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2012年10月の20件の記事

2012.10.30

『北朝鮮現代史』

金正日の死去と金正恩への権力移行など、北朝鮮は激動の時期を迎えています。そんななか、北朝鮮の状況を海外のマスコミに公開する動きなんかもあり、北朝鮮のことがちょっと気になっていました。

そんなか本屋の書棚で見かけた「北朝鮮現代史」。北朝鮮の今って具体的にどうなのという疑問に答えてくれるかなと期待して、手に取りました。

実際には、満州事変頃の満州抗日武装闘争から金正日死去までの、北朝鮮に関わる政治史の本でした。期待した分野ではなかったので残念に思いながらも読み進めました。

全体的にアジっぽい文体が気になるのですが、北朝鮮の権力基盤の経緯が時系列でまとめられていて、読みやすい本です。でも、学生運動家が喜ぶまとめ方なんではないでしょうかね。

この政治に伴って、北朝鮮の国民の生活がどうなってきたのかが僕の本当の興味関心のあるところ。そこについては、別の文献をあたるしかないようです。(そもそも情報が少ないですしね)


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2012.10.28

専業主婦が生命保険満期金を受取るときの問題(一部追記)

貯蓄性の高い生命保険に入っていると、定期的に「満期」を迎え、臨時的に現金を手にすることになります。何でもないように思えますが、意外とややこしいのが専業主婦の場合です。

サラリーマン世帯で収入のない専業主婦の場合は、いろんな側面で支援があります。

所得税 … 配偶者控除
厚生年金…3号被保険者
健康保険…被扶養者

生命保険の満期金が支払われた場合、上記のそれぞれの基準からオーバーして、対象から外れてしまうことがあります。

所得税の配偶者控除

年間の合計所得金額が38万円を超過すると、対象ではなくなります。
生命保険の満期金が唯一の収入である場合「合計所得金額」は下記のように計算されます。

合計所得金額 = (満期金受取金額 - 保険料支払総額 - 50万円)÷2
なお、上の式で計算した合計所得金額が38万円~76万円の場合は、配偶者特別控除という制度を利用することになります。

厚生年金の3号被保険者

厚生年金の第3号被保険者の条件は『年間収入130万円未満(60歳以上又は障害者の場合は、年間収入※180万円未満)かつ 同居の場合 収入が扶養者(被保険者)の収入の半分未満』(年金機構WEBサイトより)です。ここでいう「年間収入」についての解釈は、実はかなりあいまいです。

年金ダイヤルに2回電話をしましたが
1回目…年金機構においては生命保険の満期金をここでいう「年間収入」には含めないため、生命保険満期金の受取は厚生年金の第3号被保険者の認定には影響しません。他の要素がなければ、第3号被保険者のままです。
2回目…「収入」とは受け取った金額のことを指すので、生命保険の満期金受取金額が130万円以上の場合は第3号被保険者の条件から外れることとなります。
と、まったっく逆の回答となりました。第3号被保険者は厚生年金法という法律で定まっている制度なのに、運用方法が全く定まっていないということです。保険の満期金を専業主婦が受取るケースなんて多いだろうに、ひどい話です。

健康保険の被扶養者

こちらは問い合わせ先がよくわからず、関東信越厚生局に問い合わせました。
このWEBサイトでは「認定対象者が被保険者と同一世帯に属している場合 認定対象者の年間収入が130万円未満(認定対象者が60歳以上またはおおむね障害厚生年金を受けられる程度の障害者の場合は180万円未満)であって、かつ、被保険者の年間収入の2分の1未満である場合は被扶養者となります。」とあります。ここでも「年間収入」の解釈が問題となります。

電話での回答は、収入は満期金受取金額を指すとしたうえで、「収入とは、生計を立てるために投入しうる金額で、実態を見て判断することになる。定期預金の満期金や生命保険の満期金のような一時的な収入は生計を立てるために投入しうる金額とみなされることが少ないので、多くの(健康保険)組合は一時所得を除いて判断している」との玉虫色の回答でした。判断は厚生労働省ではなく各健康保険組合がするということでした。

