ツールド草津2013
毎年恒例のツールド草津。昨年は悪天候でコース短縮になってしまったので、今年はちゃんと白根山まで行きたいところ。でも天気予報が前夜に雪→当日午前が雨という、かなり悪い予報で心配になってしまうものでした。冷たい雨の中を走る可能性もあるので、レインジャケットを準備。ハガキサイズのチャック付きビニールに入ったので、背中ポケットにも入り、当日の服装の自由度が増します。
調布、豊島でそれぞれ自転車を積み、3人+3台で東京を出発。三芳でもう1台と合流して水沢うどんへ。店構えの大きい大澤屋に入りました。たかだかうどん(失礼!)でこれだけたいそうな店構えってのが、毎度のことながら驚いてしまいます。
ここから、榛名湖を越えて八ッ場方面へ。行くことに。榛名湖手前の直線がとても気持ちのいい道でした。サイクリングしている人もいましたが、とてもうらやましい。
▼運転中で写真を撮っていないので、Googleストリートビュー
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八ッ場ダムの地域情報を発信している「やんば館」ですが、旧国道沿いでの展示はあと数日で終了。こんどは新県道沿いにできる道の駅での展示になるそうです。車の中の会話で、ダムに沈む家屋はどこまで解体するんだろう?という疑問があったので、やんば館受付の女性に質問してみました。住民の責任で更地にしなければいけないとのこと。更地であることが確認できたら補償金の最後の3割が支払われる制度になっているそうです。
草津入り。雪がパラパラと降り始めました。まだ雪が積もる雰囲気ではないので受付を済ませて宿へ。ここから温泉巡りです。
最初に、湯畑そばに新築された「御座之湯」へ。まだ新築のにおいがプンプンするお湯でした。無料とあって大混雑。あまりゆっくりすることができなかったな。
次いで、西の川原へ。やっぱり大きい露天風呂は気持ちがいい。このためにわざわざ草津まで来たと言っても過言ではありません。雪が降っているので湯船に腰掛けて涼むと肌に雪が当たって冷たい >_<
帰路の湯畑。雪が降って気温が下がってきているので、湯気も増えています。温泉街で観光客がみんな傘を指しているってのも、なんか風情がありますよね。
宿に戻る途中に地元の酒屋「玉屋」で自分へのお土産「貴娘」を購入。湯畑前にも姉妹店があるのですが、東の外れにあるこの店はゆっくり買い物ができます。
東から見た草津の街。もう、雪の温泉街になってしまいました。
同宿の人がいったん集まり、夕飯へ再度街へ繰り出します。湯畑近くの食堂からの景色。
宿に帰って、部屋で宴会。表は雪なので翌日のレースがだんだんどうでもよくなり、すっかり飲み過ぎてしまいました。
で、レース当日早朝の宿からの景色。
とてもレースをやる道路状況は望めません。それより、帰路が心配になるレベルです。案の定レースは中止。わざわざ草津に来た意味がなくなってしまいました。
とりあえず帰路のために、車に積もった雪を除雪します。新聞報道などでは草津の積雪17cmとのことでしたが、20cmくらいありそうな雰囲気ですね。東京で1月にあった大雪をはるかに超えています。
同宿の人で爬虫類マニアがいる関係で、午前中は草津熱帯園に行くことに。
▼ ニホンザル
▼ インドシナウォータードラゴン
▼ ミドリヒキガエル
▼ アメニシキヘビ
▼ シワコブサイチョウ
▼ ピグミーマーモセット
草津からの帰り道は、川原湯温泉に立ち寄ることに。川原湯温泉は八ッ場ダム建設工事の関係で新しい場所への移転が進んでいます。共同浴場の移転時期はまだわからないのですが、もしかすると来年には移転してしまっているかもしれない。最後の機会になる可能性もあるので、せっかくだから来ることにしました。
▼ 王湯の渡り廊下からの景色。この場所は八ッ場ダムに沈みます。
▼ 王湯の露天風呂。4〜5人でいっぱいになってしまうこじんまりとした湯船です。洗い場などはなく、簡素なもの。この風情が素晴らしい。(共同浴場が大賑わいの草津とはうってかわって…)
▼ 王湯の横の更地。よく見ると更地の一番下に浴場跡があるのがわかります。八ッ場ダム移転工事で撤去した温泉旅館だとわかります。
▼ 帰りの長野街道コンビニからの景色。晴れて来て上毛高原〜赤城の遠景が気持ちいい。天気の変化があと半日早ければ、気持ちのいい草津白根ツーリングだったのにな…
こんな感じで、何をしに行ったんだかという草津旅行でしたが、それでも楽しかったな。
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