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2012年2月の17件の記事

2012.02.27

給食費引落しの口座開設のハードルが高い

4月に息子が小学校に入学します。

小学校は学費は無料なのですが、給食費、PTA会費、教材費といったお金が必要です。そのお金をいちいち教室で生徒から集めるわけにもいかないので、銀行口座引落を使います。小学校での事務工数削減のためか、金融機関側から請求される手数料を節約するためか、引落口座の金融機関、支店が小学校から指定されています。なお、引落しごとに100円の手数料が加算されることになっています。(どういう選定基準で指定金融機関が決まったかと、「100円」の妥当性は市に問い合わせ中です)

とりあえず口座開設が必須となったため、金融機関の窓口に出向きました。渡されたのが、取引開始申込書、口座開設申請、口座振替申請、個人情報利用同意書です。取引開始申込と口座開設申請はどう違うのか聞いてみましたが、窓口係員からわかりやすい説明はありませんでした。たぶん、取引=顧客個人に対して複数目的の「口座」を持つ概念があるんじゃないかな。

問題なのは、個人情報利用同意書。私は預金口座にわずかながらお金を置いておき、給食費の引落しに使うことだけを目的に口座開設をします。それなのに、融資業務に用いること、そのための与信業務に用いることに同意しなければいけない個人情報利用同意書になっていました。しかも、ダイレクトメール不要を選択することすらできないし。

いくらなんでもこれでは同意できない。預金口座開設に必要な部分だけの同意にしてほしいとお願いしましたが、なかなか受け入れてもらえず。再度お願いしたら、支店長代理が「本部と相談します」と言って席を外し20分以上帰ってこなくなってしまったので、この日の口座開設は諦めて帰ってきました。

さて、僕は無事に給食費を払うことができるのでしょうか。

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2012.02.26

RSE

先日、町田→新宿を移動する用事があり町田駅上りホームへ。するとホームにRSEが入線してきたので慌てて特急券を買いました。

指定された座席は7号車中ほどの通路側。なんだ、窓側じゃないのか…と思って着席したのですが、実は通路側がなかなかよかった。

RSEの7号車は先頭車両で、運転席が一段下がっているので客席からの前面の景色がよく見えるようになっています。前の景色を見るのには、通路側座席の方がいいんですね。

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RSEは3月16日に退役する車両です。乗り納め的な乗車をしている乗客も多いようで、車内アナウンスで「車内での写真撮影、ビデオ撮影は周りのお客様のご迷惑にならないようお気をつけください」という異例の注意。こんなアナウンスでも、退役が近いんだなと感じたりします。

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THE LAST RUNNING - 小田急電鉄

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2012.02.25

ことり公園からの道が供用開始に

はるひ野町内会の掲示板に、はるひ野5丁目内の二次造成区画における道路を3月上旬に供用開始するとありました。

京王ゴルフ練習場前からトンネルに向かう道路の左側に、ことり公園というポケットパークがあります。この線路側に、ハルシアの丘につながる階段があるのですが、現在は工事のために閉鎖されています。この階段のことですね。この階段を登ると京王線沿いに道路があり、その先の再び階段を登るとトンネルにつながる道路(黒川2号線)に出ることができます。途中が歩道なし道路のようですが、おそらく交通量は少なくのんびりと歩くことができるでしょう。

自宅から多摩東公園方面に歩くとき、今まではハルシア販売センターを回っていたのですが、これで若干近道になりそうです。

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2012.02.19

こどもの国でスケート

横浜市青葉区にある、こどもの国。ここでは冬季にスケート場が設けられます。(この場所は、夏季はプールです。)

昨年も一度行ったのですが、今年も行きたいなと思っていたところ新聞販売店から入場券をもらったので、行ってきました。実はスケート場の営業は月中までなので、かなりあわてて日程ぐりをしました。