ということで、公的機関への問い合わせでは、年金・健保の扶養の条件についてはまったくわかりませんでした。

厚生年金の制度、健康保険の制度とも国が定めている制度にも関わらず、認定者と運用によって適用される人の利益、不利益が変わってしまうひどい状況でした。これでは、生命保険満期金受取を税務申告しないことによる扶養維持を図る人もたくさんいるのではないでしょうか。(当然、不正行為です。) しかも、社会保険庁がなくなったことによって社会保険制度を取りまとめる主体が存在しなくなり、ますます混乱に拍車をかけているような気がします。

専業主婦にとっては将来的に不利にはなるのでしょうが、全国民の公平性のために、マイナンバー制度を 早急に導入するとともに、職業によって分かれてしまっている健康保険制度、年金制度も統一すべきなんじゃないのかなと感じました。



2012.10.29追記
本日、地域の年金事務所に問い合わせたところ、このケースの場合は年金第3号被保険者から外れることにならないとのことでした。会社の見解に関わらず、国民健康保険加入手続きを区役所等で行う際に、年金第1号の加入手続きをしない旨を窓口担当者に伝えてほしいとのことでした。

問い合わせる度に二転三転で、非常にめんどうな状態が続いています。

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2012.10.26

リーフィアの外観が見えてきた


はるひ野駅南口に建築中のリーフィアレジデンスはるひ野ですが、外観の一部が見えはじめました。南東側、黒川2号線に面する部分の外壁のカバーが外されていました。

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外壁は淡いベージュにブラウンのアクセントカラー。落ち着いた色合いで、特に目立つものではありません。

目立つのが、ベランダのアルミ柵です。金属を前面に押し出したデザインの建物がないなか、かなり特徴的な印象を与えます。

そういえば他のマンションのベランダのデザインってどんなんだっけ…リーデンス、オーセント、ライオンズはガラス状の透明板、レクセルがコンクリ立上げだったでしょうか。いずれもベランダ形状の印象は薄いですね。しかも、リーデンス、レクセルは幹線に面しているのが共用廊下側で、オーセントとライオンズは幹線道路に面していないので、ベランダのイメージを持つこともありません。

南西側、カワチに面する部分も同様のデザインになるでしょうから、ベランダのアルミ柵はかなりのインパクトになると思います。それでも、入居が始まる頃には景色に慣れてくるのでしょう。

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2012.10.25

パンステージエピソードでランチして多摩ニュータウン遊歩道をサイクリング

10月24日の水曜日はいい天気だったので、いくつかの用事を先延ばしして妻とサイクリングに行くことに。いちおう、目的地は妻の興味を引くために図師のパン屋さん「パンステージエピソード」に。

ナナヤトから国士舘に出て、恵泉裏のショパン坂、小野神社前を通る比較的オーソドックスなルートでエピソードまで。それほど距離はありませんが、丘陵地帯なのでアップダウンが多く、妻には堪えたようです。

エピソードでランチ。平日の昼間だというのに、なかなか賑わっていますね。サイクリングで来ているのは僕たちだけでした。屋外のテラスで、まったり。

帰路は、最初に登るだけ登っておいてあとはのんびり走れるコースがよいと思い、源流坂を登ってしまうことに。小山田の集落はなんだか昭和の感じ。小山田小学校も味があります。小山田を登りつめたところがいわゆる鶴見川源流。しかし現在は整備工事中で趣がありません。
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ここから源流坂を登って、尾根幹に。源流坂は妻が足を着いてしまいました。キツいもんね。

南多摩斎場交差点から、長池公園に入ります。木陰の涼しい遊歩道を歩きます。開けたところが、長池見附橋。


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ここからはせせらぎ通りという小川沿いの道を進みます。センター北に住んでいた頃、近所にこんな場所があったなぁ。

突当たりから別所公園を登ると、唐木田地区に突入です。唐木田駅を過ぎ、鶴巻西公園から鶴巻東公園へ。

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なんだかよく見たことのある景色だと思い、わざわざ写真に取ってみました。そう、WindowsXPのデフォルト設定のデスクトップ壁紙「草原.bmp」にそっくりです。

