運動会予行演習
10月上旬に息子が通う幼稚園の運動会があります。先日はその「予行演習」でした。
園児と先生たち、そして道具搬出入のお手伝いを予定しているお母さんたちが園庭に集まります。そのなか、私は「アルバム係」の練習のために予行演習に参加することに。園児の動きを事前に把握しておき、運動会当日にいいポジションで卒園アルバム用の写真を撮影できるようにするのが目的です。
アルバムでは全体の写真を掲載するのではなく1〜数人の園児の顔がはっきり写っている小さな写真をたくさん掲載する方針なので、クラスの園児を手当たり次第アップで撮影。70-300mmの望遠レンズを使ったのですが、ほとんど200〜300mmでの撮影です。
演技種目は比較的困難はなく撮影できることがわかったのですが、難しいのは競争種目。第3コーナーの障害物からの立ち上がりと、その先のストレートにあるゴールを正面から狙ってみました。望遠で被写体(園児)を追いながら焦点を合わせるのですが、どんどん近付く被写体にオートフォーカスは間に合わずシャッターが下りません。マニュアルフォーカスに切り替えて焦点合わせするものの、ファインダーを覗きながらではどのタイミングでゴールなのかの判断ができずに焦点もタイミングも外してしまいます。スポーツカメラマンは800mmとか1200mmとかのレンズで「その瞬間」をキチンと撮るんだから、スゴいよなあ…
運動会メインの組体操。これにも望遠レンズで臨みました。しかし、10人組なんていう組体操は望遠レンズでは狭角すぎて全然撮影できず。この種目だけは標準レンズで撮影すべきでした。
撮影しながら、息子をチラチラと見てみます。家では何をやっても常にグズグズしている息子ですが、幼稚園では他の園児と一緒にキチンとやっているなという感想。他の子に比べるとキチンと度は不足していますが、それでも半年後には小学生になるほど成長してるんだなと実感しました。2年前の年少組の運動会ではその場にいることで精一杯だったのですから、大した成長っぷりです。小学校入学の頃には3月生まれというハンデが克服できる程度になっていればいいな。いや、その前に運動会本番をキチンとこなしてもらいたいですね。