『舟を編む』
三浦しをんの小説です。Twitterで書名が目についたので、手に取りました。
辞書を編集するという仕事を舞台に物語が進みます。十数年という長い時間がかかる、しかもとっても地味なプロジェクトです。スパイスの効いた個性を持った編集部員が、POPだけど深い物語を仕上げています。
一語一語へのこだわり、紙へのこだわり。単なる道具、普段は机の邪魔者でしかない辞書ですが、これだけの品質への追求があるんだなあ…
後半の品質への追求のところは、最近読んだスティーブ・ジョブズの伝記と重なる部分が多く感じました。どんな仕事でも、トコトンつきとめなければいけないのです。エクセレントを求めなければならないのです。
三浦しをんらしい軽くて粗削りの文体ですが、それでもじわじわとのしかかってくるストーリーでした。
舟を編む / 三浦しをん / 光文社 / ISBN9784334927769
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