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2012.07.05

『陽だまりの彼女』

書店で「女の子が彼氏に読んでほしいNo.1小説」なんて文句で売り出していた小説です。

本質なところで大きな不安を抱えながらも、彼女との甘い甘い生活を送る主人公。この根本の不安をどうするかが課題なんですが、主人公は気にしない」という方法でやり過ごすわけです。

物語に散らばった小さな伏線を気にすることなく物語を読み進めるのですが、まさかのラストが待ち構えていました。

↓ネタバレ


中学生の同級生と「偶然」仕事で出会い恋愛、結婚に発展したと主人公は思わされているのですが、それは彼女が必死に仕組んだ必然。さらに言うと、彼女の存在が強い意思に基づくものだということ。

輪廻転生において何度も主人公に関わる。そうやって13年という短い輪廻を力いっぱいに走り抜けて行く。短いからこそ充実させなければいけない切迫感が、彼女にはあるんですね。

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