お昼頃にこどもの国に到着。牛乳ラーメンで昼食を済ませたあと、スケート場に向かいます。スケート場に向かうのは私と息子(年長組)、そして友人の父子(息子と同級生)の4人の予定だったのですが、そのお父さんの体調がよくなくて車中で休んでもらうこととなり、3人で行くことになりました。3歳娘はまだ足に合うスケート靴がないため、妻と娘は滑り台やポニーなどで遊ぶことにします。

こどもらの靴を履かせ、自分もスケート靴を履きます。スケート靴って、けっこう面倒くさい。で、自転車用ヘルメットを被らせてリンクに。友達は難なくリンクに立つことができましたが、息子はおっかなびっくり。でも、数分で壁を持たずに立つことができるようになりました。しかし、推進力の付け方がわからない、進んでしまうとバランスをどうやって取ればいいかわからないという感じで、ずっと苦労しているようです。

ようやく感覚がわかり始めた30分経過後、全員がリンクから出るように指示がありました。リンク整備の車がやってきて、表面に浮いている氷を取っていき、リンクを磨きます。どっちかというと、息子は滑るよりも特殊車両を見ているほうが楽しそう…集めた氷片は豪快にプールに投げ捨てて、整備終了です。

そのあと滑走開始。友達はみるみる上達していきます。遅れを取っている息子は疲れてきたのか「もう終わりにしようよぉ」と。じゃ、もう30分だけ滑ったら帰ろうね、ということでトータル1時間半ほどで切り上げました。短いですが、5〜6歳児にはたっぷりでしょう。

そのあと、こどもの国の正面ゲートに向かうのですが、途中の遊具につかまってしまったりで、1時間かけて食堂前に到着。寒空の下でソフトクリームを食べて、こどもの国をあとにしました。

年1度のスケート経験じゃ、きっと来年来ても今日と同じようなレベルのことを繰り返すのかなぁ、それとも徐々にうまくなっていくのかなぁ…

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2012.02.18

au Wi-Fi HOME SPOTがやってきた

auが、自宅用Wi-Fi親機を貸し出すサービスを始めました。au Wi-Fi HOME SPOTというサービスです。

KDDIサイト
月額525円のサービスですが、スマートフォン向けの通信料金体系である「ISフラット」契約者は△420円、さらに今ならキャンペーンで△105円なので実質無料でWi-Fi親機を借りることができます。無料なら、と私も借りることに。

受付開始の2月14日午前はなぜかサーバの不調で申込できず。店頭でも受付不可でした。結局、仕事帰りの電車の中でiPhoneから申し込むことに。

でも、18日に宅急便で到着。受付さえしちゃえばスムーズだったようです。

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さっそく、ダンボールを開けてみます。中から出てきたのは、箱。

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気を取り直して中の本体、電源アダプター、LANケーブルを取り出して、自宅のLANコンセントと電源コンセントに接続。しばらくは怪しく光ります。

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たぶん、光っている間は自動設定作業中なんだろうと様子見。数分でおとなしくなりました。底面にESS IDとパスフレーズが書いてあるので、iPhoneに入力。あっさりとつながりました。ついでにiPadにも設定。

自宅にはすでにWi-Fi親機を設置しているので、本当は自宅には不要の機械です。でも、LANはあるけどWi-Fiがない場所に行ったときに便利かなと思い持っておくことにします。妻の実家でもiPadが使える!