ここからは、昭和時代の多摩ニュータウンを抜けて進みます。いくつか近隣センターを通るのですが、どこも似たような景色。妻は「絶対迷子になる」と自信満々でした。

帰ってきて、iPadの壁紙を鶴巻東公園の景色にしてみました。
S20121025

かなり意味不明なデザインになりました。

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2012.10.23

アートフェスティバル

息子が通う小学校の「アートフェスティバル」に行ってきました。

アートフェスティバルって何?という話ですが、一般の小学校で言う「学芸会」ですね。はるひ野小学校の場合ははるひ野中学校のいわゆる「文化祭」と合同で行う関係で、どちらの名称も使わず「アートフェスティバル」という名称を用いているようです。

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一年生の舞台の時間に学校に到着し、小アリーナ(第2体育館)へ。すでに保護者席は満席で、壁際での立ち見になってしまいました。けっこう通しで見る人が多いのでしょうか。

一年生の舞台は「はるひのたんけんたい」。みんなで力を合わせて困難を乗り越える冒険もの…なんですが、あまりストーリーは頭に入ってきません。それでも、あの息子のいる学年にしてはなかなかレベルの高いものができたのではないのでしょうか。

そのあと、教室でのイベントまで時間があったので、そのまま小アリーナで中学校の吹奏楽部の演奏を聴きました。ディズニー系など中学生受けする楽曲もありましたが、アンコール前のトリ曲はBenny Goodmanの「Sing,Sing,Sing」。吹奏楽部がすっかりジャズのビッグバンドです。その他のPOPSの演奏もジャズ寄りだったので、このへんは顧問の先生の趣味なのかな。

教室に行って、一年生の「おみせやさん」を見ます。息子はボーリング場を開催。といっても、なんの統制もなく思いつきで運用していて、さすが小学生だなぁ...それでもよしとなるのが、1年生の学芸会です。

来年はどこまでレベルアップできるのか、楽しみにしておきましょう。

アートフェスティバル - はるひ野小学校

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2012.10.22

『ゆれる』

映画を、監督自身が小説化したという作品です。その映画を知らずに、小説だけを読みました。

何人かの主要人物の、その個人の視点で章ごとに物語を進めていきます。微妙にシーンをオーバーラップさせながら話を進めていくので、それぞれの人物の立ち位置がより鮮明に浮き出てきます。

東京に出て行って(一見)華やかな人生を送っている者と、田舎に縛り付けられて何の選択肢もなく人生を送っている者という構図が根底にあります。東京に出て行った者は、何となく後ろめたい思いをしている。田舎に残った者は微妙な劣等感、憧れ、嫉妬を持っている。

この嫉妬感をうまく表現できない登場人物をうまく描いています。(ややこしい表現をしてしまいましたね) 事故が起きた根底は劣等感だし、弟が兄を庇うのは東京での生活に逃げてしまった後ろめたさです。

そういう根底の中、叔父の登場が物語の中でさらに読む側のこの感情を複雑にしています。なかなか味があっていいなと思います。



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2012.10.21

ワイヤレスBlueLEDマウス

ワイヤレスBlueLEDマウスを買ってみました。1200円ほどの安いマウスです。

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たかだかマウス1個なのに、Amazonだとたいそうな箱で届きます。
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WindowsXPのノートパソコンに接続して使用。その感想です。

user権限でログインしているので、マウススピードの調整ができない。ボール型マウスとは解像度が大きく違うので、このマウススピードに慣れるのに一苦労しそうです。

なんとなく、マウス動き始めのタイムラグがあり、違和感を感じます。加速度・減速度感がボールマウスと違うのか、スタート・ストップの感触も慣れるまで時間がかかりそう。

ワイヤレスということで乾電池(このマウスの場合は単4が2本)が入っていて、マウス本体がちょっと重い。そのため、テーブルマットに若干吸着してしまうのも難点です。

こんなデメリットもありますが、
・コードの煩わしさがない
・机の上ならどこでもポインタを動かすことができる
という大きなメリットがあります。これで、生産性が上がるか?


