駅で下車。清水門から科学技術館に向かいます。この清水門がくせもの。大きな石の階段が続き、2歳の娘は手を引いても無理な段もあります。階段を登るのが大変でした。田安門経由がおすすめです。
科学技術館に到着すると、入口が人でごった返しています。そんなに混雑する施設じゃないと思ったのになぁ…と見ると「青少年のための科学の祭典」というイベントが開催されていて、その入場者でごった返しているのでした。
まずはこの「祭典」と見たのですが、どうやら小学生の夏休み自由研究のネタ集め的なもの。簡単にできる実験などがたくさん紹介されていました。そのなかで目立っていた、風力自転車に息子が興味を持ち、息子と娘が後ろにプロペラを付けた自転車に乗りました。これだけで息子は大満足。一日中乗っていたい様子でしたが、科学技術館はこれだけではありませんので1回だけにします。
入場料(当日は祭典の関係で割引料金でした)を払い、2階に登ります。2階は自転車関係の展示物があります。ギアの仕組みと、交通安全あたりがテーマ。自転車シミュレータなどは子どもに人気でした。
ここで、東京都水道局が「ペットボトルのトルネード」なる遊びを紹介していました。詳しくは東北電力のサイトをご覧いただくとして、なかなか手軽で楽しい遊びに夢中になれました。機会があれば家でも作ってみよう。
すでにここだけで疲れてきて帰りたいのですが、息子にはこの建物が5階まであることがバレているので帰れません。上へ、上へ。3階ではオーロラの原理の展示。見た目に興味をひくものが多いのですが、息子には理解が難しい…
3階の別の部屋では、電磁力関係の実験器具が並びます。電線をぐるぐる巻きにすると磁場が発生することを見せる装置なのですが…息子には何の事だかさっぱりわかりません。これって、小学生でもわかる子どもは少ないのでは?
なんとなくごまかして4階はスルーして、5階へ。ここには大きなからくり装置がありました。人力でからくりを動かし、大きな鉄球を次の装置に送ります。どうやらかなり重い鉄球らしく、梃子の原理やら歯車やらを駆使したからくり装置です。ここで力学の基礎を体験するのがここの目的なんでしょうけど、息子にはさっぱりですね。
そんなわけで、施設の目的「科学の体験」にはならなかったのですが、それでも一日ではぜんぜん回りきれないくらい遊ぶことができました。回りきれていないことは息子も気づいているらしく「明日も行きたい」と言い出す始末です。疲れるので、次回はもうちょっとあとにしますけどね。
帰りは九段下でちょうど快速橋本行きが来たので、ぐっすり眠りながら帰りました。
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