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2012.02.15

黒川谷ツ公園の保全作業

今日は黒川谷ツ公園の開放日で、はるひ野里山学校による保全作業がある日でした。
ちょうど午前中は時間を作ることができたので、作業の手伝いに行ってきました。
今日の作業は、湿地(水田跡地)のヨシ刈りと、湿地そばの法面のササ、クズなどの除去。ぬかるみに足を突っ込むたいへんな作業でしたが、これでずいぶんスッキリとしました。

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作業中に、モズのハヤニエを発見しました。通常、ハヤニエはバッタなどの昆虫なのですが、今日見つけたのはなんとカエル。かなり干からびていたので、たぶんここで干されて冬を越したんだと思われます。
(気持ち悪い写真が苦手な方はご遠慮を)

続きを読む "黒川谷ツ公園の保全作業"

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2012.02.14

下ハンのポジション

先日の多摩川オフの日は、北風が強い日でした。多摩川サイクリングロードを二子から府中まで、延々と向かい風の中を走ることに。

向かい風を少しでも楽に走ろうと、下ハン(ドロップハンドルの奥の方)を握って身を屈めて体勢を低くして風の抵抗を抑えての巡航を延々と続けました。

翌朝、起きてみるととても肩が痛い。恐らく、前日に下ハンポジションでずっと自転車に乗っていたからだと思います。すなわち、下ハンのポジションが体に合っていない、下ハンポジションが出ていないということです。

ポジション決めのとき、基本的にブラケット持ちをベースに決めています。下ハンはポジション決めの際にまったく考慮していません。下ハンは下り坂で細かくブレーキ操作をしたいときと、巡航中に気分を変えたいときくらいにしか握りませんから、それであんまり困ることはなかったのです。でも日曜日の多摩川オフのときのようにずっと下ハンを握っているとなると別ですね。下ハンのポジションも考えなきゃなぁと思ってしまいます。

でも、下ハンのポジション出しって、どうやってすればいいのだろう?既にいろんな制約条件でサドル、ステム、スペーサーが決まっているわけで、もうポジションだしの余地はどこにもないよ~

で、あさひのサイトの説明を見ていて思ったのですが、ドロップの基本は下ハンなのでしょうか?なら、ブラケット持ちを基本にしている自分がかなり我流ということになります。でも、僕の周りの人は巡航中は基本的にブラケット持ちだよなぁ…。本気で乗っている人は、下ハンを基準にポジション出しをして、ブラケット持ちは小休止のときにだけ持つのでしょうか。


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2012.02.13

多摩川オフが来月で終了

FCYCLEという自転車乗りのグループがあります。

パソコン通信「NIFTY SERVE」のフォーラム(興味を持ったテーマごとに開設されていた掲示板のようなものです)に「FCYCLET(エフサイクル・ツーリング)」「FCYCLER(エフサイクル・レーシング)」というのがあり、そこに集っていた仲間です。パソコン通信規格が終了してWEBフォーラムへ移行、その後NIFTYがフォーラムそのものを廃止してしまったので、folomyというサービスに移動して繋がっています。

私が自転車を始めたきっかけがこのFCYCLEで、今も自転車で一緒に行動する仲間はFCYCLEの繋がりの人がほとんどです。

このFCYCLEの定例行事として「多摩川オフ」というのがあります。毎月第2日曜日に開催される集まりです。二子橋に集合し、多摩川サイクリングロードをみんなで走って府中郷土の森の土手で昼食を食べて語り合うという会です。FCYCLEのメイン会合と位置付けられている集まりでした。

この「多摩川オフ」が、来月(2012年3月)をもって終了するというアナウンスがされました。

実はFCYCLEの活動も低下してきているのも事実です。NIFTY SERVEのフォーラムというのは元祖SNSと言ってもいいサービスでした。しかし現在はTwitter、Facebook、mixiなどのSNSが流行し、そちらのほうが便利になっているのが現実です。FCYCLEが移行先に選定したfolomyはNIFTY SERVE程度の利便性は持っているものの、最新のUIで武装したSNSには到底敵いません。私自身もfolomyは不便だと感じていて、めったにfolomyにアクセスすることはなくなりました。古式ゆかしきインタフェースのfolomyはFCYCLE既存参加者の僕でさえハードルが高いと感じています。そんななか、先日の多摩川オフではコミュニティそのものの消滅を危惧して連絡先を収集してまわっているメンバーもいました。