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2012.10.20

黒川谷ツ公園をパノラマで

iPhoneのOSをiOS6にバージョンアップしたメリットがあまりないのですが、今まで唯一よかったと思っているのがパノラマ写真撮影機能です。先日のすみたガラス市の記事に掲載したスカイツリーの写真なんかもそうですね。

17日の水曜日が谷ツ公園の開放日だったので、フラッと寄ってみました。そこでも、ちょこっとパノラマ写真撮り。

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ちなみに、僕がアスファルト舗装上で撮影していますので、両端に映っているアスファルトはちょうど180度向かいの位置関係です。グネっと曲がった様子が面白い。

黒川谷ツ公園の開放感を味わっていただけましたでしょうか。

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2012.10.19

ねりけし

可塑性のある消しゴムです。
ノートに鉛筆で書くことしかしない息子にとっては実用性はほとんどない文房具です。でも友達がみんな持っていると主張し、僕も欲しいというので妻が根負けしてカワチで買って来ました。

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まあ、文房具というより粘土遊びとしての玩具なんでしょうね。

ほかにも、消しゴムに関しては、キャラクターものだったり色が付いていたり匂いが付いていたり、いろんなバリエーションのものがあって、それぞれ子どもたちに人気です。

でも、あるとき息子が僕のペンケースに入っている、いわゆる普通の消しゴムを使ったときに「お父さんの消しゴム、すごくよく消えるね!」と驚いていました。こういう標準品こそ便利だとわかるのは、まだまだ先なのかな。

▼普通の消しゴム

練り消しゴムは、いちおう用途によっては実用性があるんですね。
練り消しゴム-ウィキペディア

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2012.10.18

新百合ケ丘駅北口にコンビニか


新百合ケ丘駅北口はバリアフリー対応で工事をしています。そんななか、先日市税事務所に向かう時に気付いたこの工事。ここは駅員宿舎などの駅設備があったような気がするのですが、いま作っているのは店舗のような外観。なんだかコンビニっぽいです。

新百合ケ丘駅改札前には小田急OXのコンビニがあるのですが、日々の乗客数から言ってまだまだ需要があるんでしょうね。

新百合ケ丘駅北口にコンビニか

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2012.10.15

足立の花火2012

毎年見に行っている「足立の花火」。例年は7月下旬に開催されるのですが、昨年・今年と10月の開催でした。

この花火は、都心から近いにも関わらず、墨田ほど有名ではなく、しかも広い河川敷を使うということもあって見やすい場所でのんびり見ることができるのでうれしいです。妻の実家から徒歩圏だというのもうれしいところ。

今年からはスカイツリーのライトアップも始まったので、スカイツリーと花火を同時観賞なんていう贅沢も楽しめました。

iPhoneで撮影した動画で、20秒ほどのショートビデオを作成してみました。

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2012.10.14

すみだガラス市

この週末に足立区にある妻の実家に行ったのですが、そのついでに「すみだガラス市」に行ってきました。墨田区の地場産業のひとつであるガラスの露天市場です。

錦糸町の駅を降り、開場になっている大横川親水公園(河川跡地の緑地帯)・長崎橋跡に向かいます。錦糸町の北口にはダブルう○こ。これは、アサヒビール本社のオブジェと関係あるのでしょうか?
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会場に到着すると、かなりたくさんの人で賑わっています。公園、出店、人、スカイツリー。なかなか見応えのある景色です。

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目的は、松徳硝子の「うすはり」のコップ。軽量なのに割れにくい、なかなか素晴らしいガラスコップなのです。少々高いですが、普段使いに非常に便利。

目的に品を買い、妻が抽選の列に並んでいるあいだに会場の他のお店を回ってみます。気になったのが「東京理化学硝子器械工業協同組合」のショップ。試験管など、いわゆる「理科の実験」の道具が揃っています。でも、さすがに日常生活には使えないよなぁと思いながら見ていてふと目に留まったのがコニカルビーカー。これって、コーヒーサーバーに使えるんじゃ?ということで、600円で購入です。

(▼参考…コニカルビーカー)

