「戦争と一人の女」
妻子が不在なので久々に会社帰りの映画。テアトル新宿でやってた「戦争と一人の女」を見て来ました。
キャッチコピーが「戦争が終わるまで、やりまくろうか」というかなりのエロ路線です。
敗戦色が強くなってきている終末感。それぞれ投げやりに生きている娼婦、負傷兵、小説家の周辺を描きます。
どうせ日本は敗戦して未来はないという思いの中、頽廃的な基調で映像が進みます。愛を確かめ合うようなセックスではなく、破滅を誘うためのセックスが延々とスクリーンのなかで繰り返されます。
不自然に思ったのが、玉音放送を聞いたあとに、なんだ世の中終わらなかったじゃないかという流れになったこと。先日、玉音放送の意味を調べる機会があり、玉音放送の時には敗戦してからこそが日本の苦しい時代が始まるんだという国民の認識だと知りました。そういう認識と齟齬があります。
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コメント
「野田と申します」 http://www.nhk.or.jp/noda/ の江口はるえさんの出演とは知ってましたが、そういう映画だったんですね。Trailerを見る限りではここでもルックスから期待される芝居ではないなー、彼女なんというか。
投稿: munetc | 2013.04.29 08:14
江口のりこさん、です、はるえ、って名前は記憶の他んとこから勝手に出てきちゃいましたw。訂正します。.
投稿: munetc | 2013.04.29 08:15