僕はFCYCLEの中では最若年層です。自分たちより若い世代が入ってきていません。そもそもパソコン通信という古い土台で成り立っているコミュニティだということもありますが、folomyのインタフェースの敷居の高さがまず一因だと思います。あと、現在のFCYCLEのメンバーは「自転車ブーム」の前から自転車に乗っている自負があったりして、そいういう意識が新たに参加しようとしている人にとって心理的な壁を作ってしまうような気がします。それでも、メンバーの本音は、新規メンバー大歓迎なわけで(たぶん)。そのへんのギャップって何なんだろうなぁと思うのですが、これは全てのメンバーが同じように抱えている課題なんだと思います。

先日の多摩川オフの際に、自転車のメンテナンスを全くできない人がオフに参加して困惑しているというような発言がありました。自転車コミュニティの「オフ会」はすなわち走行会ですので、呼び掛け人はそれなりの責任を感じることになります。そのなかで基本的なメンテナンスを怠っている自転車が参加すると、とうぜん呼び掛け人は困惑することになるのです。しかし、自転車のメンテナンスなんて最初からわかっているものではなく、知っている人から教わりながら覚えていくものです。私もFCYCLEに参加したての頃はまったく自転車のメンテナンス方法を知らず、必要なメンテナンスなどはFCYCLEのオフ会などで習得していたものです。(もっとも私が習得したのは応急メンテナンスだけで、ちゃんとしたメンテナンスはショップ任せなんですけど…。) じゃあ、どれくらいの習得レベルの人をコミュニティに呼びたいのか、というのは人それぞれ思うところあって難しいものだと思います。

で、結局は近しい仲間で集まって走ることが安心感があって、そういうオフ会ばかりになってしまう傾向があります。私はこのコミュニティに2001年頃から参加し、同時期くらいに参加した仲間と北多摩地方のシングルトラックをMTBで走る小グループが形成されました。このグループと現在でも仲良くしてもらっていて、私の少ないツーリング会はこの小グループの企画によるものがほとんどです。先日の多摩川オフの前オプションにしても、前日にこの小グループ内でTwitterで打合せし、決まってからメンバがfolomyに企画内容を掲載するという流れになってしまいました。この小グループ内では一時期自宅サーバで掲示板を運営していたメンバーがいて、そちらの掲示板で打合せをしたのちに「本家」(当時は@Niftyフォーラム)に掲載するような流れもありました。こういうことをしていると、ラフな構想のうちは小グループ内でコンセンサスを形成し、きっちり決まってからFCYCLEに発言するということになって、自分のなかで本家=FCYCLEの敷居を勝手に上げてしまった結果になったのも確かです。

自転車乗りのコミュニティとして一般的なのは、ショップチームです。でも、何度かショップの練習会に参加したことがあるのですが、ショップの練習会は本当に「練習」の意味合いが強く、自分が求めている自転車の乗り方とは違うのです。僕の自転車は「早く」「遠くに」走ることが目的でなく、走る楽しみそのものを求めているのです。そういうコミュニティはなかなかないのですが、FCYCLEはそういう目的にピッタリなコミュニティです。正直言って、ここまで肌が合う自転車乗り集団をFCYCLE以外で見つけるのは難しいだろうなと思っています。

で、FCYCLEをどういう方向に持っていきたいのか…
・FCYCLEは自転車生活の基盤であり、失いたくない
・できれば、新メンバーも迎え入れたい
・今のノリを維持したい
・でも全くのど素人をオフ会で引率する度胸はない

じゃ、それでお前にできる具体的施策は何なんだ?と聞かれると、答えが見つからずに無限ループに入ってしまいます。

この記事は、単なる個人的な感想です。メンバに働きかけたいこと、具体的提案などは、自分の考えが整理でき次第folomyに発言しようと思います。

こんな書き方をすると、FCYCLEがずいぶん堅い集団に見えてしまいますが、FCYCLEは出入り自由な非常にユルい自転車乗り集団です。気になった方はfolomyのアカウントを取得してfolomy-fcycleを覗いてみてください。