ひと通り用事を終えたので、帰路は業平橋から電車に乗ることに。大横川親水公園をひたすら北上します。こんな感じの気持ちのいい散歩道。
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ハトだって水辺でのんびりしています。
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途中で滑り台があったので、滑ってみました。途中から手すりがなくなるという、なかなかスリリングな滑り台です。

業平橋駅(とうきょうスカイツリー駅)に到着。スカイツリー・ソラマチのある駅です。あとの予定があるので素通りですが、写真を一枚撮ってみました。
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iPhone4SのiOS6のカメラで撮影です。パノラマ機能を使ってみると、うまくスカイツリーの全体を撮ることができました。

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2012.10.12

『督促OL修行日記』

おおよそ日の当たる仕事ではない「督促」について面白おかしく書いているエッセイです。

「私の電話を待ち望んでいるお客さまなんて、この世界には一人もいないのですから。」

そりゃそうです。誰も「早く督促の電話来ないかな〜」なんて思わないですもんね。借金取りを待ち望んでいる人なんてまずいません。

でも、督促という業務がなければ世の中が回らないのも事実。借りた金は返す、買った商品代金は払う。これができること前提で信用販売は成り立っているのですから。

督促業務を行っている人たちが心の病で倒れていく様子は見るに耐えませんが、そんな中で督促電話の技術を磨いていく著者の、人の技術の盗み方はすごいなと思います。私はこの本から人の技術を盗み取ろう。

社会の裏方の仕事を、身の丈で語ってくれた本書は本当に貴重です。かなり、ためになる本でした。

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2012.10.11

『ワーカーズダイジェスト』

アラサーのサラリーマン・OLの、何かよくわからないけどなとなくイヤな思いを重ねて描いています。

これと言って大きな事件は起きないんだけど、そのまま流すことはできないという社会人の現実を小説の中に落とし込んでいます。こういう小説、なかなかいいなと思いました。

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科学技術館

小学校の秋休みだった10月9日、せっかくなのでどっかに出かけなきゃと思っていたのですが、富士山、運動会となかなかの忙しさだったのでゆるめのお出かけを選択。一度行ったことのある北の丸公園の科学技術館に出掛けました。娘は運動会の疲れもあると思い留守番、息子と私の二人で出掛けました。

表参道から半蔵門線に乗って竹橋まで行くつもりだったのですが、新百合ケ丘駅で次の列車が「あさぎり」。急遽特急券を買い、MSEに乗って新宿まで。なかなかうれしい誤算です。息子はPASMOケースに特急券をわざわざ見えるように入れて満足なご様子。

新宿から都営新宿線に乗り換えて九段下まで。千鳥ヶ淵、武道館を通って科学技術館に向かいます。田安門で「昔のお城だよ」なんて話で盛り上がりながら歩きます。

科学技術館に着いて、2階から順に回ります。2階は自転車、自動車のコーナー。3階は電気と磁力のコーナー。この辺りはあまり興味を持ってもらえなかった様子。小学校1年生にフレミングの法則っていってもなぁ。

昼食後、こんどは4階に。ここの「建設館」にハマってしまいました。荒川の治水模型があるのですが、格好の水遊びポイントになってしまいました。

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ここでは、液状化現象の実験も。ビーカーに湿った砂を入れ、机の上でコンコンと衝撃を何回か与えると砂から水が出てきます。砂の上にパチンコ玉(本当はベアリングボール)を置いて同じことをやると、パチンコ玉が砂の中に埋まってしまいます。液状化怖えぇとか大人は思うのですが、小1には砂から水が出てくる様子がおもしろいだけですね。

5階は視覚の変化で遊んだり、でっかいピタゴラスイッチみたいなカラクリで遊んだりできる場所。そうだ、前回来たときも結局ここで時間をたくさん食ったんだと、ここに来て思い出す。時間配分を間違えた。なかなか遊び終わらず、時間が過ぎます。途中、液体窒素を使った実験の見学もありました。1ヶ月ほど前にイボの治療で液体窒素を使ったので、おなじみの物質。これがこんなに面白いなんて!