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2012.02.12

2月の多摩川オフ

今日は第2日曜日ということで、多摩川オフの日でした。多摩川オフを二子橋集合から参加したいという意見があり、その集合に間に合うような多摩丘陵隊を企画しました。

9時に矢野口交差点のローソンに集合、ジャイアンツV通りと生田南郵便局を登って二子橋に行きました。写真は生田南郵便局近くの展望スポットです。

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二子橋到着。RNC7と二子玉川遠景です。
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で、多摩川オフの集合光景はこんな感じ。

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10時半頃になり、自己紹介と走行注意事項の説明。そのとき、こんな車が河川敷の駐車場にやってきました。

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レッドブルの広報車です。柿生交差点の近くにいつも駐めてあるので、気になっていたんですよね。で、中から出てきたのはレッドブルガールでした。笑顔でレッドブルを1人1缶、配ってくれました。

レッドブルでドーピングして、サイクリングロードを上流に向かいます。向かい風が強く、下ハンを握って走ります。ランナーもたくさんいて、かなり気を使って走らなければいけません。でも、今日はなぜか美人ランナーが多い気がしました。

是政駅近くの食品スーパーで昼食を買い出し。今月はコンビニではなくスーパーで買い出しなので、昼食が充実します。いつもの土手に行って、昼食です。

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こんなゆるい感じの定例多摩川オフですが、来月で最終回となりました。この件の詳細は、別途。

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2012.02.11

多摩丘陵隊 多摩川オフ前オプション

2月12日9時、ローソン稲城鶴川街道店出発にします。

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2012.02.10

『共喰い』

芥川賞受賞とその後の会見騒動で話題になった作品が本屋の平積み棚で目に留まったので手に取りました。

社会の底辺の泥臭いバイオレンスを描きます。重苦しく静かに進むイヤな感じが書かれているのですが、何だかもうひとつ物足りない。表現に丁寧さがないのかな。都知事がこき下ろしてしまうのも、わからんではない…


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2012.02.09

『ノルウェイの森』

ふと読み返したくなって自宅の本棚を探したけど見つかりませんでした。もしかしたら伊丹の実家にいる頃に読んでブックオフに持って行ってしまったんだっけな…と思いつつ本屋で文庫本を買い直しました。

独特のことばが詰め込まれていて、さすが一流の小説家の表現力は違うなと圧倒されます。

1969年という時代を舞台にしています。私が生まれる3年前の時代ですが、ハルキ小説その他の本から得た情報で私にとって不思議な時代として認識している時代です。

時代にのめり込んで「運動」に参加する若者と、そういう時代の流れから距離をとって冷静を振舞う若者。ノルウェイの森の主人公ワタナベは後者なのでしょう。世の中を達観しているような言動を繰り返すワタナベ。それに惹かれる直子、ミドリ、レイコ、ゆきずりの女。ワタナベのモテ男っぷりをたっぷり書いているのですが、こういう姿勢のかっこよさというのがどこかにあるんでしょうね。離れたところで冷静に思いつめた(ふりをする)かっこよさへの憧れがこの頃のハルキ小説の醍醐味なんでしょう。

キズキ、直子、レイコといった精神を患った人が真っ直ぐに見え、世の中の一般人が歪んで見える世界観をうまく描いています。この世の中のはどこかおかしくって、そんな世の中を普通に生きている一般人がおかしいんだと言わんばかりです。じっさい、そうなのかもしれません。「死は生の対局にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」という世界観独特です。

若い頃に読んだ時には気づかなかったのですが、永沢の言葉が意外と重いですね。「ときどき俺は世間を見まわして本当にうんざりするんだ。どうしてこいつらは努力というものをしないんだろう、努力もせずに不平ばかり言うんだろうってね。」「自分に同情するのは下劣な人間のやることだ。」 永沢は「できる」男なのだが、それは努力できる能力の持ち主なのだ。周囲は「あの人は最初っから何でもできてうらやましい」と思う対象なんだろうけど、ストイックな努力の成果として「できる」男が存在しているんだということ。これは、40歳になろうとしてようやく理解できた言葉かもしれません。

久しぶりに読み返して、ずいぶんといっぱい詰め込んだ小説だなと感じました。読んでよかったという充実感があります。

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2012.02.06

息子の自転車に鍵を取り付ける

先日買った息子用の自転車(20インチのクロスバイク)ですが、小学生が普段使いとして自転車に乗るために必要な「鍵」が付いていませんでした。自転車メーカー純正でクロスバイク用にVブレーキの上から付けることができる馬蹄錠があったのですが、タイヤ(20x1.75インチ)が太すぎるため付けることができないとのことでした。

で、ビックカメラの自転車売場を物色。Vブレーキの上にマウントできる「MTB用」馬蹄錠を見つけました。

GORIN GR-920

で、取り付けました。

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Vブレーキ台座の上にねじ止めするだけだし、ロック状態でねじ頭を隠す構造でもないため、アーレンキーさえあれば鍵を外すことができます。リングロックなのでリアホイールからは外せませんが、フレームなどは簡単に持っていくことができますね…って、そもそも10kgしかない自転車なので、地面に固定されているなにかとロックしないことには本当の盗難防止にはならないんですけどね。ただ、その場で乗っていきたい窃盗犯対策にはなります。

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2012.02.04

立春

2月4日19時22分は、立春です。(2至2分が天体現象なので、そこから計算される立春なども時刻があるのです。)

5時半から6時頃に朝のサイクリングに出かけてているのですが、冬場は日の出前で道が暗いです。特に冬至を挟んだ立冬から立春は帰ってきても真っ暗。さらに冬至から立春は厳冬期で寒さもマックスです。朝のサイクリングには一番条件の悪い季節です。

でも、もう立春です。だんだん、朝が明るくなってくる季節です。暦の上では春ですが…なんていうのをよく耳にしますが、朝のサイクリングをしていると立春を境に春が近づいていることを体感するとができます。

本当のことを言うと、冬至から立春までの厳冬期は朝のサイクリングをサボり気味でした。体重計に乗ったら、驚愕する値を示してしまいました。いよいよ「春」ですので、キチンと乗っていきましょう。

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2012.02.03

「今までのローン返済計画と同じ形で!!」

不動産広告でこんな文句を見かけました

今までのローン返済計画と同じ形で美しい街並みが魅力の◯◯(大手住宅メーカー=広告主)の最先端の家に住める!!

詳しい内容は、こうです。

・現マンションを3200万円で売却できると仮定
・売却諸費用が100万円と仮定
・ローン残債が1000万円と仮定
・新築分譲戸建価格が7200万円
・買換キャンペーン▲100万円
こうすると、新たなローン取組価格は、7200-(3200-100-1000)-100=5000[万円]となります。これを変動金利0.975%で35年ローンにすると、毎月98,939円、ボーナス月253,441円となるというのが広告での計算です。

この「今までのローン返済計画と同じ形」というのが、いったい何を指しているのかわかりません。この仮定で用いられている「今までのローン返済計画」の前提が残債額1000万円です。これが仮にあと35年残っていると仮定した場合(ローンの取組が今月という、ありえない仮定ですが)、毎月の支払額は22,194円、ボーナス月57,704円です。当然、広告に提示されているローン月額よりかははるかに低い金額です。

では、毎月とボーナス月の支払額を同じにしてみたらどうなるか。そうするとローンの残り期間は7年です。広告のローン試算は35年ですから、その差28年。とても「同じ返済計画」には見えません。