疲れ果ててた状態で、退館。北の丸公園を歩いているときはテンション高くFacetimeで妻と話をしていましたが、都営新宿線に乗ったらぐったり。新宿三丁目で座れたと思ったら、そこから熟睡モード。調布で起こすのもかわいそうと、永山まで行って小田急で戻ってきました。

秋休みお疲れさま。後期もがんばれ、息子よ。

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2012.10.10

幼稚園の運動会

月曜日は娘の幼稚園の運動会でした。本当は日曜日の予定だったのですが天候不順で延期で月曜日の開催です。

娘は年少組なので初めての運動会なのですが、息子の未就園児枠から数えるともう5回めの運動会参加です。(初回参加は娘が0歳2ヶ月のときの参加なのか?) 園長先生の話もいつも同じ「生きる力」だし…

とは言うものの、今回から主役が息子から娘に代わりました。息子が年少だったときはこんなんだったよね…と言いながら娘の遊戯を眺めます。まあ、この時点で娘は4歳2ヶ月、息子の最初の運動会は3歳8ヶ月だったので、娘にはかなりのアドバンテージがあります。

しかし、娘はかなりのマイペース女子。集団行動になかなか着いていけない。動作が遅い&歩くのが遅いので、物理的に着いていけないのです。運動会の演技もずいぶんとヒドいものになるんだろうなと思っていたら、以外と許容範囲に収まっていてホッとしました。

息子は卒園児枠で綱引きに参加。3回戦勝負だったのですが、息子のチームは2連敗で負けてしまいました。残念。あとは、息子は他の卒園児とツルんで勝手に教室に上がり込んで遊んでいたようです。慣れた場所だし迷子になる心配もないので、その点は気が楽なのですが、どこかで迷惑を掛けていないよな...

午後には東京国体のゆるキャラ「ゆりーとくん」がやってきました。我々は神奈川県民なのですが、いろいろ仕方ない事情で東京国体の広報活動に巻き込まれています。

▼ ゆりーとダンス
http://youtu.be/jMjk42Za3Io

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2012.10.07

雲を食べに、富士山に

息子が1ヶ月くらい前から「雲の中に行ってみたい」「雲を食べてみたい」というずいぶんとメルヘンな願望を言うようになりました。せっかくなので、雲の中になるシチュエーションに連れていってあげて、雲の中を体験させてあげたいなと思っていました。

今日、幼稚園の運動会が中止になって、天候がすぐれない空き日程ができてしまいました。天候が悪い日に富士山五合目まで登れば、確実に「雲の中」を体験できると、家族みんなで富士山に行くことに。

東名高速で足柄峠を越えるときに既に雲の間近まで。午後は晴れるという予報だったのですが、低い雲がなかなか取れないようです。これは「雲の中」が期待できます。

御殿場ICで降りる予定が、出口3km手前から車が動かずに並んでいる状態なので、次の裾野で降りて、富士サファリパーク前からエバーグリーンラインを通って富士スカイラインを登ります。須山からサファリ前までがひどい渋滞で1時間以上かかり、これなら御殿場ICを待ったほうがよかったかなぁ…と反省。でも、エバーグリーンロード辺りから「雲の中」が始まりました。

サファリ渋滞の最中に息子が撮影した養蜂場

Simgp1216

スカイライン登山道は期待通りの雲の中で、視界が非常に悪いドライブでした。新五合目駐車場の気温は8度。ジャンパーを持ってきてよかった。

Simg_2586

娘はこの気温でご立腹してすぐに車に戻ってしまいましたが、息子と私はちょっとだけ散歩しました。火山灰の登山道を歩くのは難しいことを体験。「雲の中」も満喫です。

富士五合目に登るときに欠かせない「スナック菓子の袋」もちゃんとやりましたよ。

▼自宅 にて
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▼新五合目駐車場にて
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写真ではあまり違いがわかりにくいですが、息子はかなり不思議がっていました。

下って、御殿場まで。御殿場ICまでのバイパスがひどい渋滞でした。御殿場バイパスが246号交差点からICまで1時間半! どうなっているんだ!

その最中に見えていた箱根。雲海に浮かぶ景色になっています。

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バイパス沿いに牛小屋があるのを発見。
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帰路の東名高速が事故渋滞だったりで、ちょこっと富士山のつもりが帰宅したのは19時。丸一日イベントになってしまい、子どもらはヘトヘトになってしまいました。明日は幼稚園の運動会なのに…

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2012.10.04

『商店街はなぜ滅びるのか』


商店街の話というより、高度成長期に最盛期を迎え、バブル崩壊期に終焉を迎えた個人商店の栄枯盛衰について語った本です。

個人商店とその集積である商店街は、昭和時代の古い規制によって成り立っていたものだと筆者は説いています。実際に、バブル期前後からの規制緩和によって個人商店は崩壊していったのですから、個人商店の存在は規制の賜物だったんでしょうね。

本書では、雇用調整の観点からの個人商店維持のための規制強化の経緯を詳しく書いています。でも、本書のタイトル「なぜ滅びる」に至る規制緩和の流れについて議論不足だと感じます。

私自身、個人経営の酒販店の経営が規制緩和によってみるみる悪化していくのを肌に感じて育ってきたので、その根底にあったものは何だったのかとても知りたく思っています。(将来的に規制緩和するにしろ、その規制で実際に生きている人間がいる以上は「人間」を淘汰するわけにもいかないので、規制緩和の速度は制御すべきだというのが私の持論です。)

個人商店や商店街が政府のいろんな思惑で形成されていったということを本書で学びました。そういう時代の終盤に形成された多摩ニュータウンの近隣商店街の現状が見るに忍びない状態なのですが、転換期に残されたものをこんな形で残しておくなんて…とさらに憤りは大きくなりました。

あとがきにある筆者の境遇が、私の育った環境を思い起こさせるのが何とも…

ところで、社会学者たちの喧嘩を売るような断定口調はなんとかならないものでしょうか。


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2012.10.03

稲城なしのすけに会った


昨日は妻と狛江のコーヒー屋さんまでサイクリング。多摩サイは人は少なくて比較的走りやすいけど、虫が多かった…

帰路、多摩川原橋から鶴川街道を走っていると、そこかしこで梨の直売所が。シーズン真っ盛りですもんね。と、稲城市役所前に大きな梨型ユルキャラ!なんじゃこれ?と、ちょっと絡んでみることに。

名前は「稲城なしのすけ」稲城市のキャラクターらしいです。せっかく自転車に乗っていたので、自転車に跨ることができる?持ってもらうことは?と聞いたけど、運動神経がないので…ということでNGでした。RNCは稲城市役所の看板前に立てかけさせてもらい、記念写真を撮影。
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稲城なしのすけの中の人、お騒がせしましたm(__)m

稲城なしのすけ - 稲城市役所

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2012.10.01

汁守神社の秋祭り

9月30日は汁守神社の秋祭りでした。

夕方から台風が来るという予報でしたが、朝の時点ではいい天気で、晴れ間も覗きます。 この日の僕は残念ながら出勤でしたので、朝だけ神社に行って子ども会の手伝いをすることに。8時半頃から場所のセッティングをして、9時くらいからはお母さんがたもやってきて調理が始まります。
短時間でいろいろこなさなければいけないので、大変なようです。息子が小学生になったので、今年から妻がお店の手伝いに入りました。あとで妻に聞いたら、この調理開始の時点から、出店が終わる3時くらいまで休む間もなく働き通しだったとのこと。本当に疲れたよ(;_;) と。

私は10時には神社を離れなければいけなかったので、お神輿の隊列が神社を出発するのだけ見送りました。

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この隊列は午前が黒川上地区、午後は黒川下(鶴川街道)、黒川東地区、はるひ野地区を回るのですが、息子の友達たちはたいてい午前中で離脱、息子も結局はるひ野まで回ってきたところで自宅前で離脱してしまったとのこと。夕方の宮入りまで参加した子どもたちはどれくらいいたのでしょうか。午後はコースも長く、子供たちの体力も限界があるので、要検討かな。
結局は台風の影響もなく終わることができたようで、よかったです。
みなさま、お疲れ様でした。

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