まあ、こんな試算をしなくったって、4000万円も新たに借り入れるんだから、今までと同じ返済計画なんてありえないのは最初っからわかっているんですけど。

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2012.02.02

自転車がやって来た

息子の補助輪なし自転車のインセンティブで購入することになってしまった自転車が納車になりました。

購入したのが職場近くの新宿のデパートなので、持ち帰り方法を思案。自分の自転車なら電車で行って自走で帰るのですが、子供用自転車を自走するわけにはいきません。輪行するにもホイール固定がナット留めとあっては面倒くさい。

そんなわけで車で新宿まで行って自転車を引き取ることに。はるひ野の自宅から一般道を使って新宿まで1時間半。自転車で走るのと変わらないよ…と思いつつも用事が用事だけに仕方ありません。

ショップで自転車を受け取ります。取扱説明を受けたり、ついでに妻の自転車のタイヤなどを購入したり。息子の自転車、案外かっこいい。3万数千円も出したので、かっこよくなくては困りますけど。フレームもしっかりしたアルミ製だし、ブレーキはVブレーキ、ディレイラーはATLAS7速と「おもちゃではない」感の漂う自転車です。

水泳教室に行ったりしていたので息子が自転車に対面したのは日没後になってしまったのですが、「今から乗りたい!」となってしまい乗りに行くことに。急遽前照灯を装着して、マンション前まで自転車を押していきます。

サドルに跨っていざ出発。今までの幼児用自転車と違って足裏べったり地面に着くわけではないので、地面をキックしてスタート→ペダルを漕ぐという動作が難しい。大人のようにトップチューブに跨ってダンシングでスタートはさすがに5歳時には難しい。それでも平地ではスタートすることができるようになりましたが、登坂でのスタートは今後の課題になりました。

それでも、幼児用自転車とは違う安定性、それにスピードに感動しているようです。グリップシフトがシフトアップだけはできるようになり、どんどん加速〜

ペダルを1時の位置にして一漕ぎで安定速度に持っていく走り出しを早く覚えさせること、ブレーキを引いて停車の直前に足を付いてしまって足を地面に引き摺る癖の矯正が目下の課題です。シフトチェンジは、もっと自転車に慣れてからでいいと思うんですよね。

とにかく息子は新しい自転車を喜んでくれたようで、大きな出費した甲斐がありました。

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2012.02.01

iPhoneのクラサバ化

携帯電話をiPhoneに替えてから3ヶ月が経ちます。3.5インチの大きな画面を生かして通勤中のWEBチェックに大活躍です。

で、実際に巡回している場所は…
・ツイッター
・ニフティメール
・ミクシィ
・フェイスブック
・RSSリーダー
といったところです。どこもWEBのUIを提供していて、基本的にブラウザだけで巡回可能です。

ツイッターはアプリがiOS5に最初から同梱されていたし、ミクシィもフェイスブックも公式アプリが提供されているので、いつのまにかWEBではなくアプリでチェックするようになっていました。

ニフティのメールはずっとWEBで読んでいたのですが、だんだん動作の遅さが嫌になってきました。でも、標準メールアプリにニフティのアカウントを追加すると、肝心の携帯宛メールが読みにくくなるしなあ…と、結局ibisMailという無料のPOP対応メーラーをインストールしてニフティ専用に使うことにしました。

これでWEB巡回先はgoogle readerによるRSSだけになったのですか、これだけ残るとついなんとかしたくなって…とうとうgoogle readerと同期が取れるRSSリーダーアプリ「REEDER」を購入、導入してしまいました。

これで、日常の巡回先はSafari(iPhone標準のWEBブラウザ)を使うことなく全てアプリを使うようになりました。

こうなると、ユーザーインターフェースは全てサーバー側でなくクライアント(iPhone)側で持つことになります。ひと昔前にWEBアプリケーションが大流行したり、今でもhtml5なんてブラウザでリッチなUIを目指す向きもありますが、その流れと逆行しているなあと思いながらのこの構成になってしまいました。

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